第三八四号(昭一九・三・一)
   切替へは今だ 附・決戦非常措置要綱
   撃て、内南洋突破の野望     大本営海軍報道部
   一灯献納一機増産        軍 需 省
   戦ふ木材           農 商 省
   母親学級の誕生         文 部 省

 

切 替 へ は 今 だ

   元  窺  い  た  る

  昭和の元冶は、態々の身近かに迫つてゐる.わが皇土の一
 角マーシャル緒鳥に衆議し、こ1に戦略基地を焚き上げた敵
 は、マーシャルから!フックヘ、二旬足らずでわが内南洋の
 心臓部探く、鋭いヒ首を突き刺して釆た。トラックから東京
 へはわづか三千三官飴キロ、飛行機なら十時間、グァム、小
 笠原をひと飛びすれば、もう来京濁である。
  この太平洋の中央進攻は、ヱミッツ攻勢として、敵がかね
 がね呼溌してゐたもので、いまさら驚くに足りない。しか
 し、我々が束をつけねばならないのは、敵が容易ならぬ決心
 を碑めて我に戟ひを挑み、その攻勢の速さが懲想以上に早め
  られて碑てみることである.
 敵がこのやう忙積髄攻勢に出て準たことは、「H本に時と
   一■
 籍すな」 と僻つてゐるせいでもあるが、物最に物をいはせ
 て、敵は規鹿持つてゐる艦船や兵員に相首の犠牲を受けて
 も、あとは通りながら戦へばよいとのふてJぐ・・しい自伺をつ
 けて、犠牲覚悟の強引仏壕鵜作戦に出て氷たことを知らねば
 ならない.
 敵は、このマーシャル、とフックへの攻撃には、「太平洋に
 集結した婁前の大碑動部隊」を動かしたといつてゐる。あの
 刑瑚破の島々に、峯から、海から一方数千トソといふ繊費を恰
 しみなくた1き込んで、数万といふ兵員を上陸させようとす
 る戦法が、どんなに音実に絶するはげしいものであるか、眼に
 見えるやうである。そしてこの物量の攻勢に封して、挿弼無
 此の由軍は、革敵の闘魂火と払えて戦ひ軟いたのであるが、
 クェゼリン島並びにルオヴト鳥において、尊くも六千五百の

将兵、軍属が戦死せられ、トラックにおいて巡洋艦二宴、騒
逐虹三菱、輸送船十三笠、卜飛行横官二十横といふ大犠牲を出
したのである.
 正に開戦以来の故事である.→憶国民の痛恨嘗であると共
に、我々へ深き反省を求める→大挙鐘でもある.

  敵 の 本 性 を 知 れ

 敵は今、このトラツタ攻撃を以て「開戦とつぱなの産珠増
の仇討ちをやつた」、そして「マーシャル上陸の日を以て大東
窮凱笹は開始された」のだと得意になつてゐる.トラックへ
やつて米た機動部隊は、一應これを黎温することが出水た
が、最早やこれで思ひ止まるやうな生易しい放ではない.
「米艦隊が日本海軍の牙城を直接攻撃したことは、米海軍の
資力を示すものだ」とか、「米軍による攻撃の結果、太平洋の
戦略的態勢が拭刻な凝化を受けたものといへょう」などとい
つてゐるから、敵は調子づいて、また不敵の攻勢に出て氷る
であらう。
一昨年四月十八日、東京嬢塾にやつて爽た敵の指拭官ドウ
リットルは、最近、「近日中に来京に封し最大規模の爆撃を加
へるであらうしと豪語してゐる。いま直ちに氷るかどうかは
別として、来ればこの綿とは比絞にならぬ大が1りなもの
で、無差別爆撃の被宰も首然覚悟せねばなる、悪い.こ1でよ
く臍に入れておいてもらひたいことは、敵の戦寧日的が日本
               ●●つ‡つ
囲土と日*民族を地拭上から抹捜しょうとしてゐることだ.
 人道主義者だ、平和主義者だなどと思つたらとんでもな
い.口に正義人道を唱へつ1、彼等は何をやり、また何をや
らうと考へてゐるのであらうかぐ
 最近、敵アメリカの或る雑誌に、ルーズヴェルトの泡ノ、「封
日虞分方策」といふものが覆表された.日く
 「甘木ほ韓罰に威せられねばならぬ.日本の各都市は犠撃と砲撃
 により靡塊と化せしめられ、甘木が如何なる態和條件を持ち出さ
 うとも、アメリカはこれを受け入れるものではない.日太帝国な
 るものは騨贈せしめられ、日本には永久に軍備は▲許可されない」
昨年の夏に元駐口大使であつたグルーが、
 「聯合軍は日本を徹底的に打倒し、日本を武装解除し、太平洋上の
 日本の島々を全部取上げなければ、アメリカの勒準臼的は速成す
 ることは出来ない。そしてその後に日本閥民をアメリカ式に再教
 育し、日本の生熊株式並びに統合鞄の櫓換を図らねばならない」
と放迭したのと思ひ合せて、敵アメリカの魂胎がこ1にある
ことは明らかである.
 「日本人を殺せ」Iこれが「乾珠増を忘れるな」、「日本怒ろ
一l
ベし」のあとを受けた徽アメリカの戦争槙語である。いや怯
常だけではない。彼等が、現に飽くなき残忍性をもつて我々
同地に封して行ひ水つたところである.
 悶靴常初、此払ゲバオで抑潮邦人はどんな目にあつたか.
残る耕は桝手計締られ、淑川場を浴びせられて虐響亡れ、或る溜
は日た決られ、戎る常は手止を切断され、合計先十六名が米鬼
に和解されたことはまだ記憶に新らしい。傷病兵を平気で
   わだ′ソ
恥難の轍にかける敵の桝性は、病舵船も好個な攻撃日枝であ
る.昨年十一〃のぷえのすあいれす丸のときなど、海上に渋
ふ條嫡虎と耶碓舶を浦械した教生の迎難舟艇を教何にわたつ
て増紘村射して、多数の北條渚をmした.

