官庁事務の戦時体制
 許可・詔下等の電撃的虚理
 今岡政府で官鹿争覇、お役所の
仕卒の戦時餞制を打ちたてるため
その】つの鶉はれとして、許可や
証可を活単にはかどらせるやうに
改めることになりましたのは、新
開やラジオで昏梯既に卸承知のと
とゝ存じます。
 今回の革挙動考以来樫狩の統制
が宍串に進められまして、政府の
許可や馳可を必要とするものは和
音多くなつて参りましたが、時局
が京大になゎますにつれ、との許
可や掬可は名人多くならうといふ
弊ひにあるのであります。
 従ひまして、この許可や鞠可が
事故くなめらかにはかどるかどう
かといふととは、堵家の活動、回
局の軽済生活の上に大きな影替を
及ぽすことになるのであわます・
そこで前内観におきましては、こ
の許可や掬可を必要とする事柄を
整理したのであわますが、新内閣
では更に】歩を進めまして、この
大切な許可や諷可につきまして、
官聴事務の電撃的題理を建前とし
て、こゝに為政滴切な戦時盟制を
布〈ことになつたのであります¢
   ×
 そのあらましは既に政府から頚
表されてゐますが、改めて申し上
げま†と、行政官革、即ち役所が
民間からの許可や海可の申績ハ申
し出)に壊しました場合はこれま
では別に日限がなかつたのであ♪
ますが、今度はその役所は許可や
掬可の申滑等を受けとつた篭原則
として≡十日以内にそれを許可す
るか艶可するかを決めなければな
らないことになつたのでありま
す。そしてこの期間がそのま1す
ぎた場合は、許可や掬可があつた
ものと承知して上いことになるの
であります。
 か与して許可や認可を早くする
ためには、役所と役所の協鵡が必
要放ときほ、これも急がなければ
なりませんから、かうしたときほ
柏秋をうけた役所から家事をして
来ない場合は、その話し合ひを湘
つたものとして仕事をはかどらせ
ても良いととゝなるのであbま
す。そして若し−しの場合、役所と
役所の間の話し合ひが詞はない時
は、その許可や兎可を申請された
費断は、ただちにこれを総理大臣
に兵伏し、総理大臣は速かにこれ
を裁き定める亡とになるのであゎ
ます.
 命この測度は革襲下で“香多く
又一番大切な同家蝕動員沃とか放
出入品等についての臨時接骨に朋
すろ法律やその他の種々の統制の
法規に基く許可や諷可につきしか
れるのでありますが、その他につ
いてもこの精静で行はれるもので
あることは申す迄もありません。
 か・1して縦の役所と民間、柄の
役所と役所との関係が細やかにそ
して滑らかに動くことになる符で
あむまして、役所の仕事はこれに
上つておそら〈飴程早くなると考
へられるのでありますが、この制
定は随時q曾の前に勅令を似て公
布し、来年の】月一日から繁流さ
れることになつてをむます.
       ×
 従来の平和な時代の役所の仕手
は、建前として鹿艮の増刊を守ろ
とか財蛮を守るといふ冒ほゞ滑頓
的なもので、政府の伽から泳勒す

るのは大地命令むしたり、収縮を
したりするととでありましたため
一般に急ぐといふこととか能率を
上げるといふこと上わも、むしろ
過ちがないことや帳衣といふとと
が蜜く見られたものでありまL
た。又役所の仕事も和合騎純でそ
れに一般の国民好済ともきして隙
い関係がなかつたため、役所とし
ても収攻ふ帝都が少〈、又外の役
所と相談することなど殆んどなか
つたのでありました。
 ところが最近役所の仕革が複雑
になるにつれまして、桝又とか泄
ちがないのを築山とするやb方は
一面役所の仕事をはかどらせなく
し役所の仕事はとゞこほる桔兵を
産むやぅになゎ、それは自然早い
ことを必要とする民間の挿済精励
をきまたげろといふ弊害も生じて
来たのであります。
 ところが、今や我が申ほ未曾有
の正大な時局に陸み、との非常時
を炎破するためには、→招も早く
閑防印象飽制を完備し上うと労力
してゐるのでありまして、東樵内
紳は、内閣が出来ました始めに鞍
明しました洩り、国内政治の目標
をこの国防国家睦制の完備といふ
ことに筐き、その甘或に向つて邁
進−ニ」ゐるのであります。
 閉防幽家睦制とは、一つの掛一茎
な身拉のやうに両家国民のあらゆ
る力を醒家の目的に集中していつ
どういふ事がおこら勺とも即座に
全力を教押することが出来ろやう
にする杜制であります.かうした
睦制でありますだけに役所の仕事
は出来るだけ早くなめらかに進め
ることが何上り大切となり、しか
も卒放が京大となればなる転その
必輩がさし泊つてくろのでありま
して、か勺した国防国家の建設に
必輩な方面につきましてほ最早過
ちがないとか慣疋を安んずるとい
ふこと上り迅建瀬切といふことが
肝心なこととなつて参つたのであ
ります。
    )ハ
 碓ひまして、今耗の政府の採つ
た方法は、民間各方面の希望に慮
へたばかりでなく、国家の括動を
敬時編成にし上′りとするものであ
りま†.ですから国民∽方々もと
の時局の重大さと政府の決意を上
く視線されまして十分協力してい
たゞきたいのであります。
 申す迄もなく役所の側としまし
て・も、亡の制度のしかれた曹を
瞳し、全力をあげて謁くて敷切な
堀故をするととを細すべきもので
ありますが、国民の万々でもZめ
官類などに手落ちや間渾ひがない
やうに心をくばつて下さいますと
役所の鞍務はそれだけ措弟叫にはか
どるととになるのであり†す0
 それにこれから我が回の鹿是で
ある大東龍共乗用の建設が弛めば
進むほど、いろいろの方南の紘制
は名上場〈なり、これに伴ひまし
て、役所のか勺した許可や祖可の
串耕ちふえてくるものと考へなけ
ればなりません。
 しかし、これほ均より役所や役
人が好んで役所の鞘務をふやさう
とするものではないのでありま
す。限りあ′つ物賛や、限bある人
力、それに擬りある財源を軌家の
広めに、最も効果があるや〜に佳
ふためには、ど■りしても政府が進
んで耗済方面や、その他の方南に
乗り出さなければならないのであ
り甘†。
 しかしながらこれは以前のや与
な耽締るとか、収締られるといふ
榊係ではなく、役柄も同氏の方ペ
も小緒になつ〔カを協せて行く叫
備にあるのであります.
        X
 杜ひまして政府としせしても、
四民の店内に鹿へるやう最沓の弊
力をするのほ普然であむず†が、
(刈))
句民の方々も各方面の統制は、今
円のカを伸ばすためにどうしても
やむを得ないものであるととを十
分確博せられまして、そしてとの
の理背の上に立ち、役所の平林に
協力されまサと共に、役所の方の
及ばないととろ、繁らないととろ
を、戎設的な、助平を作り上げる
立場から、いろいろ捷菅し、ま
た意見をのべられることをお節ひ
する衣♯であります.
 かうして官民山地、学閥一致、
官と官はず民といほてすべての
人が転義を働かす歯革となり、声
家をおしす▲める推進放となつて
農政しますならば、我が鹿は前
金にどんな汝しい坂荘がありませ
ぅとも、これをおしきつて、弛む
ことが出来るのであわます.
     ハ十一月七R放蓮)