政教社文学集

志賀重昂
   日本風景論   「日本人」の上途を餞す
   「日本人」が懐抱する処の旨義を告白す
   日本前途の国是は「国粋保存旨義」に撰定せざるべからず

杉浦重剛
   鬼哭子   日本教育原論   学問論   
   日本教育の方向  愛国論   理学教育ノ方針
   美術論落穂集  日本学問ノ方針   支那学の必要
   士気の存する所  国を離れて民人ある乎
   東洋の平和とハ何ぞや   所謂文明の本色如何 
   日本国民の抱負  文明的鎖国   混合と化合
   須らく力を下層に用ふべし   富豪兼併の害
   洋癖者流を警戒す   善隣論   松陰四十年

陸 羯南
篇  
  近時政論考
     近時政論考序
     例言
     緒論
     第一期の政論
       第一 国権論及び富国論
       第二 民権議院論
     第二期の政論
       第一 民権論派
     第三期の政論
       第一 国会期成同盟
       第二 新自由主義
       第三 自由改進帝政の三派
       第四 自由論派
       第五 改進論派
       第六 帝政論派
       第七 経済論派及ひ法学論派
     第四期の政論
       第一 最新の政論
       第二 大同論派
       第三 自治論派
       第四 皇典論派
       第五 保守論派(保守中正論派)
       第六 国民的精神
   政事家の資格   辞礼論、文辞ト社交トノ関係
   器械的国家及ひ機関的国家   日本   国政の要義
   佐渡の暴民に感あり   貧民問題
   政社ありて政党なし
   新聞記者   誠心   偽国家主義   秋夜倦読誌
   人権問題   理と情   無音の声
   大業を成すには一大決心を要す   辞柄的憲政
   我帝国の対韓政策を妨著する国は是れ文明国に非す
   敵国に対する礼
   発行停止権
   国家的社会主義   政界の技術及批評
   真正の文明国   国是談   殺傷論   李鴻章死矣
   自由主義の必要   記臆と理解   兵強く国貧し
   所謂る社会主義   露西亜と戦ふの利害
   士道と儒道

福本日南
   菅沼貞風君卒す   両政事家の政略に感有り
   排俗論
   勿れ勿れ勿れ   我等の支那   櫻花軍を興せ
   板垣伯   革命の理   足尾銅山鉱毒事件
   膨脹的日本   陸海軍大臣と陸海軍参謀長
   何をか改正條約実施の準備といふや
   我政党は維新の義を解せざる歟
   十年の事業
   東大陸の為にフランク、マソン的秘密結社を興す可し
   強者の権利のみ権利なる歟   過渡的日本人
   続過渡的日本人   愚なる哉清廷   孤懐凄寥
   エミールゾラ
   全県坑夫のトレードユニオンを起す可し   時局縦論   文学的英雄

長澤別天
   ヤンキー   詩論一斑   日本人問題
   日本国の来世と西班牙語   遷移期に際せる注意
   送竹川默囀子   新古録(抄)   社会主義一斑
   風俗論

内藤湖南
   亜細亜大陸の探検   東北に於ける板垣伯
   名士になる法   博士になる法   人民の釈義
   達見家   政治家   文学   別天楼に与ふ
   言論の自由と国悪隠諱   社会主義を執れ
   東西美術家の確執   厭世主義   自殺
   庸人主義   創才と学殖   緇心録
   鎌倉二夜の記   花売   薩摩風
   厭世説、仏教徒に似す   倫理の学
   元旦顛語   薩長氏の地位   畑山呂泣逝く
   呂泣が一周年忌   支那人の一統思想
   『日本人』改刊第壱百号