第一六二号(昭一四・一一・二二)
  新嘗祭の御儀           宮 内 省
  戦時食糧充実運動         農 林 省
  時局と家庭教育          文 部 省
  煙草の値上について        大 蔵 省
  北海に奇襲敵前上陸        海軍省海軍軍事普及部
  台湾の精動            台湾総督府
  オランダ・ベルギーの危機     外務省情報部
  戦時統制物資講座(二)非鉄金属  商 工 省
  最近公布の法令          内閣官房総務課

短≠早の値上について.
             大 薄 省
  #卑下の■今日多額の国費を要す†Jことは
 今さら申墟べろまでもない〕しとであつて、
 日下立案吋の稔制改正案に於てもこの国費
 の膨脹に封虚して、租税収入の増加を団る
 ことが、一つの王委な目標となつてゐる.
     一手
 これに照鹿し、裏金についても亦増
 加を阿る必妥を艶め、木月十六日を以て
 】項草の▲値上む・せ施したのである.椅祝、▲特
.に酒その他の物品に封する消費駄仇の特徴
 と憤草の僻上とほ常に相伴つてこれ軒行ふ
 必虜のあろことほ、憤草の耳雪が憤革に封
 †る滑贅祝の一つの車形として行ほれてゐ
 ろ常然の符結であつて、今何も亦この意味針
 もつて値上をせ行したのである..従つてそ
   ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
 の償上棋は全部がそのまゝ興亜の大業達成
  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
 のため緊妥な国賓℃充てられるのである.
 世上の樺鼓牡鹿≠では平均一朝四分とな
 つてゐる●ハさ丹−旬日分、朝日一巾】分、チ▲’−ニセ

 メ’ト一山耶三分、は首二血剛、な
 でしこ〓判五分)「はぎ」、
 「なでしこ」が此較的高
 率なのは値上稲を少くとも最低の一餞にせ
 ねばならないことと、前同及び前々同の定
例改正で値上げしなかつた槻係上やむを得
 ないところである●
                  一−▲l▼ん
 今岡の宗改正に依り、裏金の増加
 する金額は木年度郎ち貌在から来年三月ま
 での間の計算で大場千五官萬園の見込であ
 る.又昭和十五年度の増収額ほ今日の膏行
 状況がそのまゝ漢(とすれば、大場六千茶
 園程度に上り、憤裏金会場としてほ
 約三億三千萬囲に養する見込である.
 外国憤革の値上を行ほなかつたのほ、再
 三年前よりその輪入を中止し、殆んど政府
 毒の現品が無いからである.
 未年度に於ける壇草の叢高は前年度に
 此漑して、内地に放て約一朝の増加をボ
 し、外に支那及び満潮への検出も著るしく
 増加してゐろので、専安局に放ては之に鹿
 じてその席料たる事項草の堵壷計‡を立
 て、又製品の特製を行つてゐる.
 官ふまでもなく今日の時局ほ国民一人魂
                ■一く▲‘ん
 らず全力を姦して興亜大業の翼賛に曹つて
 居り、極めて忙しく立働いてゐる.か▲ろ
 多忙の襟にほ一両に於て気分を拷換し且つ
 又心に飴裕を持つやうにすることが特に必
 要である.憤草など此の賃めに大いに役立
 つものであるから、革雫局でも出来るだけ
 帝覇者の満足を得るやうに努力してゐろ.
 併し時局の関係から滑費の節約、物資愛建
 の持紳は噂草に放ても強調する必要がある
 のでたとへ一木の付男且丁に鼻重な物資と労
 力とがかゝつてゐることを考へ、出水るだ
 け之を大切に取扱ひ且つ有数に利用して欲
 しい.
 憤草の峯箱なども蕨品岡収の貢から染.
 てより埋草小要人組合が中心となつてその
 よし∫
 蒐集に努力してゐるが、一般滑費者に放て
 も克くこ・の鵡昏を酌んで協力して項きたい
 のである.