独逸帝国の滅亡と社会主義

 

              島 津 日 新 斎


  昔より道ならすしておこる身の

      天のせめにし逢はさるはなし


吾人は啻に人間たるのみならず人間以上なり。何となれば吾人は日耳曼人なればな
り独逸人なればなりと、慢心の骨頂に達し、独逸民族を除きては皆劣等の民族なり
と、已惚れたる独逸人も、今日のさまは何事ぞ、実に不体裁の最後を遂げたるもの
と云はざるを得ぬ。
夫れ従来の戦争なるものは、軍隊と軍隊との戦闘なりしも、今回の欧洲戦争は、軍
隊が如何に軍事教育を完備しても、国民が国家に対する忠実なる観念及び其の覚悟
並びに物資の供給が充分ならざれば、戦争は遂に敗北に帰せざるを得ぬ事を証拠立てゝ居る、固より戦争の大局より難察すれば、独逸の敗因は英国が優勢の海軍を有
して制海権を握り、海面を封鎖して交通遮断を実行しかからである、之れは大体論
であるが、独逸が精兵を擁し、一気呵成に燐国に驀進し、殆んど巴里を突かんとし
て、仏軍の為に阻止せられ、世界列強の大兵を敵として、四ケ年余の交戦を継続し
たる、其の清新カの偉大なりし事、其組織編制の完備したる事は、買つて遣らなく
てはならぬが、其国民が皇帝に対する不忠実、国家に対する志操の不堅実なりしこ
とは、建国の年齢が若いから然るのであるが、其粘着力の薄弱なりしは、何んと
云ふても争はれぬ事実である。
世の論者は今回の欧洲戦争に対し、英国や米国がドロ縄的に戦争が始まつてから陸
軍を用意し続々大兵を戦場に送り、遂に独墺兵を敗滅に帰せしめたり、故に兵は精
なるを貴ばず、唯多数を得ば足れり、而して国民は皆有事に際し、軍旅に従ひ以
て其目的を達し得べしとし、一年徴兵論や果ては徴兵廃止論など、皮相の見に駆ら
れて思はざるの甚しき説を弄する人があるが、之れは大なる謬説と云はざるを得
ぬ。
一千八百八十五年仏国が普軍の為に撃破せられ、巴里城下の盟を為すの已むを得ざ
るに至りし後、当時ジエールフエリー説て曰く「屈従生活の下に在りては、動もす
れば一ヶの理想統治を夢み、絶対哲理の研究に依りて自から慰めんとす。往昔の戦
争及び軍隊に起りたる思想は之れを証明して余りあり。「ナポレオン」帝国の下にあ
りては、吾人は軍国主義を唱道せしにあらずや。民主々義の下に在りては、武備廃
止を望み真の軍隊精神を閑却し、一般的防備軍の建設を唱へたる傾向ありしにあら
ずや。斯の如き思想は、賛成者を得て吾人間に之を説き、之を鼓吹する者あり、然
れども恐らく今日の大事変に依りて覚醒せざるものあらざるべし。今吾は彼の危
険にして国家を誤る空想とせり。」と懺悔し、平生常備軍廃止論を唱へたる一味
の輩は「不孝は吾人を教育せり」と、悲鳴を揚げて敗戦の苦痛を訴へたのである。
     モの一■ ふりこく せつじ上くせん じ抄ん汀しん          ぐんじ   しうたう  ちう小  竹叫ら  ゐ
   其後悌図は彗塵取の準備心もあつたらうが、軍事には周到なる注意を胡つて居る○
  、−と ど いつ てき       こんにち いた モで くしん さんたん
  縦令以掲泡の敵にあらずとするも、今日に至る迄の苦心は惨憺苧¢ものがある0す耶
   じん.しぅ けんぜう りん昏々う たう て甘こく 9うく  ますくせいしやうきは
  ち人口は減少し、隣境の曹の敵国は隆々として益々盛昌を板む、鮎に酢郎部蹴の剋
                                         一二七