  敵、四囲より皇土を狙ふ

 敵はこのやうに日*への憎悪に炸えて、紫団日本を抹殺し
ょうと岬何から迫つてゐるのである。内拍椚汀からばかりでは
たい。支那大陣でも日本への室襲基地を新化してゐるし、紬
印閻埴ではわが政教に糾せられてゐるか、ビルマ、スマトニフ
方蹄への反攻も決して思ひ止つてはゐない。
 ラバウルをはじめニューギニア、プーゲソビル方面に封
ナー)敵の反故も依然衰へず、わが前線の著戦にもか1はら
ず、最近は瑠照概数を減じつ1ある乙とも事蜜でああ.
 また、敵は北遽アリューシャン方面からわが千山方何へ迫
らんとしてゐる気配も十分うかゞはれ、海上からも、轟から
も、わが本土とわが占領地帯は正に汎はれてゐるのである.
ラバサルや、トラックが決職場だと考へてゐたら大仰述ひで
                            れt ●
ある。前練と鈍後の淋離はもはや零である。火は母尿のひさ
しまで払えついてゐるのであつて、今にして一旺園児が力を
合せて消し止めねば大轡なことになる.まづ身にふりかかる
火を渦してか1らねば、迫り氷る故に火焔放射器の威力を蟄
挿ごせてやることも出水ない。そしてこの火を何時、何彪で
消し止め狩るかは、お互一倍園民の努力と忠誠心の黎試如何
に懸つてゐるのである.
 事あれば決然として奮起するのは、我々日本人山乾何日で
ある.元速のときもさうであつたし、口碑、口小肺n仏神のと
きもさうであつた。捷報を受けては奪ひ立ち、悲報を受けて
は奄起して、遂に今日の土姦を築き上げたのである。
 事あれば紳風寅る。沖州不滅、我′々に脈々と流れり甘この必
聯の信念は、何物にも此すことの出水ない日本人の払さの
入む・lトー
瀬である。これあればこそ、あの前線の勇払を生み、この銃
後の照畔モ築き上げたのであるが、最尊を致さザして、この
信念に桝り、この抑瓜を待つやうたことがあこしはたらな
一昂

