科学的文明の縊首

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いlせかいくわがくせかい
一今や、世界は科拳の世界である0
▲のくhがくlんのう−レだい
も明けぎる科畢萌能の時代である0
ニ九六
いつさい捷ん。くbyくひく▲
一切萬革科拳にあらぎれば、日も暮れす樺
こじんくわがくてきこじんしやくbいくbがくてさしやくわいこくかくbかくて号〓くか
個人も科畢的個人であり、敵曾も科寧的乱曾であb、固家も科拳的鱗家であ
せいぢく〃JJ、てきゼい甘ぐbいかうくbがくてきぐわいかうせん壱’くbがくて舌
る。ま佗、政治も科寧的政治であり、外交も科寧的外交であ。、戦寧も科畢的
せん暑うけういくしうけうけいCゆつ†でくわがくてきけういくくbがくてきしう8う
戦季であb、数青も宗数も轟術も、組て科畢的教青であ▼。、科寧的宗数であ。、
くhがくてさげい汁ノゆつしかまtしやうげふくわがくて含し爪Tlけふこうげふくhがくて‡こうげふ.
科畢的峯術である0而して叉、南菜も科畢的商菜であむ、エ業む科拳的エ菜に
〓うげふこうげふぶんめいて音こ・1げふなあり盲l
あらぎれば、エ菜らしきエ菜でなく、文明的エ菜にあらすビ倣されてゐる有棟
lこミもつくbがくはんざいけつか,し、−く
であ♭、絢に以て科拳萬歳結構至極のこどである。
bがにほんうちがbんご・1いつはつはうせいいらいこ・はんせいきにつしん
我日本も、浦賀潜頭〓僚の砲弊に、針郎の靴和れて以彗窪に竿世紀、日清、
にちるにだいけ∧くわぷり▲くLけんへつlyめでおせかいて音音やうこくりっ
日蕗の二大喧嘩の武ガ試験を経て、慈なく、日出度く、世界的強瞬ビ杜わ、一
пfこくはんhつお少んつはhぶんめいこくモ¢けつくわせい?1なみ
等固の班に列し、押しも押されもせぬ天晴の文明囲だなむ、其結果、西洋並に
いつ壱いはんじくわがくてきけういくく山がくてさLうけうくわがくてきぶんげいげCゆつくbがくてきせ’
一切萬事科寧的ピな。、数育も科寧的、宗数も利寧的、文轟美術も科寧的、商
一男一血一一
穎く寺彗舟さ乃ち11垂劾粥粥¢丁稟議召を拉し密らば、恐らく、能宮の批鳳
さつき首書れうらし1首?1あるひよりいC9・フき?1ゐかんたんあえ
に喫鷺呆然化bし浦島ど向様の、或は猶以上の惣典ビ戚嘆有らぎるを得ざらし
ほごせいTてきせい了し是んめいこくへんくわCじつくbぞミ¢うじだいこん
むる程に沖洋的ビなゎ、西洋式丈明囲に礎化したる事賃は、科畢萬能時代の今
にちだにほんていこくたにほんこくみんた皇こマー与けいがいたた
日に於ては、日本帝図の為め、日本陶民の名め、塞に以て慶賀の至bに堪へざ
こEぐくbがくてきはうけんCだいちえきけしよくんらつ芙少モ
惑く科拳的ビなb、封雄時代の丁髪諸者を拉し凍らば1恐
げムこうげふく卜がくてき竿1け・てわがくてきこ・1けふしんは
業もエ業も科畢的商菜科拳的エ業に遊歩し、
せいぢぐわいかう
政治も外交も、
モのたいつ壱い
Cぶつ
其他…切の事掛
bうぐうさうれい
Lだい
る次第であゎ、

