魚の出廻の統制 農林省食品局長 辻謹吾

 果纂n…宝 鑑  謹 吾
 屠姐各方面で魚が輝いといふ懇
が蜘く、これは大郷禽【じも.地方
でも一櫻でありまして、殊に海か
ら撞い地方では、全然魚】ゼ見ない
といふ有様であります。また時折
折線埠で、例へば紺が換れたとい
ふ紀革を見ましても、一般家庭の
食膳には一向に上つて来ないとい
ふ状態ごあります。このやうな都
態を生じましたについては、欄々
の間囚がありますが、先づ滑稽馬
が資材、労力等の閑描から、猥泣
では一般的に相常和度拭少し、鑓
つて供給の淑つてゐるこ七を挙げ
なければなりません.さらにこの
二.三仙蘭月は季稲的にも、漁場の
少い時期でありますし.今年は稗
に不漁であつたことも、耗近の魚
の不尽については、考へ合せなけ
ればならね耕消でもりまナ。然る
に他方、幣噴は著しく鎗加し鶴1
絶える伸杓にあります。漁慢さん
が夜中から入方神速するといふ有
様で、買出しの苦止野はだんだん多
くなるといふ傾杓ほ、正にこの間
の本橋を物語つてをります。次ぎ
に各地方に放ける公憎鳩格の不均
箔も柑蹄大きな原田と考へられま
す0生刑飽介和の公位佃柏は、昨
年九月に決汚せられましたが、巾・
央に於いて決定した憫格は、大椚
浄八地とか海から遠い土地の偲紹と
し、墟路地琴の侶栴はこれに確じ
て地方小兵官が定めると云ふことに
して、全開的に均衡を探る万引で
ありきしたところ、地方に於ける
決佗が遅れ、或ひは不均術が各万
両で起つて来る部将であ巾ま†.
 かやぅな照拾の窃迫、偽捕の不
均衡の結果として、或は地域的に
魚の個我を紫たし、或は配給の理
路に挺更を生ずるに至りました.
 これ瑠の事柄は酎給の混軋を翔
き、偶掩の糊行を円難ならしめ、
娃ては聞取引竣生の根源を用すも
のであろの丸ならず、所民憤粥上
より見て不合棚、不懸済が敢て行
はれつつあるものであ巾まして、
是非柴、是正しなければなりませ
ん。殊に魚ほ次が閥に於きまLて
は制物質禿自の椰於抑として印民
の口々の生朽に触く「からぎる劉
食物であり、これユ〆閉転結方何に
公平に配給するL」いふこ1、ば、港
非とも必輝bる珊項でありまナ.
 盤柿省Hに於きましては、右のや
うな仙関係中和々考辟致しまして、
鮒飽介の呪粉を和泊ならしむヾき
方媚について、柑ヰ考究中であり
ましたが、今岡排他介の山狩に統
制を加へ、各方面に封する桝拾に
均術を得せしめますとともに、そ
の配払…の経略む〓氷るだけ姫仰せ
しむると云ふ臼‥叩をもち寸いして硯
州を制定致すことと教Lました。
今州幽家蹄軌員法に依る生痛必罪
物資統制令と云ふ勅令に基づいて
制矩公布せられました畔放介配給
統制規州を制頂放しましたものが
之でありまして.この規則は一昨
日の四月}口上り、施行せられた
攻瑞でありまld
 併魚介配給統側規則の智砧は、
 鮒”一に渋柿大臣ほ主要な捷提弛
む指溝し、咤路地帽に関係者を出
て組織する出弼統制組合むして、
計叢券z給を柴.脳せLめ、また出
粘大臣の指定する境川苅な粥増地域
にレ担頻肺魚介を投入すろ譜につい
ても、盤林大臣の楕浪に裁つき、
計兼的配給を況施せしむることと
し.そハ他の睦梅咄及打消敷地の
配給関係については、各地方長鳩
むLて酎艶約配給を脂和せしめ、
(ヨJ)
雨南柏倶つて豊郷撃ノ坤魚介q各
万何に封する畔約に均術を増せd
めんとしたことでありま十。なほ
卸輿から小繋、幣救帝への配給に
ついても、逐次配給の計潔化を仙嘲
ろことと敢してをりま†。台…申hh