  い。人事を出してこそ榊凰は吹くのであつて、人事−晶さず
  して帥風むたのむのは、正に職ひからの逃避であり、紳威の
   “H▲′■●′ヽ
  習止済である.
  我々はあの元超のとき、帆楢転倒して山なす敵舵にをどり
 込んでいつた我々の租先の奮戦を思ひ、烈々たる変域の至情
  にいま的を搾らすのであるが、あの時にしても、敵の大艦隊を
 むかへ撃つたあ∂備へが礁じめ用意されてゐたならば、あの
 元窟のこともなかつたかもしれない.また我々の兜人にあれ
 だけの背弊もかけずに済んだであらうし、さらに愛岐、封島
  と荒されずにも済んだであらう.
  旺盛なる戦闘意志−これは枯今東西を間はず、職聯の根
 不要件である.しかし、これに配するに兵力、装備において
 或る稗庇の発を椛仏得することも、また絶封の必婆である.
 たくましい糊紳力は、この物先の劣教を補ひ得ることも事賓
  であるが、それには限度がある.
  率也にいへば、いま前線において、我々が故に押され気味で
 あるのも、この晃において不足してゐるからである。飛行機、
 艦船、武湘沖鴻丁我々の鈍後の生席場から造られる‥‥几が、ま
  だ足りないからである。我々の生産への努力が足りないため
  に、多数の同胞の尊い命を米鬼のために奪はれ、あの大犠牲
  を…印したのだといはれてもいたし方がない.       \









   何故なら、まだく銃筏のカモ旧し切つてゐないからで
  ある●

   きびし い 戦ひ の 現音

   大東領袖鉾こ1に二年有故、我々はあまりにも素晴らしい
                       ・e
  戦果に凄まれ、これに紐れすぎて氷はしなかつたか。はつき
  りいへば、みんなが少しよい気になつてゐた.大敵アメリカ
  と戦争すれば、境製もやられるだらうし、生活もうんと苦し
  くなるだらうとは、あの光職の日にお互が一席兇悟したこと
  であつた。
   ところが、今日までこの後硲縛々たるその日くを送り得
  たために、この戦争を甘くみる者の多くなつたことは否めな
  い.決捗の年といへば、居ながらにして、今年あたり独学が
  聯利のうちに終るのではないかと、人ごとのやうに考へてゐ
  たものも決して一緒無とはいへない.
   もとく戦率はそんな甘いものではない.国民の全部が捨
  身になつて頑張り、みんなで戦ひ抜いてこそ、最後の捗利の
  巣容が我々の上に坪くのである.仙労せずして共学をかち得
  る、そんなことが、何人北浦の問でもなか′′\許されないや
  ぅに、囲家糊の、粒すか生かすかの戦争で、あり得る筈はな


  ?、、....ミ、、∫・\き.−・、、、∫・、、−`、\、、、∫、、、/・、、、、、・・、・\、;・ミ、、」
 首職非常措置要綱
                                                                            ′





        り
   ′Il、、−J〜1−、′_ヽヽ1−、J・lゝ11、、−†111Jjlゝ1・、●・∫ヽヽ111・・首l,llヽ−1〜−ヽゝヽ111●J−11且

 決裁の現段階に帥厳し、囲艮印戦士の発情に和し、現を
 奉げて精進刻苦、その総力む壇凄戦力増強の一新に集中し、
 常南の各緊要施釆の急遽徹底を園るのほか先づ左の非常摺
 電を誇ず.
 「畢徒動鼻髄制の徹底
  川 原則として中等畢校程度以上の畢生生徒はすべて今後一年、
  常時これを勤労その他非常任務に出動せしめ得る組織的態勢
   に置き、必襲に應じ曙時沼澄なる動員を資施す.
  物 理科系のものはその専門に應じ、概ねこれを軍関係工場、
   病院等の職場に配碇して勤労に従事せしむ。
  桝 畢校榛泰Hは必婆に應じこれを軍需工場化し、または軍柑、非
   常倉庫用、非常病院用、避難住宅用その他緊要の用途にこれ
   を持用す.

 1「圃艮勤労憶制の刷新
  職業捲換、適正配凝並びに勤労管理、特に畢徒、女子及
 び應後者等に絢する受入惟制の怠池なる刷新桝化を嘲る
 と共に、家庭の根軸たる者を除く女子の女子挺身陳強制








