昭和思想集 T
『方向転換』はいかなる諸過程をとるか
我々はいまそれのいかなる過程を過程しつゝあるか 福本和夫
櫛田氏に答ふ 小泉信三
宣言要旨 日本共産党
価値法則に関する小泉教授の『答弁』 櫛田民蔵
『京都学生事件』の意義を我々は今如何に把握するか 蘆屋好夫
或阿呆の一生 芥川龍之介
報告の要点 渡辺政之輔
日本共産党の組織と政策及革命の展望 日本共産党
日和見主義的戦略か『戦略的』日和見主義か 猪俣津南雄
文芸戦線は何処に門を開くか? 中野重治
新党準備会の結党とわれ/\の態度 日本共産党
マルクスより出でてマルクスを克服するもの 河合栄治郎
『自然弁証法』邦訳書への序言 加藤正
党の大衆化と労農同盟 鍋山貞親
革命的学生青年の任務について 竪山利忠
わが心を語る 広津和郎
共産党功罪論 赤松克麿
マルクスのロビンソン物語 大熊信行
河上肇論 土田杏村
算術の社会性 小倉金之助
一九三〇年度に於けるナップの方針書 ナップ中央協議会
日本資本主義現段階の矛盾と恐慌 野呂栄太郎
革命的青年学生の任務 清水秀夫
プロレタリア藝術運動の組織問題 蔵原惟人
ベルリンからの緊急討論 勝本清一郎
作家として 林房雄
日本プロレタリア科学同盟行動綱領 日本プロレタリア科学同盟
声明 京都帝国大学法学部教授一同
共同被告同士に告ぐる書 佐野学 鍋山貞親
転向没落問題・自由主義・戦争論 土田杏村
ナルプ解体の声明 日本プロレタリア作家同盟
混沌たる思想界 河合栄治郎
「悲劇の哲学」解説 正宗白鳥
日本プロレタリア文学運動の再認識 第二章 池田寿夫