第二我等はこの凶逆思想を如何に処置すべきか?

目次

 

聖喩記

序 神明に祈誓し同朋に切願す

 

一、末弘博士の土地無償没収共産主義宣伝に就いて政府及び大学当局者の正当処置を期待する(三井甲之)

二、末弘博士への公開返書 (同)

三、末弘博士の凶逆思想剖検 (同)

四、末弘法学部長の無条件『暴力』思想
 法窓漫筆の無比凶逆性を摘発して小野塚総長の学術的良心と司法検察当局の『血涙護法』精神との健在を問ふ (蓑田胸喜)

五、学術・國體・人道の廃欠者  美濃部博士を筆誅す (同)

六、帝大憲法学説の誤謬に基く凶逆性 (三井)

七、美濃部達吉氏の『憲法学説弁妄』の虚妄理論と悖徳意志を剖析す (松田)

八、美濃部達吉博士の帝国憲法に対する妄論僻説を弁駁する (神作)

九、美濃部博士に対する学術的処置完結の宣言 (蓑田)

一〇、牧野英一氏の生存権論批判 (三井)

一一、神意の因果と国防の任務  東大赤化教授の思想的無頼漢質の心理学的分析 (同)

目次終

奥付

しきしまのみち会綱領

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本冊子は昭和五年五月原理日本社発行にかゝる『しきしまのみち叢書第一編』、三井甲之著、蓑田胸喜寄稿、松田福松跋、第一『我等は如何にこの凶逆思想を処置すべきか?』を受け時代情勢の新開展に応じ新なる目的の下に該著より四編を抜き新稿七編を加へて発行するものにして、該著の目次を左に録シテこれを記念し読者諸氏の参観照応を期待せんとするものである。