 加入の遽を拓き、且つこれに印度して官賭側の指導、斡
 旋、保護の充賓に遺憾なからしむ.
  右に開聯し速かに動員樺樟を卒惜し、特に軍如月との
  山関係の緊密化を周る.
 三、防空壕制の強化
  川 嘉賓工場につき能ふ睨りの防程施設を‥什・いと北へに、工場防
   宴組俄を完備する等、工場防塞の急場なる強化を川る。
  切 賽襲枇羞阻等についての浪備訓練を徹底す。
  梶@客襲による物的被第の修理権蕾、食指配給の碓保、救護、
   察襲時用簡易代宅の建設等、非難時の哉後指揮に関する準佑
   の急速完成を周る。
  仙一般疎開の賓施を強度に促進すると共に、第二次官席疎開、
   鳴瀬木造官鹿建物の移鴨除却、統制留ま1〔へほ掲耶娼物及び地
   方曾砥出張所、社交倶柴郡等の蕗理を行ふ。
  何 養老院、精紳病践、刑務所等(生売に彩溜なきもの)ほ梅力
   速かに地方に疎開または整理せしむ。
  求@前各項のほか防宴並びに疎開につき怠速徹底せる各般の措
   置を琴T。
 四、簡尭生活徹底の覚悟と食糧配給の改憲車傾
  M 時局突破のためには国民生活を徹底的に簡素化し、第一鴫将
   兵の嗣苦故乏を恕ひ、如何なる生活にも耐ふるの覚悟を固め
   しむ.
 求@大都市における普碩食糧の配給の改宅特に少年等に射す

   い.
    いま世界中の戦ふ咽々・イや みんなh苦しいの小乞じつとこらへ
  て、石にかぢりついても勝たうとして軋つてゐるのだ.そし
  て、或ひは武力で、或ひは謀略宜侍で、相手国の戦意を打ち
  砕かうとしてゐるのである.そして敵アメリカは、開戦背頭、
  錠扶滞でた1かれたのに眼をさまし、頭の切替へむやつて、
  こ〜で耶鵬を塾へて、「さあ来い、これからが曝負だ」と、正面
  切つて我々に兆勒して氷た.これが我々の直面する事態であ
   る●
   東健門閥絶理大臣が、去る二月二十一日の閣議でいはれた
                      一9ゆ1Jたい
  ゃぅに、「今や正に帝閲は文字滴り隆替の岐路に立つてゐる」
  のだ.咤路に北つてゐるとは、ぐづ〈してゐると牧けるこ
  とになるが、こ1を坤牌として、あの元滝水の束構へで一億
  閻民が一大功揺心を以て突進すれば、かへつて戦機をつかみ
   侍るといふことである.
   決戦態勢は今や念泣に塀化されつ1ある。政府は輯帥と閥
  持との一段の弊紙化−鑑は九ると兆に、内汲改姓強化し、次いで
  二十五日には附議で「汰職非常招慣婆網」が決末孜表された.
  すべてを瑞隙の一郎へ、閲家の有する物、団民の持つ力をあま
  すところなく結集せんとする態勢はこ1に一投と高められ、
  耽々にはつきりと「国民即戦士」の費悟に徹して進むべき方向









  を示丈、れたのである。たゞ‥媚姓、悸叫確あるのみ.
   払理は、あの亜大数言の小で 「この拭刻なる戦局の説投階
  において、いささかたりとも協力故地秤先途に、虹接瑞糾せし
                          乃こ
  め得ず、これがために悔いを千淑に柑すやうなことがあつて
  は、兜汗に條へ奉る帥似でなく、・慧た糾先に封し、またナ将に
  封し、何とも申詳がない次第である」といはれたが、ほんた
  うにその辿りである。断じて‖悔いなきまでに恥はねはな∴な
  い.
   お克に一つ的に手を常てて考へてみょう。ほんたうにあら
  ん眠りの力を山しきつてゐるかどうか。戦死岩れたマーシャ
  ルのあの弟士たちに封し、また旦催苦闘される力士たちに封
  して、生活を省みて悔いなきもの果して韓人であらう。お萩
  の生活の中に、そして心の中に、愛だ′1恥争に封する廿さ
  が建つてはゐないだらうか。

    膵利 の 道 こ 〜 にあり

   閣難だ、決戦だ、絶餅能だ − と、我々はいたづらに興奮
  したり、心配したりしてゐるときではない.あわてず、過れ
  ず、お互の足下を見つめて、身を以て勒ひに徹することが必
  夢たので・ん−々亡米英撃滅の造は沖きに十灯り、我々お互の洗活

