征け大空へ 航空局第三部長 横川市平


「海を刺するものは世界を刺
す」といはれたのは既に渦真の
こむでありまして、今日は
 「蛮を刺するものが、世界を
刺する」
の時代と撃つたのであbます。
 邸ち蔑胃幾千の強力なる照艇
な施するとも制蛮地なくしては
制海博すらもかち得ない今日の
情勢となつたのでありまして、
航塞決故に勝ち妓き敵の盗軍な
撃砕すること郎ち最後の勝利を
得ることなりといひ得るにいた
つたのであります。
 鶉、東欧糊大敵に初めて兵器
として敢線に出現した飛行瀕
は、漸次その性牌の向上に上り
帽沌何げ粁の快速に上る行動力
政蝉力とたり、従来の兵静に隋
和せろ恐るべき強大なる威力な
現すにいたり、大東亜戦中に放
て明かなる如く、今日まで海上
の三郷といはれた取舵も飛行機
上りの一考の魚習に上つて止め
な刺され、一瞬にして海底の韻
府と化し去るのでありま†。
 或は綿扱が長編して、敵後方
の兵兆其地、或は補給賂を随時
随所に政撃して敵第一線の取力
な挫き、または敵本土の軍裔工
業中心地槽を爆撃し、或は今次
ドイツ及びイタリア本土の重要
都市に加へられたる米英の鬼畜
の如き爆撃は、勒努生活者の佳
宅待を目指し、勒革に関係なき
撫革の竣功構女を投親し、また
佳屠を失はしめ、似て敵南民の
戦焉を喪失せしめてこれを屈伏
せしめんとするが如き、航重機
の攻撃力を験すところなく辛挿
せしむるにいたつたのでありま
して、虞に航察取に上つて、防敗
の決定を見んとするが如き様相
き試して参つたのであります。
 革にして 御稜威の下、宅軍
の威武と碇弄なる陸海軍の勇馳
敢闘に上り今日までわが本土に
対してほ、昨年四月十入日に於
ける免職に現するただT同の敵
襲を受けたほかは、北千島及び
南鳥島に来漣があつたに過ぎな
いのでありまして渦に有難いこ
とと存ずる衣韓であります。
 しかしながら点在に於ける敵
の反攻は、濠芳ハ猛烈且つ執拗を
埋め、その全能カを慈して我を
後退せしめんと企醜し、航盤機
の大増竜をはかり、これが搭乗
負の急速大食養成を呼現してゐ
るのでありますが、これにたい
し、我々もまた蔵ミ儒零なる航
淫槻と罷邦に比なき大和魂に徹
したる精政なる乗員を多数に相
保し、国民の職意を藤モ晶洩し
て、徹底的に敵を撃滅し、米英
をLて再び起つ能ほぎるまでに
項減降服せしむるの決意と十分
の準備がなければならないので
あります。
 申ナまでもなく、航盤カはこ
れ★三石に分けますれば、軍航
重力と民前塞力となるのであゎ
ます。
 郎ち平時に放ては軍航真の直
横の目的は敬肉にあり、また民
間航塞力のそれは人と貨物の稔
幾及び事前甚の瀧備にあるので
あbます。
 しかしながら一党執筆となゎ
ますれば、この笛分は判然とな
し得ぎるにいたゎ、曳航盤の大
部分は革航濱の部面に坤ずるに
いたるのであゎます。
 即ち民間碗盤の重要部門たる
(幻)
璧は、破壊牛の作戦急行の任
耕を負漁し、また報備裟軍の部
面たる軍籍を保持せしめる民間
措飛貞は召築せられ、それぞれ
陸海軍に均入せられて、散開に
従事いたナこととなるのであわ
ます。
 今やこの且大なる秋に放て、
我が航盤戦力は留海単に放ては
それそれ必捗の放野を確立せら
九つつあるは申すまでもないこ
とであ少ますが、航塞機の来月
箋戌所に放けるこれが養成もま
た、強力なる姐蛾制度の下に必
勝の信念と米英必奴の意気込を
以て、若き笠の散士を育成しっ
っぁるのでありまして、日下来
年四月入所せしむべき短軌放縦
生徒及ひ本科生徒のこ毯粕の生
徒の寡架を行ひつつあるのであ
わます。
 ここに転地に鷹寿賀緒等を申
し雄べれば、短拗換縦生徒の彪
募架椅は中等拳校三学年修了者
にして沌十七哉以上十丸ま迄の
 丹子であゎまLて、時局の野良
 に上わ−ケ年間の短期教習を経
 てこ印渦行場操縦士、二等淑塞
 士の免状を付興せられ、直に陸
革航塵取に入わ六ケ月の訓練の
後には陣取伍長に任せられ、大
部分はをのま1耶に止まむ、蛮
革の妨u線に参加し得るはもち
ろん格氷枯枝にも進み得るので
あむます。
 小専科校高単年在単中の畢生
耗川村・・
 今H悶ガが、大舶誠の航宗決
桝に参加し触る放も近い屯はこ
の拙樅鞘を恕蹴サることであり
ます。掛か一ケ年の短期轟成に
上む名*ある我が触敵盗箪の叫
員となわ、恰むべき平和の混乱
番人幻の敵米英撃滅の淑盤決戦
に参加し削るのであります。
 払て次に本科生祉の入革資格
は、関山雌竣初噂料卒巣者にし
て紬十l一也以上油十出哉迄の少
年であむます。しかして入所後
的五ケ年山敵背の後は同じくニ
専芳鍵操縦士二専舵盛土、
〓扱滑麓士の免状を附粥せら
れ、且つ中等革校と同埠の教育
を授けられ、牢巣捜それぞれの
志望に上り鸞革または海軍航蛮
顔に入り陸軍Xは海軍下士官と
なり、軍籍に止まゎ得ることは
大漁前に申上げた短姐址縦生徒
と同様であゎます。
 申すまでもなく短捌撫縦生徒
も本科生徒も官費養成でありま
して、生徒の責を養成所内に
居住せしめ、厳格にして明朗、
頴待ある軍敵国梯の訓育を払す
ことは陸海軍少年飛行兵と全く
同棲であゎます。
 青少年諸君‖‥今や大東亜の
大盤は籍岩に上つて守らなけれ
ばならないのであわます。
 若き愛国の熱血を淑袈機に来
せて宿敵米英撃砕吸に加はわ、
酵洲、布瞳を衝き、逸には米本
土を制出して鼻捜非道の米をし
てワシントyに城下の替を点さ
しむるは、青少年持君に秋せら
れたる名著ある大使命なむと信
rずす.
 血智を胤て恵野し或は兄の仇
討たん切々たる心情の歎新嘗、
この周難の秋に便々として教皇
に勉革を穎けるに堪へずとい
ふ、払ゆるが如き愛同心をもつ
て級つた熱血の蕪貞養成所志敵
背は、日々簸り込まれ山積しっ
っぁるのでありまして、替局陶
係官をして感激に蒙らしめつつ
あるのであります。
 虎に日本男子の意気をここに
見、青年変閑の熱情をここに感
L心弘き限りであります。
 最後に管少年の父兄に於かれ
まLても、今日航蛮力増強が如
何に緊蓼音大なるかに更に息を
いたされまして、米英革拭のた
め航盗大日本建設のため、進ん
で若き鍵秀なる子弟をこの鳥人
錬成の邁租たる航基線痛乗員生
成斬へ蓮わ込んで頂きたいと存
ずる次鋳であります。
     ハ†月四日放違)