                      一二】八
  義を取阜、小拳銃教育よら融和靴の緋靴に割る朝の耗新郎酢を那ず粁鮎の判蹴を箭
      ■  と    †うがくかうけういく

       ぐんたいせいしん かんきやく   こと ど中土く き          しか   こんくわい だいせんさう おい
  じ、軍隊楕紳を閑却せざる事に努力し家允のである。而して今回の大戦寧に於て
  甘いぷ せん甘ん          といク モいえい あた りひ さい′− し上う申 おさ
  西部戦線にて鮎に靴餌割熱耶靴と誉ツ、貌逸の精銑に普カ、遂に最後の勝利を牧む
   こと え              も ふつこくぐん こ旺    れん
  る事を得允のであるC紀和の蹴那も触る朝ながら、著し彿囲軍が壊れたならば、聯
  がふぐん 誉                じプ りくせん こう
  各軍は牧烹ノが肝かず、歎舵の蹴郎も軒の附け鮮がないのである○賓に陸戦の功は
  ふりこくぐんたい あ           宅 こ1 いた    へい†き
  彿同筆除に在る朝は和戦の靴むると乙ろにして、其の滋に至らしめたるは、手管の
     じ抄んげ ふつこくじん こくか  たい   けんじつムたう   ぜいしん たl、の
  準備と悌国人が国家に対する堅資不境なる精細の賜である。
                           ぜんこくみん ぐんじん
  繋H祁の舶き野郎のポ酢に肘し蹴郎の卵a郎に断ては、金団民を軍人にし晋とす
       た くわ し           他▲ ぐんたい †いへい 々う†い  こと ひりえう     し− モの
   るも多寡が知れ尤ものである。故に軍隊は精兵を養成する事が必要である。而し其
  うへこくみん けんじり     す牡技官 他うほウこう せいしん かくこ きモ ヱ けんせつ
  上岡民の堅貸家る封那を新野し、即ち義勇奉公の精紳を確掃牢る基礎の上に建設す
      こと l?・し ひりえう     に 旺ん こ亡みんせい † かい九つこく   ちが   とくしゆ     も   を
  る事が最も必要である。日本の同氏性は世界列国とは建つ穎特種のものを持ちて居
         小   さら  たん どりエく くヒ        九つき々う古ひだ 亡   抄  こと お呼岩か
   るとは云へ、更に一段の努力む加へなければ、列強の開に伍して行く革は覚束なき











   じ †り伊ら
   時節柄である○
    √ つ    に 壮ん ’うく   せいし々う おlむ くにがら      おl
   何時針ながら日本は隆々として、盛昌に赴く図柄であるなど1思ふでノはなら恥。
       ∋   ど いつ  亨う甘ん  九人がムこく  ミナしこ     九んサムこく  きつ†んでうけ人 じり  こく九つ
   挽て猥逸が休戦を聯合固に申込むや、聯合図の休職條件は箕に酷烈在るもの托して
       りし  かつふ(でうけん         こ      ぐんたいがは し上うち       きう甘んき   い           じ
   寧ろ降服條件であつカ○之れでは軍隊側が承知すまい、休戦期に入るはせだく時
   じつ えう      拝ん ぐんじたウき上くし々 し上かん    しか  р はか  さウてんち上く
   日を要すペしとは、一般に軍事常局者の所戚であつた0然るに何ぞ固らん、急輯直
   か いさうぐわい と いり 技いあつ み  いた   モのさふ七く  ことね   おどろ
   下意想外に狗逸の敗滅を見るに至つた○其急速在る串維れでも驚か沿ものはなかク
  ねのであらう○射れ攣蝕く桝針の郎烈が蹴眺とは訂へ、野郎ポの鮎那針がの叡祁に
       あ    ど いつこくみん じんしん くわいたう せんく                    こ      しやくわい みんしめし抄
   過払、猥逸国民の人心の壊崩が先凝となつ尤ものである0之れには杜曾、民主主
       首    い ぶんし  ふくぎい   を               すl江 これとくこくみん  とう   けんじり
   義なる異分子が伏在して居つたからである0即ち是狗国民の統一が堅箕ならざるに
   き いん    ど いり      こくみんせい あんぐわい江くじやく    と い9 こくぐん いう
   起因するので、猥逸夜どはまだく国民性が案外薄窺であつた0瑞逸の固軍が有
       ち        けん亡    えうきいあるひ だうJ小1   い(た  かんたい えう         こくみんし さう ほうくわい
   利托して、塾拘なる要塞或は堂々煎る盤多の艦隊を擬しながら、同氏思想の崩壊に
  依て軍隊が共用を夜誉るに至カしは、新郎郎駁触か那鮮貯慰鮎在らぎらし罪で
       エウ    ぐんたい  モの上う           いた                                       つみ