照輝地とLては、全国で九十敬箇
所を竣売してをり、主賓な消現地
城としてほ訳璃、中京、京阪甜.、開
門n四地域蟄礁嬉してか一勺ま†。
しかして計整的配給を餌施せしむ
ろについては、♯として関係罪▲堵
の招集約朽捌に侠つことを本官と
し、弟林大臣はこれを全盟約に指
婦純増するに止むろことと敢した
のでありま†っ
 約二は農林犬臣の和宏†石室替
な洞梨袖域“サなはち前波の四地
域に於きましてほ、酢魚介の取引
を小滝の如荊巾頓に掛合せしめま
すと輿に、をの地域内つ小流梁瀬
称理店.敗矢店、仕肘店黎が席蜜
露地と取引む椙すことを梢じたこ
とであり昔十。かかる梢歴代殺放
り、鼓aなる山科拘ハ地域についての
み洩洋親しましたが、地方の都市
等柑常梓擬の滑攻他に於いて屯、
その必零があれば、地方長官に於
いて、同棲の掃常を馬L得ること
と相成つてをります。
 第三は或ろ樫膜山上の舵山耶を似
で、酢魚介の陛櫻を馬†煮をして
その陣格地につき届撃馬さしむ
るとと屯に、川濃林犬臣は必黎に腔
じ、控拷地の指定を欝し得るも¢
としたことであります。本意刷忙
於きましては、陸揚他出後の配紛
穀流刑せんとすろもりTあります
が、もし那飽介の快揚について、
許しき耕牌の酸化が起ることあろ
べきを愴芯ノ、かかる描胤穀指し」得
ることと現したわけでありま†.
 野馳ほ内地外の和椚へ農林大田
の指娼すろ椚魚介斗■邦出すること
を、憬川として鶴ル仰大臣の嗣可に
係らしめたことでありますゥ蕗倣
柑に刺観せられて、席汲地及び洒
甥へ濁れる魚顆が柑常頚に上つて
をりますので、これに或石埠及の
制限を加へ、内外他聞の配分に均
衝を得せしむ石鹿骨であ勺ます.
 木規則の沌桐にっいてほ、川瀬
るだけ従来の平常哨の酎紛の難路
常食瀬し.柿渦の佗め却つて配給
の嗣乳を招くが如きことは、照合
部分帥、∵峠的た卜と払柑力これ
を造けたい方斜であ巾ます.
 尤も米親刺の所期†る罰笠的配
給狩愕†に妨げとなろ軋は、拒次
政事脊髄行サヾきことはもちろん
であり、これが積めには、帆傑黎
者虫那珂条般の侍めに成る程庇の
不利不何と俄牲とを甘受せられた
いのであります.元来生節食料品
は隅敗性の物品であつて}故に肝
臓に嘲へ飽こと.種那が極めて耽
多であるのみな払ず、同種の屯の
で鳩大小、鹿又専が撮めて不統一
で草々こと等の巧め、他の▲冊晶と
累る時文贅有してをり.雑つて他
の胡品と著しく果る特殊の取引組
拙と取引方法とを必醍としたので
ありま†.殊に鮮魚介筋は生野食
料品の中で奄、武襲、果架噂の青
果物と比悦致しまして屯、生蔭の
頂珊のつき山耶いことほ、一一肝漣だ
しいのでありま†.柁つて釘付付
和桝の配給総糾は、行水い配紛捲椛
を考貯に催いで考へて見ても、ま
た統制枝術の見地より考へて見て
も、柏餅田邦な比率で中”Hます。
併し、研絆統制ほ紹樹に必班トであ
サ▼また駅民盤環の祁紛▼開成生活
の繁敢の執エり盈詐ともこれ黎机
遂に施せて行かわばな巾ません.
−」れで傑棟の黄臓に、果して焦
が出て凍るかどうかといふことで
ありま†が、これ等は帖和斥、閲探
業者の卸軌カに侠つ外はありませ
んじ何卒関係方面特に関係莱君に
於かせら九てほ、全隠として瀾係
梁瀬の宇で純制を完たからしむる
と云ふ気軌と、頼党とを以て、こ
とに横サーられ配給の珊滑を期せら
れんこたを煎果敢しま†.また消
耗凄方面に於かれても.網薮の節
約、鎌取の排除に努められ、糞妹
よ巾興亜といふ心碍へで、大いに
協力せられんことを特に帝委して
巳みませんP 〔四月三日放逸)