第二次防壁演習ヒ
 国民の覚悟
   抑鵬榊嗣報榊 河通虎四郎
近く十月十二呈り、本年度鮪二次防蛮演習を全線的に賀施せらる
ること1なつた槻曾に・二召私の所信を申し述べる。
先般防衛観司令部の新設に就いて学費せられた鞍、新開を通じて所
懐の蒜を申し彗たが・防衛組司令官の指琴下にある防衛革部除ほ
防峯に警晰に・成ひはまた藍汀の防備に時局に即頗する如く、引研き
訓練を槻み、坤構を彗・必蛮の兵絶資材を増加し、その任命に精進
致してゐろ・これをここにさらにお侍へしょぅと恩ふ。
    ×
 ところが国土の防徽が、軍のみのカでは到底その完攣を望み待ない
ことは、現時、醍醐の隻汲の経験が駒紆に示してゐるところであつて
軍、官・票漂壷と晋、特に国民の1人六が聖防衛の撃
たることを白兎し・ハ芸yと「自分は職場に誉のだ」といふ些別
な気持を以て・事に常つていただかけなければならないのである。
 阜て南土の防衛と申すことの中・現↑、最も妾賓な「防空に槻し
て私ほ殊さら国民拷君にたいし、右に彗た乾持と息荷とを希革し
 たいのである。




 件に均しては、これまで段々お課もあつたが、私はここに今次の接戦
的防額頓智を埼曾に、貫禎圧巻となることを欣はず、珂民話滑の心構
へとして戴きたい奄嬰事項を申し沌「たいと恩ふ。その具雄灼な細部
本項に関しては、改めて関係方面から諸君にお示しさるることになつ
 て居ると諌知してゐる。
 その希一は、各自がおのおの自己の持場を死守する決意が必弊であ
るといふことで、この#はつねづねいはれてゐることではあるが・私
もまた強くこれを申したいのである。
 如何なることが超らうとも、われわれ閉代がおのおの自己の持場を
死守し、火中が起れば濫ちに消し、物がこはされれば、すぐに必啓の
盛期をなし、デマが侍はれば、そんなことを歯軒にもかけず・一心不
乳に自己の仕事に励んで行きたいのである。政府常局は・身命努犠牲
にして、その賛瀬を果すことに努力せらるることと信ずるが、軍の防
衛邪教ほ、粂智全熊を傾け、最後の】槻・最後の〓和まで・闘士と周
民の守魂のために活動するのであるから。民間の人は男女を撃ヘずそ
の持租を碓守され∵」こに官、甲民おのおのその使命に樺鵜し・相
互に柵信じ柑擾ければ、小額の散、峯製何を怒れんやである・