                                          〓一九

                                              〓ニ○
   ど いつこくぐん つれぼか      こん澄んてき い   と いつ かんぷ こくか ちから た人 へ♪
   狗趨囲耳の罪許カではない。叔本的に云へば、猥逸の幹部が国家はカなら単に兵
     Xエく    ′J しん   こ      くhぢつし  ぐわいかう こくみんし さう  け’いく ぜんムr・・  けつかん
  カ夜カと誤信し、之れのみ過重親し外交も槻民思想の教育も前々よら駄陥があつた
                なかんヅここくみん しやくわいし他ざ .1     くわけ’は しゆ訂       モ         モーモ
   からである○就中国民が敢骨董義や若しくは過激派主義にかぷれ初あカのが、抑も
      洗うくわい きんいん  い        え
   崩壊の並因と云はぎるを得氾0
           こくみん こモ y ゆうほウこラ せいしん けんじり かんやラ ち払うくんもいこく せいしん
  野が肝祁に舵ては、国民が畢つて義男奉公の精銅を堅貿に滴養し、忠君変図の精銅
       か(こ    へい рキく†いこう 九つと  へいき  lすく†いこラ たつと  モのyじゆり し 上う せいれん ‡エ
  を確固にし兵は轟々精巧を貴び、兵器は益々精巧を貴び、其技術の使用に精錬む極
       点りし  †々うさふ ほうふ  いた       どVよく   もつ  ふ紆●ラ ゐ ち  すゝ       もくてさ
  め物質の供給は豊富に致すべきを穿カし、以て富強の位故に進むべきを目的とせね
              しか   こ‘か いうじ  さい   ばんゐ’ん     き     じち々う かう中エ ミ
   ばならね0而して国家有事に際して萌遭域なきを期するの自重の考慮を得ねねばな
  ら取0が仰が軒紆如耶絆紆hピで酢欝貯貯が鮮絆肘幣貯がが貯緋絆即岬軒粁
  で窮V軒が欝ヂぜa」軒質しがが○
  亡んくわい ど いり くわいはうち仲う かんたい ぐわかいほどモのだんtウ‡ みぐる        ど いりかい†ん
  今回の濁泡の壊崩中、艦隊の克解程其断未周の見苦しいものはある食い。狗温海軍
             † かい 句づ ちらモ モでくbJ、ちやう  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
  は弼朝蹴蹴配を郁配し、世界に雄を季ふ迄撰張し「狗逸の肺凍は海上にあら」と








      肘っと        せんさうちう              おき   せん        lで   たゞこうр「ちりきエ
   傲碕しながら、取季申は「ジェットランド」沖に一職をなしたる迄で、唯港内蟄居の
  かぎりもむ む払               い こくか き きふ とき
  偽物とし写経え紆針ひ射に総て靴別か那れるものあカとは云へ、国家危急の時に
     さい さい亡    せん こゝろ          かへり かくめい しゆどうしや    ど いり う  りぷ   だ一ぐ
   際し最後の一戦を試みぎるのみか、却て革命の主動者とな阜狗逸む打ち潰すの造兵
    п@注     さて           い
  と成ら果てカムとは、組も〈袈町即断の貯力研きと云はねばならのO
      tと と いつ だいかいぐん けんせつ   ‡    え小こく たいかう        ‡で   かいぐん せいり上くモうか
   殊に狗逸の大海軍を建設し、方さに英国に対抗せんとする迄に、海軍の勢カを増加
             ヽつと こうらう              かいぐんだいじん とと   い かん
   し煎るに最も功雰ある「チルヒツチ」海軍大臣の如きは如何。
  耗だ粁酢献割には及ばざヵしとは云へ、折角浄罪の勢カを充質しながら、其艦隊を
                   おェ         い    せりかくかいぐん せいyエく じうじワ        モのかんたい