を得ない0
にほんはんぎいくbがくはんぎいし9うえしだいし
日本高歳科畢萬歳登二唱せざるを得ない次第であるけ三白はぎる
ていこくミせうはつてんこくみんしん酔はつたつがrくわがくこんに〜しんははつたつ
帝槻の隆昌教展阜団民の進歩費彗−に朗郵である腎ノ、科畢含Hの進歩蚤達に
斬し、だに敬意を新し、尉祁計祁に粥aるの響あるこ妄知る量に、幽
けいいぐし言こく
かたこくみんた書たいはいあしゆくムく音でんし?っち
家の名め、囲民の食め、普に大盃を拳げて祀編するの昏然であるべきを承知
ーカbh,り
然わ、我等は、
靴欝朗弼に響鮮郎の郎撃ない限d砂く言、我芸
かr†くなわかにほん
ウかlつゐ
仕つて属るこヒ
ぉいだんせじんこう首んはひしかなが
に於て、断じて世人の後塵を秤するものではないJ併し乍ら、
ニ九七

156

ニ九入
bhらにほんゐかん●にふくわがくミん¢うせいやうぶんめいいち。ん幹い
我等は、日本に遺域bく輸入せられたる科革萌能の西洋丈明が、一南に汝て、
にはん〓くかこくみんふくりぎ1しん丁っじたいちみん少いにほんこヽ
日本の図家圃民の頑利を曙進しっ\あるビ同時に、他の一南に於て、日本の囲
か二くみんゥふくけうはくみ†】え
家固民の利編を脅迫しっ1あるこどを怒めぎるを得ないのである。
しかb一こ】くかこくみん
然らば、郎粥の帆郡、配軒批架剛耶い靴軒郭弼の繋那が・我囲家ビ圃民ビの
ヽふくけうはノ、Cじつ“、たなんわれらモのCじつじhい
利頑を脅迫しっヽある事貿どは果して何であるか。我等は、其事賃ビして革例
いくひ9くCいくせんけんかぞうlたほрヘんゐくわうはん
亡して艶盲事幾千件を教へ得るものであb、叉それ程に、範園は虞汎であち、
Cけんた†うなかんづく1つ己けんち▲サゐわれらくhがくlん
事件は多款であるが、就中、最も腐著なるもの〜随一ビして、我等は、科畢萬
の二つは・うlくbが′、きかいりよくLんほむTT▲うあえ
餞を呼ビして生れ化る化畢亡機械カの遜歩ど應用ビを畢げざるを得ない。
tのしんほてい†むいモ¢むて1ようはんゐむいむTっべいひかくむろん十んし▲く
其進歩の程度に於て、其應用の範園に於て、欧米に比按すれば、無諭遜色ゐ
亨}ゐぶんみ?1にほんぶんらいこくhんれいたいは己