    ★

 琴正中したいことは、現時周下の民防蛮は、一般南巧特に粥組
等の集欄穴渇ホ防火の準備と訓練とに徴成すづきである・現下の日本
の状態において、これの必婆なことは、今さら小すまでもないことや
ぁって、この主旨は次第に徹底してまゐり、硯嫡的、又は稟議的の印
私の存雀するのをきくが、なほ時に大都市においては、粥組とLての
恥杜的意地が比較的少く、駒粗描群がほんたうのところまでしみ粍つ
由来、しばくこの見を洩せんがために・防捕の訓練嘩習を行ほ
れたのであるが・昨今のごとく突きすすんだ噂向に慣申して行はれろ
今秋の防察粥習ほ、その蓑特に甚だ鞍刻なのであつて。将来のため
の研究資料を挫るとか、永年計宜の墓資料を摘むとか、又は防峯の
理的的基鍵別練を行ふといふやうな喜日であつてはなら山のである。
即ち現在直面致してゐる時局と、由衰内部の溌状とに伽噂する纂的
準備と、悪別なる訓練とを溌施し・それがす定そのま1墳際に受く
ることあるべき毒に適願し・イザといふ瞬間でも、あわてずさわが
ずrこの手でゆくんぎといふ是を固めると澄、・しの拍壱をやつ
てみて・なほ規はれる不十分の鮎にたいしては・演習の彗も又嗅習
の直後に引きつづいてもJ歩でも前に‡め孟で、この塀習に首
む必嬰がなくてはならないのである。
 そこで国民鶉君はJ」の旺の防察演習が誓る前に、右の生育で防
察の準備な£訓練なりを学し得る衆大隈に準のられ、準習が誓つた
ならば、この準備と訓練との成誉投合的に頚挿し。その鈷果として
r何時でも来い」との態勢を売成されきうに希撃するのである。
     山■
 さてわが南において二且・大事が超る喝われわれの蒙ることあ
る下ぎ藤襲の程度は、どんなものであらうかといふことに就いては、
海陸軍の蔓門的粥師事基準として、これ享でラジオ笠、週報、新叩
蛙意等で皆辞・大抵地象知のことと息ふ・そこでわれわれとしては、
曾Hにおいて種々なる臆測を挙っし、隈限なき昼菅野をなし稔らに怖
れ執くといふこ長篇味がないのみならず、世界に冠拇せるわが誉H
本軒吼の国民として、恥辱だとさへ私は考へたいのである。かうした
(さ¢)
てをらねところがあるのではないか、また憐机兵となられる方にも−
たまにその自覚心が深刻でないのではないか、と恩はるる節がないで
もないといふ感のあるのは過感に増へない。
 なほ数個の他滞をもつて、粥帆を桐放しても、特に大都市では各堪
の特質によつて、人的にも物的にも、滑防防火のカにおいて桝租によ
り籍臭があるのではないか、さう†れば町曾といふやうなもので、正
にいづれの鞘組も僅劣なく、滑火防火のカを持つやうな工夫や・組鞭
を必嬰とするのはなからうか、隅組長としても、その舛組の性情に軒
すろごとく、町曾とも題終する等必項の方法を詞じて、耶組のカを荘
備盤頓するやうにしていただかなければならねと息ふのである・かう
して一家の守り罷く、斡組の雑を避け、町の被笥を無くし、市の安全
堵家の安泰を細るといふことになるのであると息ふ・
 坪でながら申せば、家膚の用意にしても・その筋からいはれるから
といふので。恰好だけを盤へるために門前に滑火水楠を並ヾておくと
いふやうな考へは、かりそめにも無いやうに致し、自分の家としては
どことどことに水稲をおき、どこに防火ゆを溜め、どうして女手小供
手でその砂を使ふやうにするかといふ具合に、丈段的に考へてきめて
おかねば意艶がないと息ふ。
 また秒といつても。ハケツといつても、それを必率なだけは、容易に
個人の手に入ら虫とすれば、町とか檻の方でこれを普局に頻んで・個
人の家にいきわたるやうにして甥ふ必黎があらう。かうしても軒家の
資材が許さんとなれば、駒組とか、町とか、囁でどうすヾきかも考へ
なければなるまい。また熊岨内に企も息ふやうに洞幾できず・四つて
ゐる人があつたら、お金のある人は持分の家のためばかりでなく・瞬
軌全般のためを恩つて、必審な盤彰楚へるといふやうな東#lぜひ持
(さr)
亮“!1ヨー‥−∃‥−1111−トヨーヨ ヨ 1∃ ∃−−∃ 11 ∃ ■∃−1 1∃− 1,∃∃ 】

つて戴きたいのである。
かくのごとくして隣組、すすんで町、あるひは更に慧で皆して、
集開約威力を以て†る等ハ防火の力ん集備しておかわは†分で已と
考へるのである。
毒や救滋や、琴幼嘩者の避難などこれらの準備臭切なことにほ
相漂いが、政府常雪駄に塞壷の策蒜じて監れること霞じて
をり・嘗何にお笠して、よくこれに服従してゆけばよいと竺。
苧るに防峯の準備な品警りは・官・民、慧のく纂に勲
誓以て叢的に考へて行ひ・相互に借撃てやれば・苧その成果
を拳げ得ると思ふのである¢
 私は塀智のためを昆として・望のやうなことを窯するのでほ
ないが・かぅした嘩曾を彗て、時響刺して準且ハ†め、何時い
かなることとなつても少くも表は牡が↑告・腔のきまった筆勢を
とり得ることを糊したいので凱る。
 防衛禁令郡は・閤殊にたいす毒誓して、霞慧箪におい
て蒜で晶讐、蒜で島↓也釆るやぅに、及ばずながら弊力を
いたし、政府普雪亀力協同についても、力の禁を呈つてゐ
るつもりであつて、どうかして国民雪が枕宗うしてをられ丁もよ
いやぅにと、朝夕つとめてをるが−何とLても彗の防衛ほ、驚力
 だけでは成り立たないゥ
 しかのみならず・悠久喜丁年の紳翌なる覿土、脅威苧べからざる
紳域l最・そして遍同胞の生命財羨、それ等の防琴態q一億
同胞それ長の紳慧ろ義彗あろごこにわれ等が停統の警呈
構誓遭憾なく葺し−防峯必勝の驚を苧持ち得るや之な是
 いものと轟いたす次節である・ハ九丹二†七宗彗