     †んじ  さい   せんたウ し よう      ちた    かんてい の し  っ  れんがふこく ていき々う    き
   戦時に際して聯陶に使用する乙と慌はず、艦艇に輿斗を附け聯各国に提供するの奇
     くわん てい     いた      たゞぷつしつてき ぐんかん †いぎう        のうじ       こ    し よう
   軌を呈するに至らしは、唯物質的の軍艦を製造するのみを能事として、之れを使用
         しん†い ぐんじんюォお  ひろ   い     こくか  ため しんめい なけう  旺うかう †い つく ぐん叱い
   する具正の軍人箔押し蹟あて云へば、国家の為に身命を地ちて報効の瀬を慈丁軍隊
       っく こと で き                たрスい江う ぐんかん かんたい aうじう    た
   を作る事が出水なかつ花からである、唯大砲や軍艦や艦隊を操托するに足るべき、
      けんにんとl ●うせ√    す          か やヲ こと              し
   義人共を養成したに過ぎないから、笹療な事になつたのである。然かも「チルヒツ
                                            〓ニー

                                           一三こ
     だいじん 亡と                ♪  いた    む言忙ん 芸虻
  チ」大臣の如きは舶酢批に配し耶靴駁郡げ軒し孝と云ふに至つては、準貸住も甚だ
       毒 し    写ろ   え  しか くわうてい!じん こくか虻ろ  狽ゥ王  子〃
  しいが悦を知ら粒には驚かぎるを得恥○併し皇帝は慕座し国家亡びて山河存し、山
    か たい  付きにん    音   忘  孟へん しんサじや是い  ′−じん かい    lた
  河に対する貸任はないと思ひしや否や、此遽の心理惰態は、吾人の解する乙と俄は
       ■●ころ
   ざる廃である○
 猥与チルヒツチ」のみならず、陸軍の名準軍普、国難に殉し雷のはない郡であ
  サと         −くぐん めいし々ウぐんたち こく甘ん じ抄ん
 る0唯誓文官として、讐皇帝左諌し雷撃野欝の家に腎恍野野
         たどりと よんくわん     かつ くhうてい ち上くかん
       こくか 雲誓 とも こく煤@じ驚                    ミひ
  へず、国家の滅亡と共に困難に殉し写るもの、耶一がも鮎し普のみである。或は
    に.旺んじん ミ‡lウ           せい!フじん ひ 江ん     む申   し
  日本人の頭む以て、酢郎む覿にしたる西洋人を批判するのは、無理かも知れ仰が、
 彼等は常に最後竺人に彗迄、警とカ冬居完では在いか0針の郁祭る「†
  かれち つ払 ユ一い亡 にん  まで た1か ▼き を
  ツケンゼソ」の如きは禁制に遁げ出し、詳γ十繋剛を野蒜完のは射影
              とと  る−すた−− に  だ                を
   tころ                 沖               ふり£
  竿あつ宗、軒軒l野に繋Jる欝は行かの0邦針欝粥邪称の郎粁で、彿宰
     た  た小洋   々う    責         苦   貰エうち てりたい ふとウ
  の食めに逮捕された様である○又「ヒンデンポルグ」の如きは、占領地の撤退に不同