るに粕違なきこどは舟明であるが、日本の丈明固たる年齢に潮しては、殆んぎ
ゐかんていрオんほゐかルてい†亨7▲うゐしたがつねい〜ゑっ
遭憾なき瑞度に進歩し、邁蟻なき程度に應用せられて居る。随って、常に優越
ちゐちLほんかいちぷじんくわがくおよき▼かいしんほその亨フ▲う
なる地位に在る資本家なる一部人は、化拳及び横械の進歩ビ其應用どによつて
あるこどは何人も怒むる事賓である。去わ乍ら、資本家に潮して、常に女身の
ちゐひし1Tlにんちゐあえいはゆちらう巾てつしや
地位にあ♭、破使用人たる地位に在らぎるを得ない、所謂雰働者は何うである。
はたきかいしん捧モのおうさ−つモのおんけいよく#いしほんか
果して、機械の進歩ビ其應用ビによ♭、其息志に搭するこどに於て、資本家ビ
†うやう†っ亨)はたくbがく士んのうくbがくぶんめいたふへい
岡様であ。向等であるか0果して、科寧萌能の化寧文明の演めに、不卒なく、
ふlんてい†ふくりけうモくbhらにほんぶんめいこくV
不浦なき程度に頑利を享得しっヽあるか。我等は、日本が文明固であるヂニ式ふ
官こるLかbがにほんおきかいぶんめいおんけいしはんから〜n1しや
虞よりしても、然り、我日本に於ける機械丈明の息志は、資本家たるE労働者
!†・つやう●−うミ’上くlつたゐかんじやうたいこた
たるどを岡はす、同様同等に洛しっヽゐりて、仝く遭械なき妖態であるビ答へ
ちゆ・}Cつしんりんいかん。ろんミかくモ¢Cつ一亡い
んどする忠賓心に客なるものではないが、如何せん、理論は兎に角、其貿際は
ゐかんぎんねんカ、−●−たふあん竜くせいさ▲ぎた・がム丁しま、せい
遺械ながら、痩念ながら、斯くの如さ答集を作製するは、虚偽の答妾を作製す
おlえあり竜‡†なはおうべいしよこく、−たふん
るものであるこごを、思はざるを得ない有様である0即ち、欧米諸固の御多分
lきかいぷんわいくわかく月んめいおんけいしほ・∩かLやういちぷひヾ−ん\・りゆぅCつ
に漏れす、横械文明化畢文明の恩志は、資本家ビ稀する一部の人々にのみ忠貿
二九九
つねけくだいりえさ−しう亡く
常に莫大なる利益を牧得し、
なにびミみ●】Cじつ
其の息志に搭するこど、殆んざ遺械なしの有横で
さながし氏んかたいつねうけみ
モかんけいよく
淫叩ミゐかんち。さl

