群盲撫象

　鳴呼天下の人、何故に他に聴くことを欲せざるか0試みに普人の言詭に射する世評を列ね来
れば．殆ど群青撫象の朝を呈露せむとす。
　誰か是主事々響苦る排外瀬棚の哉吹となすか0日本主義は天下の公理に立つ、外を排す
るに非サして己れを立つるのみ0難者徒らに虞洞の昔々潰さすして具さに記事曾輿けよ0
　誰か日本王撃曾以て積極的に偉迫的性質を有せすと謂ふか○圃民精抑を教展して図家道徳主
事の咤立を朋す、天下の積極的串業七非すや〇排宗教的傾向の如きは英一飛沫∽み0
　誰か日本王者々以て蒜の方便菜なりとするか0其の閥賓義は人生倫理の大法−歴誉完
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な辞して火を曙るが如し。夫の私己の恩怨に宛みて公明の議論を作す娼はざるの発は、少しく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゃ　　　　　　　　　　　　と
常人の言に雪崩あれq片言箋柑一ぜ以て嘲馬し辛タぞ止めよ、日本王寺は正に是の樫俳の徒に
向つて囲家姐民の最悪皿撃ぞ訓ふるものなるを知らすや○
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（三十年十一月）