    い とな   九いせい い かん     ちた  な 払 い可 か丘   小
   食を唱へ渋か、大勢の如何ともする乙と能はず泣き寝入に経つたと云ふ乙とであるC
  那野僻村の僻撃取郎の肘掛に耗を軌して断つたが、払萎融か靴那肘に鮎那む
  僻ち、賢し凱融か戦祁煎るを飢封したる和が、r鮮は「カイぜごの那郎にあらヂ、野
      いりこ(みん ぐんじん      うら∫       けんすゐ じんかく た  旺社旺邑 】丁”    い       え
   泡国民の軍人なみ』と裏切つねのは元帥の人格の食め甚だ邁械なタと云はぎるを各
    dか   亡いと と いり た        し  他息 べれ中ん らうへいくわい
  氾0併しながら敗後の濁逸の食めには朝鮮であつたかも知れ氾0故に伯林の慧ハ曾
    とうけんサム えっ亡  せんけん         くは ばんすゐ ど いりみんモく けんすゐ
  は、同元帥を擬革するの茎Pをなし、ぎソ蹴多かて日くヨ刃帥は狗逸民族の元帥
          亡んにちはと亡 じん しんみり   くわんけい た             まウ l    し ミ       われ
   にして今日程吾人と親密なる関係に立ちし乙となし』と祭身上げて仕舞つカが、寄
      ら  ぐんじんせいしん   ろん      あl た    はミし             とうけんすゐ 甘ん亡  おい
   等の畢人楕紳よ卓論ずれば、除力麓めた話ではないのである0同元帥は戦後に於て
         きうめり      くわけきし モ1      い   官     こと         めん   どづじ々う た
   も、剃滅すペきは過激思想である室一戸ふて居るとの事であるが、一面には同僚に堪
         てん                    こ  までどいりくわうてい ぢうしん      ぐんこ( せきにん 言う
   へ取払もなきにしもあらずである。之れ迄猥逸皇帝の重臣として、軍団の費任を隻
      けん に払   i  かくしやう  (に●ぶ  ほうか  じゆん  ミでしっきよく叶一きにん つく         お●
   有に荷ふて居た各絡も、囲破れて邦家に殉する迄終局の普任を轟さ沿のである。恩
     と いつぐんじん せいしん ミこと ひんじやく
    へば狗逸軍人の精銅も拘に貿易なものであつカ。
                                           〓ニ三

                                           〓ニ出
   社かんタくか ’くめい h7】            と いりかいぐん さいと  さ     中りぜん        え
  就中彼の革争ど超した、「デず†」な狗逸海軍の最後は開くにも慄然煎らぎるむ符な
        上 モ とと        に 壮ん ぐんじんミた しやうらいぐんじん        ばんこ′・みん   こ く巾つれき
  いが、飴桝事ではない。日本の軍人又は終夜の軍人たるペき一般国民も、此の活度
    し  おの   しんち払う 上    じ 旺人じ せき し々うらいこく’ たい   じかく               すなは
  史を已れの心中に済み、自反自賓、絡衣国家に射する自費がなくては在ら粒0即ち
  に ほん こくみんせい ぐわいこくじん ちが と(とく W てん えいぞくてき はり●う  つ
 日本の図民性は外国人とは蓮ひ、時狗の美鮎牢水橋的に饗放するに付き、兜町郎軒
  しなければなら恥C
  に 托ん こ   こくか l′′・・・た じ    ちんかん   a    で き  じ せ
  日本も之れかち同家益々多事である0安掲として居る乙との出水在い時期である乙
    tを tで
  とは申す迄もない乙とである0
    こと と いつ  こくつんますJ\ひ      さい   ど いつ  かいぐん古くせん たいけい  ち◆‡  し抄せんかんたい 甘いれう
  殊に狗逸の国運轟々非なるに際し、狗逸が海軍策戦の大計を誤う、主戦艦隊の材料
 を潜水艇製造に使用し、昭和蹴軒覿の蹴ポ蹴耶に郡妄置きたるが褒め、盤分の戦
      せんすiていせいぎう  し よう                               お        允     h}ぷん  †ん


    かん  けつかん し●う            しか  甘んたう中土く ほ ぢ    あ   汀ず       ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
  艦に故陥む生じたであらう0併し取陶カは保持して居る筈である0是を以て艦隊に
  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
  出動を命じ、最後の一戦を企固するや濁逸の海軍々人は反抗をなし、造には暴動を
  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
  起し、革命の張本人となつ詑と云ふに至つては、露固の過激派の悪思想や政令民主