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召W晋蘭

ろうりよJヽ▲‘9う・舌ふしやらうпE1しやたい
であつて、雰カの供給着化る穿働者に封しては、
叶レや▲フいな七′hいこくはくじやう
三〇〇
きはhいこくきはJく
極めて冷酷であ♭、極めて薄
ら・つごうしやきかいぶんわい・、hがく
憤である0杏、曹に冷酷であ。薄憤であるむみでなく、穿働者は機械文明化拳
よんわいたつねか人〃hんモのせlノくわつけうはくゐ
丈明の虜めに、常に間断なく其生活を脅迫されて居るのであるO
hレじりなにいうりよくしや〜)−Lやうめいみげんぎいみが∧でん
事賃は何よb・も有カなる誇披であ♭忍明である0看よ、現在を看よ、般前の
ヒCつみくhがくおよきかいりよくしん件はつ七つモのおう▲うはんゐくbくちやうにうけんか
革箕を看よ、化撃及び機械カの進歩薔達ビ、其應用範凶の撰荻ビは、人問を凝
きかいぶんわいくbがくぶんわいkれいゐくbがくくわいらいくb
つて、機械文明化拳文明の奴隷たらしめて居るではないか0化畢の伐偶ビ化し、
きかい仕んにんあらきかいはつめいし▲う
機械の番人たらしめてゐるではないか0薪化なる横械の教明せられ使用せらる
、.−ミらうりよくはんゐい一〜ll・しゆくせうけ・つ考くらうウ・▲くlつせいくわつほしやうゆはゆるら’
る毎に、労カの範囲は愈々締少狭搾せられ、穿カを以て生活を保障する所謂穿
†うしやくげモ¢つ†あ。けうはくてしゐ
働者の骨は、其都度、薪化なる脅迫の手によつて稀められて居るではないか0
こいツさいじんろゐたいいつ壱いべやうミうqふくち海ふこうへいくbがくぷんのいきかい
之れ、一切の人頻に封し、一切牢等の利福を輿へぎる不盈卒なる化寧文明横械
ぷんのいいちめんおいじんるゐせいくbつかうふくぎ1しんゐP}じたいち
文明が、一面に於て人額の生活ビ睾編ビを据進せしめて居るど同時に、他の一
心んおいじんるゐせいくPつかうふくけういはくがいゐCCつなんこ
南に於て入類の生活ビ睾頑ビ一曾脅威し迫書して居る事箕でなくて何である0之
いは●るtい了月んみいむ£yんぎフちやくいし少なん
れ、所謂西洋丈明なるもの1矛盾であ。1淳着であむ1滋首でなくて何であ
る。
しかこんにちきかいだめいくbぞぶんめいむし?フ音貰サ等ゐきかい“£めい
而も、今日の機械文明、化寧丈明を無性に有難がつて随喜して居る機械文明
三げしやくbがくぶんめい↑うはいしやいほい1Cんらはつたつちてくしでんせいふく
の讃美者、化拳文明の貴秤者は臼く、今や人智の教達は1着々自然を征服しっ
雪じんちてうゑつしでんり‡い1、−とんぐるゐ吾く♪こじん
っぁり、曾て人智に超越せし自怨カは、今や吾人人頻の脚下にあゎて、吾人の
†いく巾つほうCよ、−C人かヱくぎ乙んげん昔苧)かなげん?
生活を封助し、吾人の睾福曙進の原料ビな♭つ1あむ、ビ0・批なる哉言也であ
こ¢いかCじつLでんせいふく、言じふてミ・1:じつヱけんだい
る。此、如何にも串賓自然を征服しっ1あるが如き自負的批語は、質際現代の
じんちしでんヱくいう膏し£。よくい壬亡んちたちやくくモいでじんち
人智は自然カに優超し、自然カは今や人智の虐めに1着々征服せられ、人智の
†hいモのいLミPミC∵1じぎいCんるゐかうふくせいくbつrせい
奴隷ビなり、其願使の俵命の俵に、自由自在に、人類の睾編ビ生活ビの犠牲ビ
げんれうとんちい。けんむル享云てきな
なり、原料ビな。つ1ゐるもの1やうである0人智三吉ふ利初の向ふ所敵無く1
〜ちうぞんぎいかどそのなにものいへ†でつたいていか・1たうくわいゆる
宇宙に存在する限わ、其何物ビ錐も、絶封に、抵抗も踏晦も許さトるものヽや
うである〇
三〇一

