進歩の呪咀
凡そ葛藤なければ開展なし、弁難攻撃は学を進むる所以也。学に忠なる者には、おのづから執着あり、執着ある者にはおのづから論戦あり、是に於てか学会初めて活動し、是に於てか真理初めて現はる。沈静を喜ぶものは、即ち進歩を咀ふもの也
(三十二年十月)