第三号 目次   (昭和12年11月11日発行)
遂に陥落した廟行鎭大場鎭 10.26
京滬鉄道と滬杭甬鉄道 10.27
公使館を儲けた南阿聯邦 10.28
蒙古聯盟自治政府成立まで 10.29
飛行機からの投下爆弾 10.30
上海の租界 10.31
敵の眼を眩す煙幕 11.1
我国と関係の密接な福建省 11.2
海の天使病院船 11.3
九国会議の立役者 11.4
満洲国の治外法権撤廃 11.5

敵の目な眩ず
煙 幕 ミ ほ
 上海鮮州河滑岸の故に対
して総攻撃を開始した義軍
各部陳は、砲兵隊の推誰山
下に一軒に頼幕を張りつ1
工兵陳が敵揃で架橋した橋
 を渡つて散村渡河を敢行し、敵に揺烈な攻撃を加へて敬梨を携
 犬しっ1ある.之より允、上海に戦が陸軍部隊が敵前上陸を敢
行するに際しても煉#を利川したといはれ、かやうに敵前上梓卜
 放縮減糾そ山他敵前に於ける行動や作紫には.概幕を利印して
 ゐることがょくニュースで侍へられる。
 俗にせ胤で『.政を煉に巻く』と首ふが株券を張つて敵の日をく
 らます俄沈はこ爪二一白楽を女字通り賓際に行ふものであるが、此
恥淡は決して新しいものでは伽…くその歴史は可なり古いもので
 あつて、ズツト甘鵜兆のカール王が巧妙な粁#の利用によつて
グ詫ユーヴ河山敵前渡河を行つたことは普く世に知られてゐる
 ことである。
 併し一方れ仙仇火繋が照明されてからは戦域を黙焙で息暗にす
ろやうになつたgめ付呼照市む研究は中絶された感があつたが
拭洲火恥にムHつて純非の研究利川が蛸んとなり故山絶大なる火
 鴇山威力に封し、竹林†人工的遽液を以つて日暖しを施し、射
撃を困難にし川蝉ち軌洲も川舛たいやうにして、今迄は夜でた
ければ川舛なかつた什却を稗錘的に諜川柴々と敵前作柴を村ふ
 ことが山水るやうになつたのである。
 かやうに樽幕によつて故に拙審を興へることが川来る代りに
その反対に時としては味方に不利を発たす場合もあるので、株
券の賓鵜方法には特に注意を婆する.つまり頼幕を張るととに
ょって味方の希望通り敵の眼をくらますことが川氷るが、その
代り味方からも射撃することが川衆ないとか、その他いろいろ
不利た事があるので粁林を賓施するについては特に井方法につ
き‥托恵を磐するのである.
 攻に権幕の川途は
  第一快方を遮蔽するための増恭
 約二 紹九斯の一種として川ふろもり
 妨三 侶此.特に奔榊に於ける親約信鵜に州ふるもの
等で之鞍の川途を充たす鵠めに或は竣煉郷として各輔の火抱か
ら敬射し、或は教鞭船、楷煉筒によつて痙を発散させたり、又
は飛行棟とか職申とか出動革とかに夫々敬頼群を装備して棟林
を張るのであつて梅箪では軍艦からち勿論粍耕を小野心。
 その何役焼印は頚旅刺をつめた銃砲坪野をいひ爆懲させて赦
の地帯に炸寄を野心のに川ひるもので.その抑頼は火砲川頚柵
抑、放射横川教鞭抑、敬煉手相抑及び頚概拘蹄鉄時の川和ある
 久ば炸耕に川ひられろ準灼剤の主なるものは燐・クPルズル
ホン酸、伽…水硫酸、桝膣化桂薬、叩憮化チタニウム、州雄化錫
                   lリ・フネ・
竹である。舵紀和也では和解祖に淵鮎九斯といふも山を巧妹し

 て坤ら防稚川兵器として使用し上うとしてゐるとの事である・
 此む瓦斯は平治の審瓦斯と同じやうに液頒状をしてゐて、砲弾
 節に詰めて使用するもので砲時の炸製に常つて液憾状の瓦斯は
 気化して損耗なる涼気を頚生するものであつて、敵が飛行概を
 以つて轟中から製率するのを防ぐため蓼塞、停車場、主な郡郎
 だとかの上察に対して之を仝〈隠蔽することが出水るものださ
 うである.以上は戦時に放ける粍布の利用について述べたので
 あるが平時に於てネ農作物の零点を騒除するため覆恍の悼林を
・飛行横の上から畠の上に張つたり、叉痙食事として袈小柄塘に
 勝川されたりしてゐる.(†→月−日放迭)