昭和十大年度の
 物資動員計壬

    企♯院妨四申長 周東 英雄
 昭和十穴年庶第二、田中期以降†なはち本年七月から・来年三月未
に薫る間の物資動員計寿は、去る八月二十二日の朗粥に於いて決定を
見七ので同日盆栽院線減談穀以つてその昏が巧襲せられたのである・
物賛動員計訳はいまさらいふまで屯なく・
 甘こには現時局下に於ける頂班物資約三訂二十批点目仁革つて・各
品目毎にその年蛙内に於ける仇給力を枚尉して・その供給力の蝕軒を
決定ナることと、
 き−にはこの決定せられた線供給力を基にして之を革帯、官ギ常客
生琵力摘発用その竺般民間熊襲等それぞれ必弊なる部門に材して・
配普を決定して、物資の合理的正劫的の利用を計荒し・繍家組力の窺
響に辻憾なからしめんとするものである・而して右供給力の決定をな
すに普つては、閣内に於ける生産力・撃二鞠よりの原材料・耗品等の
取入カ、きらにまた国内にあるスエアクの銃撃豊仰合歓村して之を決
定すろのであるが、之に関併して最も必要なる酔入費金の必多額の決
売楷舶の勅使等についても、また不可分の粥偶において考此決芳せら
れるのである.
偽らば本年度の物箕動員計資ほ現↑の南醸冊数の下において、如何
筈方舟の下に供飴カが決定せられ・また如何なろ方針の下に供放カ
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紘執が配サせられたかといふと、秒くとも二つの鮎において捷衆と異
なる特色を見出し得るのである・貰ノ供給力の決琵に関して述べれは
慧と挙り革二甲エ巾の隈入はほとんど之を計算に入れず、甘木、耗
琳・支等の自給虚内上りの供給力を中心として、供給力を決定した
ことである中也て東雲ハ柴酵内に於ける自給態勢の確立と云ふことに
京都が置かれてゐることであろ。
由蓑が醜ほ、物資の供給面において外酎依存の物資が史的にも箕
的にも可成多かつたのでありて、天然纂が埠ずし轟いのでないや
うな宴でも・珠算上の腑係尊からまつ外園Jりの取入に仰ぐといふ
やうな隈係で、これ等乱源の同内閣挙が選れてゐるといふものもあつ
たのであるが、支那事鍵の効教以来之が完経と.さらに鍵梯穣りなき
団際政局に威するための軍備の椅喝泣びに銃後の安驚阿る等の広
めに必単なる書物費についてほ、速に之が鼻息を品として、
毒力の頒充島†て・之に嘉を讐外闘霊H態勢上りの窪孟
眈を企止して衆たのであるが、掲ソ閑職を爽持として、畏情勢が急
座した綽考さらに急建に外国依存物資の取伯を断念し、主として自
首内の物資を以て・供給力塾を撃て行くことが、物資智只計土
の筆を糊†卑上から観て・必率であるのみなきノ、攻が醒経済力の
騒楓性を内外に示す上からいつても・必磨であるのである.
 きに物資勧良計王の立案湛行中、七月ニ†六8以来英米等の鰭内
において、我が安産の破鏡を繁施したのであるが、前に彗たやうに
供給力の舞定中外甲エウの斡入については、薗初より多くを期待して
をらす、また契完結についても−甘てこのことあるを考へて、方針
 を立ててゐたので・黎砂負計繁の立案にほ何噂の支醇も生じなかつ
 たのである.
 きに我が囲持物繋軌良計輩を泣じはつきりと蟄ハ供給の面におい
て外可依存を耽瑚し・東亜共書内に放ける自給牡制の確立を土†し
たわけであつて・我々は今後苛も自給調印に現存する賛頭注ついては
揖極的に之が利用附蟄を掛ると共に、末節共鮫担の建設を促乱しその
包赦する捏盲な憲を活用するの方策を群立すろことが雪ある.
 つぎ違給力払衝の配常に槻しては、特に軍備の条鵡なる増強をな
†こと、及び閑民銀酒必需品の長府限定を碓保すきとに墓が定か
れ、これ時の部門に対する配曹が¢先的に考へられたのである.艶下
の閥轢情勢に野鹿する鳥めに致時態勢の急藤な完備を必寄与ること
は何人も疑を容れねところであるから・革帯に射して正廉的に融常が
考へられることも・常熔の壌であるし、また如何なる墳合に海いて
も−観民生活の最低限洗を確傑することは、推力態馳制において、こ
れまた普体のことである.
 以上彗たやうに・本年脛の物資取良計萱においてほ供給力にりさ
彗面上りの飴入を飴り粁井に容れず、また配甘についてほ隼−等に
志が庇かれた粥係上、官裔、表民帝特に射しては柏営の砺波篭叩
を飴儀なくせられることになつたわけであるが・このことは時局史刊
向を訳して徐ウあると考へる・ただこのト任地弊≠墨爪轟半
り出来得る限り官民常共に生産の能率化・滑架の合理化を締り、殊に
物動物費の配給樺構につき急邁に準備を行ふ彗各般の施簾をす行す
ることにより・東鮎生島の下に耗少の乗材で長大の教具を革げろやう
湘係各方竺致し努力すると同時に、資瀬の岡収と油菜の親盤に盲
一層之を強化して、物資勤良計まの[滑なる蛮行を和したいと考へて
ゐる・蓼するに物資励良計立の‡施竺に強カなる救時意鞄と之に基
づく官民の協力とに侠たねばならぬのである.開民は如何なる卒態に
直面すろも不劫のかまへを持ち、不温鴇の決誉以つて時銀克服に弘
捜せられるや〜望んで血管ないのである. (入月二十七島撃
くエ■)