158


しか
H然り
批酎の

三〇ニ
なる璧、けん卓,いかいきくbいがう†くな
成程言は批であ。、如何にも意気は快であb蒙でゐるが、少くども、
けん〜ワこのきかいぷんめい‡ん汀しやくbがくぷん巾い†うはひしやいミろ
見を以てすれば、此横械文明の讃美老、化寧丈明の貴邦君の謂ふ所は、
いつけんえいてきさうこで1ニCふ−ぇりろんCつヱ
一の幻影的批語でゐ。蒙譜であ。自負でゐる呈Pはざるを得ない。理論ビ貰際
こんnっきははくじやくこんていたどんち竜んげち三−くくbしん
亡を混同したる、極めて薄寧サる根砥に立てる人智の讃美であb智カの過信で
えいはゆるうb持hゐく・1苧フけいモLよくでも
あるビ官はぎるを得ない。所謂自已惚を緯ビし峯想を経ビして組繊され捜ち上
こだい手フざうて舌たいげん亨こ−↑−ぇ
げられたる、誇大妄想的大言批語に租ぎぎるもの亡言はぎるを待ないのであ
る。
いはゆるけん月つて与へ〜。んけんぶっいlじんちむか苧言1●
所謂見物的に表面のみよb見物すれば、今や人智の向ふ所敵なく、
しでん。▲く
由日然カの
いつ盲いじんらな・1ちうhこじんるゐきやくがひhふゐ
一切は、人智の褒中に捻ぢ込よれ、入類の脚下に鱒伏して居るやうであるが、
†くなげんbhらがんすん弁じCつ↑なはじんるゐしでんりよくせいふくけつくb
少くども1現に、我等の眼前に澄かれたる事箕、即ち人類の自然力征服り結果
じんるゐし†ん三くせいふくしすんりよくじんるゐせいふくLでんりよくお三う†なは
は1人類の自然力征服ではなくて、自然カの人類征服である。自然カの應用即
くbがくて含はつけんきかいはつめいし†んり1くしてようはうはふはつけんはつめい
ち化寧的費見、磯械の教明は1自然力借用の方法む教見であ。教明・であ♭、
・lで人り上〜ヾいふく
号ェフゐ
自然カの征服でゐるに粕違ないにしても、
くbいちめんた′Cんるゐせいくb9げんれう
果が、一面直ちに人類生活の原料ビなり、
そqゼい▲くしやJ、よう
しでんIよくお〜▲うけつ
其征服し借用したる自然力應用の穎
ほうCよしや⊥くりぎんしん●ヽう
封助者ビなり、摘利を堵進するど】同
じためんlた′Cんるゐらうり1くくちくせいふくモのせいくbつおげやモのくげし
時に、他面亦た直ちに人類の雰カを凝逐征服し、其生活を脅かし、其首を締め
ゐ心・こミなはじんらしでんりよくせいふく
っけて居るのは何うである。之れ、取わも正さす、人智の自然力征服ではなく
しでん。よくたかへじんるゐせいふくなん
して、自然カの名めに、反つて人類の征服せられたるものでなくて何である。
しでんウ1くたいCんるゐくbんけいくbがくぶんめい盲んびLやきかいぶんめい†1ほいしやい、喜じんろゐ
台然力封人頓の陳係が、化撃文明讃美者、機械丈明祭秤者の言ふが如く、人頼
モくセい・てしやしでんり1くモくひせいふくL†くbんけいCんるゐモくひゼい▲くしやしせんりよくモく
即征服着、自然力即破征服君の関係ではなくして、人頻即破征服者、自然力即
せいふくしやく。んけいめいしな人しか土たこ
征服者の開係でゐるこどを明示せるものでなくて何である。而して又、之れ、
くhがく王んのうせい†っ月んわいむじ少んチフちやくいし少てきCCつなん
科畢萬能化る西洋丈明の矛盾であ♭、掩着であり、応首的事算でなくて何でゐ
る0
てんたらんCCづみかがう1んふふんかうくわつlつせかいてさいうめい
樽じて他面の事貰を見よ。彼の傲慢ビ不遜ビ狂狩ビを以て世界的に有名でゐ
ほくじんげんざいせかいムうげくhがくぶんわいきかこ人ん。いはつけんしやはつめ√Lや
る白人は、現在傲界を風靡せる化寧文明横械文明の費見者であり、教明者であ
三〇lニ

