国民座有銘 選定 日本文学報国会  認定 情報局

364号

10月
1日 

 

401.402号

六月

29日 首打落させてより、一働きはしかとするものと覚えたり  山本常朝
30日 天の下四方には今日より始めて罪といふ罪はあらじ 延喜式祝詞

七月

1日 一日作さゞれば一日食はず  ?海
2日 形を見るものは質を見ず 夏目漱石
3日 之を思ひ之を思うて得ざれば鬼神之を教ふ 管仲
4日 心頭を滅却すれば火自ら涼し 碧巌録
5日 人常に菜根を咬み得ば即ち百事倣すべし 汪信民
6日 貧賤の交は忘るべからず、糟糠の妻は堂より下さず 宋弘
7日 皇室を尊び夷狄を_は文武の最大なるものなり 藤田東湖
8日 松下陋村と雖も誓つて神国の幹と為さん 吉田松陰
9日 人の光を藉りて我光を増さんと欲する勿れ 森鴎外
10日 身をすてつるなれば世の中の事何かはおそろしからん 樋口一葉
11日 人己を誉むるとも己に何をか加へむ 佐久間象山
12日 鮎は瀬につく 鳥は木にとまる 人はなさけの下にすむ 山家鳥虫歓