 封封肘掛ががぶ〃が紆射h訂ががが釘n吋e
 欺酢の「エクスでカ上野献じ誉祁く、欝川蒜が尉紳か欝軒欝酢絆野が
 で髭什紆欝ぷ欝c紆がヂいで紆軒欝がぷ絆断£胤ぷ尉がbぷ酔
 い尉が紳、那郎の靴尉欝朝粥鮎野郎に撃‰き、郵野郎袈利金ノベき断髪仰
   じょ −     むし         しか  なきと こじん旺んあ だ aん  いのちモし  こく
 序と云ふ乙とを無放するのである。而して何事も個人本位に打算し、命が倍くて固
 か たbしん払い lけ, 杜ウこう せい つく ばか   い
 家の魚身命と紬ち、奉公の戦を毒すは馬鹿らしいと云ふのであらう○肘れ野郎郎の
 批磯村融や凱欝封に枇て敢む鮎阜ある0狗聾基く此力讐溶解剤の頓普
                   ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
 肘〃粁かでがで
 四朝靴尉も肘融邦欝奈を絆き軒け、教師に叡靴を賢岬富野弊が夢竺晰む
 けりかう え   9く い1  1ん 九いへい うみ
 決行し得たならば、陰には未空青萬の大兵あ阜、海には新に如靴靴卵舶載だ針射
    せんかん ,しな だうさ・ かんたい いう         なん  くちくかんせんすあてい いう
 の戦艦を失はの堂々たる艦隊を有するのみならず、何官の脇逐艦潜水艇を有し、齢
    かいじ!フかいち,抄う ほぢ   ゐ        孟へいylくヽワ さいと  打つせん
 に海上海中の碓を保持して居るのである。此兵カを以て最後の決戦をなさば、耶耶
                                      〓ニ五

                                        三宝ハ
        べ       しか    し●≡
  として別欝欝那す可から誉も宗ある署ある0而し姦がに響は違の
  如き、みじめな鮎も欝野草あらう0宗獣ではあるが有馨る欝繋
                                                                             いう一’
            ▲こと


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    も出家発かも知れ取。
  鮎欝欝「ベルyクス」とかぎ朝野る舵芙琴表に訂へば監濫欝軒
                              しきし′● ヽク モ こく
  怨州批b融軒し富野、「批銚銚新郎野蒜那を嘩せしは、革者は竿其の中
  野警の雲む暫し欝宣誓と、新開に見え違宗、肝腎繋が軒
                 みと  しんぶん み  l
 剛に察し這影音響ある巾署ない0朝野賀針等し、訂に苧
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  く羽苧るであらうか0耶弼は銚是郎酔お山宗は酢釘朝‥完封を嘲へて響界に
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  管ノ雪慧軍人も、斯く誉苧ゝは慧べ是告云は誉基幹0許して
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    も思想の葬逮は恐しいものである○部に和釈酢乳化は如野郎酢舵も節舵すペきは
                   L l勺   へふ†ん  セモろ



        r−のt叩′∨し さつ
      此意思想である0
            しか  わ  に 壮んていこく       払んらいしっれん ●た     こく井んヾい  いう   セ    ム    ケ’し’
      併し我が日本帝国は、三千年凍修練し本ムねる靖民性を有して居るに俵カ、欧洲の
           †んらん 上    おこ し●くbいじ●う  へんとう †上く九んl†ウ               しん      姓だん
      取乱に依カて起る敢曾上の昼動を極端滋受くる乙とはないとは侶ずるが、油断は
      発いてき    r lп@だいてい ほうくわい            しんらい し }’
    大敵である〇一蟻の穴から大堤む崩渡する乙とがある0郎酢郎に離する薪水の思想
    も沸く之れむ岨囁して我が国捜に同位し・之れを善導する乙とが邸那である0
       上 こ  モし●く  わ こくた† どうくわ  こ  ぜんだう
    汲んや軍隊に於ねむやである0而して軒家が加箭が絆酢欝貯ぷがが貯貯
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