159

三〇四
盲ヽせつしやlつほこめいよか・いミモのじこはつ
ち、創設者であるを以て誇トビし名審ビせるにも絢はらす、今や、其自己の教
けんくbがくりよくけこはつちいきかいりよくじこま丁−ゼつぶん。い勺▲くいつさい
見したる化撃カ、自己の教明したる機械カ、自己の創設したる文明カり一切を
けいじんあひさつり′、さつし?1ぎんげき盲か欠んごしかモの
傾轟して、相殺教穀傷の惨劇を盛んに演じてゐるのは何うである。而も、其
さっ●くむTっ▲うくわがくかょきかいCんちくきつりくり▲くちく】亨1ぶつはくDいりよくよりいCやラい・1えつ
穀教に應用する化畢及び楼硫り人畜穀教カ、築造物破壊カが、滑以上優越
lつほこめいよきかこもやうてさせかいむかふいち?っくbう
せるを以て、誇わどし名容ビしで、盛んに、誇荻的に、世界に向つて吹赦虞
こくじじつチニミなはくbがくlんのうしゆどせいやうぷんめい
普しっ\ある串賃は何うである0之れ、取わも直さす、科拳茜鰐室義西洋丈明
hリじゆんkうちやくいし●▼てきじじつなん
の矛眉であり、揮着であ。、滋首的事賓でなくて何である0
しかわhらこんにちくbがく土んのこフきかい主んめうくbがく月んめいこむCゆん†うちやく
然し、我等は、今日の化寧萬能横械謁能の科撃文明に、此の矛盾あり樟着あ
いしゆてきCじつゆゑlついちにくhがくり▲くきいいりよくいつ壬いbが
り滋首的畢貿あるの故を以で、一もこもなく、化寧カビ機械カビの一切を、我
にほんはうちくVらん也Tっろんしゆち?1ほрヨんけムころうじてつほうしこく
日本よb放逐すべしド三一戸ふの乳暴論を主張せん亡する程に偏狭現随無繊砲至極
わhらいミころくわがくlん。’きかいlんのうせいやぅぷんめい
のものではない。我等の言はんどする所は、化拳萬能機械高能の西洋丈明は、
bがにはん少▲にほんこくみんモのいりさいさいようこくりみんぶくぎうしん与は▲
我臼本及び‖本囲民が、丑二切を辣用して囲利民編を堵遊するには、極めて不
くbんでんさはけつてんヒCつして音げんどいぶんめい†だい
完仝でゐり、極めて映鮎だらけである事貿を指璃し、現在の文明を土婁ビし、
壱んか・)わがにほんむ▲にほんこくみんやl首みん†くこん、−いかしAぶんめい
象考どして、我日本、及び、日本閲民たる大和民族は、今後、如何なる薪文明
けんせつ∨
を建設すべきかを言はんどするものである。
たごひえいこく†べいこく巾−†いっふら・りす†
侶令、英凶が何うであb、米固が何うであゎ、猫逸偶蘭西が何うであるにし
わがにほんぶんめいいつほうおいけんせつてき、、う。七はう弁いはくわいてさ
ても、我日本の丈明は、一方に於て建設的であるど向時に他方に於て破壊的で
、】ヾ】むCゆんせいぶんわいゆるいちめんおいこくかこく
あるが如き、矛盾性の文明でゐるこどを容すべきでない。一面に於て、圃家固
みんふくりぎうL人モ¢ほんめんおいこくかきけんかl〓くみんせいくわつ
民の編利を堵進せしめながら、其反面に於て、囲家の危除を穣し、固民の生括
か・つふくむげやくちげしよくあ〃しかモのくびし、−己りやうた〜ぶんめい†ぅちやく
ビ睾編を脅かし、口に美食を輿へて而も其骨を締むるが如き、南刀文明、揺者
ぶんめいひご、一るLぷんめいいLゆてきぶんわいゆるくbがく心Tっようきかい
文明、人穀文明、滋骨的文明であるこどを容すべきでない。化畢の應用、機械
ほつめいせうl・1しほんかりえさわ†・つらうり▲く‡▲うきうしやりえきうけ
の教明も、少数の資本家のみを利益して、多敷の穿力供給者の利益を奪ひ、
かモのせいくわつおげやかうふくだいなくbがくkれいきかいはんにん
且つ、其生活を脅かし、睾頑を壷無しにし、化寧の奴隷横械の番人たらしむる
、言へんはふこ〜へうbうだうぶんわいlくてきたEひせい?−
が如き、偏願不盈申なる梼造丈明であるこどを目的ビすべきでない0偶令西洋
三〇五

