鉱山労務者諸君に望む 厚生大臣 金光庸夫

 政府に放きましては.五月から七H迄の二面月間を「金柑金風相成
碩網期間」と定めまして、金鹿の檜寵を抑ることと穀しました・軌山
に働いて居られる諸君には、しつかり働いて戴いて、金見増産にい扁
の馬力をかけていただきたいのです.
先日私は東城輝の日立錬山に葬り・地域潔くで日夜汗水流して鋤い
て居られる方々の囁楼を親しく見まして・感謝の念が胸】杯に沸きま
した.地下足袋、其の他の作業品や・日常の生汚必幣品なとが不足跡
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ちであるのに、良くも辛棒して】心に働いて呉れる労務者諸君の婆を
見丁・全開ハ鶴山の弊淋碧諸君れ由々しい毅た思ひ洋ペましたじ
 諦君は.藍薬戦士として、砥い茸任を果して呉れて居るのでありま
†0兵験さんが鶉→躁で立耽な手柄を立てて居るのと艶りはないので
†「詞君.有難うJ私は先づ御拙を吋します9
 今教学をして居る我が国にとつて、如何に鏡石が必黎であるかは申
すまでも有りませんが、従前我が幽は金属の相常部分を外朗から輸入
して庶つたのでありますが、殊に昨年「アメリカ」共の他の閥〓耽が
閉に射する鏡物の節付を制限致しまして、我が国を苦しめ様と致して
居るのであります・鏡石は、兵婚の材料となd又直摂ににハ維の材料
となら領くとも・例へば金は差し箇り我が開か必嬰として捕る‥送品
や戌ひほ国民生活の必詐品を外固から買ふ場合に必要傲くペからざる
ものであります.
 也に於きまして、私ほ暗に鉄山で働いて厨られる弊務渚諸君に封し、
今鼓にも卑して】段と御背開女御願ひ致す攻節であります.
 女に郷原ひ致し庇いことは職場の移動を止めて欲しいことでありま
す、凡そ人情の常と致しまして他所の人のものは良く見えるものであ
ります・他所の戦場ほ羨ましく思はれるものであります.そしてH分
の勧いて居ろ所や自分の仕事をつまらなく考へ防でありま†。炎の馬
に自分の職場を度々艶へたり、自分の職場計略々と移つたりすること
になるのであ勺ます.斯様に職場を衆へる籍に、仕事の成鱗が恋くな
り髄挙が下ると云ふ芦で、廃家としては大きな挽睾を受けるのであり
ます0癖君の移動又は鉄勤と云ふものは鮪常二人の憫担ではなく、埋
 に商家の大仰担なのであります.一噸の鏡石でも妙くなることは日本
 の圃の頻革となるのであります金座の塘産ほ♯耗主が之を繋んで居る
以上に国家自身が己むに日まれの必牢として之を積んで折ることに御
留譜院ひ乾いのであ勺ます9報君は願召した兵傲さんと伺じ筑持で機
械奉公し・自分の仕事を通じて益ヱ国家の席に御準公を下さる擦切に
所つてBみません.
 次に・どうぞ仕事に熱心の放り粍我をしたり或ひは災絹を惹き超し
たりする様なことのない様に、奥々も御注悲願ひ舵いのであります.
 拷君が病気をしたり、怪我をしたりすれば、桝依をするのは決して
諸君と諾意の御家族だけではありません.それはH木偶の災なのであ
ります0鶉君の中の}人が病気か怪我で忘Hでも仕布が出来なくなれ
ば、それだけ日本の力が窮くなることになるのであります.之ほ同家
の一大損失であります。輿々も御身絶を大事にして、病気も惟我もし
ないやぅにして∵Z簸で働く様にして下さい。甜黙は只今、色々な不
自由な目に曾つて居ることと思ひます.地F足袋の配給が不足勝で.
叱九たのをはいて働くので仲々辛いでありませう、「脱が建つてほ故
牢が出水ない」と云はれて居ますが、最近お米の倹Gが行はれること
になつたところでほ、力一杯働けないと考へることもありませ与、其
の他日常の一般用晶に付ても、あれやこれや馳分不臼出なことがあり
ませう、然し之は凡て我8本が戦中に断つ馬の不自由であります、そ
して諸君だけの不自由でほなく、一億の日本人が全部昧はつて居る不
自由なのであります。此の不自由に我慢して、仕都に精を出すか何う
            ヽ
かが、日本が雑学に勝てるか、敗けるかの闇が瞬なのであります。勿
論私は政府の一人として、諸君の不自由を出来るだけ秒くする様に、
一生懸命力を毒して衆たのであります.然ろに硝君に今迄不自由な息
ひをさせて居ま†のは甚だ心苦しいことと考へて居ることでほあり†
が、今後は一屠努力して不自由を出来る限り砂くして行きたいと考へ
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■l■■llllll
てゐま†●
鞄考接戦時下日本の籍に食い仕事をして居ら九ることに誇りを持た
れて季襲敬土としての諸君の名替ある倖命を果していただき庇いので
あります.
〇ハ月†六日放迭)



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(六月十六日放送)