   るものにつき格段の措履を誹ず.
  求@瀦戦の乾燥、魚類の漁法等食糧の加工貯域を徹底す.
 五、空地利用の徹底
  家壁、隣組、拳佼生徒、青少年囲、社年囲、覆糞報併
 合その他モ動員し、特に大都市における公園、庭園、能
 弁同年は勿論、校庭、工場間遽峯地その他の峯閑地は徹唐
 的にこれを食稼作物に利用せしむ.
 六、製蓬禁止品目の横大と規格統−の徹底
  製法禁止晶の範囲を珠大すると共に、規格の統一を鮎
  蛮す。
 七、高級書架の停止
  高級料理店、待合はこれを体報せしむ.また満級輿岸
 欺柴均容は一時これを閉鎖し、その施設は必姿に應じ,
  れを他に利川すると北ハに、その関係者は時局に如座しす
  これが活用を闘る。
 八、重鮎輪蓬の強化
  族行を徹晦的に制限し、線路の輔用を強化し、以て馳
  力増桝並びに防嬢疎開に必要なる輸送を鈍化す.
 九、海運力の刷新強化
  湖溺行政の別状舶化を行ふと北ハに、舵舶墟辿の急速岨
 加と帖柑拉舶放率の割料的向上とを摺り、以て海道力爪









 微・頃的噛混を闊る。
 lO、卒時的または長期計葦的汚絹凍及び事黄の停止
  官鵬、公北ハ困離その他の接記事持澱び寄集は、差合り
 −年川は全部これを停止し、または保存に必賓なる最小
 限庇の絶倒に料少し、その職員は他の緊姿事持にこれn】
 充竹叫す。
  なは、右に卯厳し、原則として差竹削り一年間、官酷新
 規常柁工事はこれ◆鑑休止し、まナb岬…料的委員倉の停止尊
 を行ふものとす.
−「中央監督事務の地方委任
  小人へ各竹於の許m吋笹軋解的事汚は、差合り一年間、原
 則としてすべてこれをそれノ川1の地方甘鮭または骨髄に
 空位し、黎すれば預じめ大網を準則的に指示し、または
 黎稚搬せを徹するものとす。
 〓l、裁判検察の迅速化
  裁判検察の迅速化を徹底し、特に時局犯罪に封する迅
 速鹿理の方途を講ず.
 〓l「保有物資の積極的活用
  廉く官公著、合杜、家庭等における保有物資の横顔的
 なる活川供出私闘る(これが・ため飢へば魯官公頃合敵等に
  おける酎汽の伴存年限等を極度に短縮†).

 ∩中に、勤労の申に、杏、心の中にあることむ知らねばなら
 たい.
  要は頭の切替へであり、心の入れ替へである.たゞ組団日
 本が勝つために、 − この観鮎に立つて今までの甘い考へむ
 紛て、迫り氷るきびしい現資と枇組み、すべてを抑げて一億
 同氏が柏はげみ、相扶け合つて過払したら、戦力の二倍や三
 代は立ちどころに出水る.
  或る重要工場では、これではいけないと技術指導む受け、
 ネ朗が生れ欒つた窺持で働き〓したら、わづか八ケ何の
 問に資に十倍の増産に成功したといふことである.別に設
 備⊥仁特別にどうかうしたわけでも、人手が大して均したわ
 けでもない.「敵米奥をやつつけるために」、「勝つために」
 と、日本人が本常の日本人になりきつただけのことであ
  hる9
  恥何とみに東大を加へるの秋、新聞に、ラジオに、銃後
 耶域の熱え上る闘魂と赫々の生蔵相弧の戦果が、次ぎ〈
 に搬造されてゐることは心強い限りであるが、まづお互の
 狩場を、そしてお瓦の生前むかくあらしめょうではない
 か。
       小ぎ
  昭利の鍵は、お互一倍の心の中にある.−億の生活鮮度に
 ある。−倍の癖山姥にある.



 叫扮、曙貰必前の徹底と撃宰の強化
  官吏、公鞍点その他時局奔薬帥係者等忙つき信賞必罰
 を敏活徹底的に行ふと共に、行政の全般に官す強力なる
 査察た塞す.
 叫五、官廃休日を縮減し常時執務の態勢を確立す
 (附) 豊岡隆替の岐路に際し拳固必勝の信念に徹底し、
  国民総動員鰹制を強化し、眞にその絶方を増して戦力
  増強、食棍増産等それ・ぐの職域に邁進すると此ハに、
  時局爽秋のため国民生活を徹底的に簡素化し、凡ゆる
  忍耐社史悟するの虞翠勲列州なる図民選動の展開を期待
  するものとす.