160

Z洲
三〇犬
Cんか、言いしゆてきぷんわい1んぞくサゐきかつかラbがにほんおい
人は、斯くの如き滋首的丈明に満足し、随書喝仰するにしでも、我日本に於で
だんせいやうlね々せい?っせい?)にほんにほ人
は、噺じて西洋の具似を食すべきでない。西洋は西洋であ。、日本は日本であ
一心。
え●つbがにほんみんぞくしや〜°いいこんにちt†いlけんせつちやくL●月んめい
委するに、我日本民族が、済水三ヌはす今臼只今よ。、建設に者手すべき丈明
せかいいつ竜いCんるゐたいモのウふくびよう†っぎうしんよん。い†なは
は、世界一切の人頻に瀬し、其利編を卒等に堵進せしむる丈明である。即ち、
はくじんいくbうCんいこくじ人いモのたじんLゆみんぞ1なんミ
白人三ヌはす、黄人三茶はす、農人三式はす、其他人種民族の何佗るを開はす、
せかいモんぎいいつ竜いじんるゐよんめいおんけい‡んてんぶんめい
世界に存在する一切の人類をして、文明の息志を均霹せしむる文明であ一って.
せう†1しほんかゐつモのたたいはくじやうhいこく、−ミいLゆてきむ
少敦の資本家のみに厚くして、其他に封して滞情冷酷であるが如き、滋首的矛
じゆんぷんわい†なはbがこくかこくみんふくりむげんくbんでんざうしんデっ
盾の丈明ではない。即ち、我圃家駒民の編利を無限に完仝に埠進せしむるビ同
じせかいいつ壱いじんるゐふくりしかげやう亡うしかむげんむさう苧−しんかうじ?−
時に、世界一切の人類の頑利を、而も牢等に、而も無限無窮に堵進向上せしむ
しんぶんめい
る兵の文明である。
、−カtこんにちせい?1ぷんめい、】ミしでんせいふくかへし
語を換へて言へば、今日の西洋文明の如く−自然を征服せんEして反って自
でんせいふくしでんウ1くとい〜じざいいし、】ミモのじつしでんヽ▲くた
然に征服せられ、自然カを自由自在に傾使せるが如くにして、其貿自然カの名
だい七1うCんるゐくげLモのせいくbつけふはくモ¢か・フふくはくだつ
めに大多敦の人類の首を締められ、其生活を脅迫され、其睾頑を剣奪されつヽ
、−ごぎやくてんてきぶんめいしでんいつちしでんりよくやフいつしでん
あるが如き、逆博的文明ではなくで、自然に一致し、自然カに太一し、自然ビ
だけふし†〜り▲く音1ヱトうしでんはて,いつ!)むり!−
妥協し、自怨カビ共同し、自然ビ歩調を一にしたる、些しの無理なく、些しの
きやうせい†こr9くてんて与むCゆんデフちやく†−−なむば九ち▲くじ?−てきぷんわい†なは
強制なく、少しの逆特的矛盾掃着をも伴はざる、無限直上的丈明である0即
Cこはつけ人はつめい苧つせつぶんめいCこくげし、−ご
ち、自已の教見し沓明し創設したる文明によゎて、自已の骨を締めらる\が如
ひにくこつけいlつしうしいしゆてきぶんちいいつさいじんろゐせいくbつせいぞん
き、皮肉ビ滑稽亡を以て終始する滋首的文明でなくて、一切人類の生活生存を
ほし▲うモのか・ヱくく小んぜんど・1しんきんキ1むけつぶんめい
保忍し、其睾編を完仝に埠進する金駈無歓の文明である」
いlけんだいくわがく1んのうぶんめいはつけんLやはつめいしや卓うせつしやせい?)
今や、現代の科畢萬能文明の教見者佗♭、沓明者化♭、創設者たる西洋は、
モのゐかんてい†きづちCこぶんめいぜんり上くあさか享1れつ
其遺域なき程度に築き上げたる自己の文明の仝カを睾げて、盛んに、猛烈に、
げきCんぎんこくこくかこくみんせいぞんけふはくその壱んたんかな
激甚に、残酷に、囲家囲民の生存を脅迫しっ1あるのみでなく、其惨憺化る悲
ぇいきアフでんせかいはきふbhらこきくbいじじつ
しむべき影響を、仝世界に汲及せしめつヽある。我等は此の奇怪なる事賃が、
三〇七

161


三〇入
たたんせいやうぷんめいてつ己うてつげいし少てきじじゆんぎぶんのい¢Cつおい
唯だ軍に、西洋文明が、徹頸徹尾、庖首的矛盾の偽文明であるこミを事貿に於
Cはく¢じつbがにほんぶ1にほ人みんぞくたいいちだいけふくんてき
て自白せる寧質佗るのみでなく、我日本及び日本民族に封する、一大数訓的イ
えつうかんえ
yスビレーyヲソであらぎるを得ないこどを痛戚せぎるを待ないのである。