戦力増強と少年保護 司法大臣 岩村通世
背からの護に「千の倉Jり子は撃と申しますが、子供は架の賛で
あるばかりでなく、御担の大切な費でありまサ。凶岬の子眺が触く適
しく育つてゐるときには、国家ほ洋々たる希望の中に生きることが出
来るのでありますが、次の時代を浄ふべき少年少女が、心身何れかに
健やかさを失ふやうなことがあれば、国家の前途は芯裔仰すペきものと
なるのであります0何時の時代、如何なる事情の下に放きましても、
少年を大切にし、これを愛建して、心身共に健漁な醒民たらしめます
ることは、申を息ふ者のつとめであり、国を愛する者の忘るることの
出来ない大事であります。
殊に今日、大東亜政争の下に放きましては、少年もまた、重要な暇
カの蛮票となつてゐるのでありますから、この耽研穀馳ひ拭き、勝ち
響まする卓に巧申申の少年の滞群を達しく鍛へて、どんな困軒に
邁申しても、封負けろことなく、忠誠姦の御奉公を籍し凌げる革沢
な心構へを育て上げなければなりません。
申すまでもなく、各自我が国の急務ほ、職カの増強といふことであ
りま†0大東屯職黎は藤よ蛋烈な決戦の様相を重してまゐつたのであ
りますが、金と物とに吻をいはせJうとする敵米英わ・、徹底的に軍機
しまする馬には、私共は、前線に姉々たる武軋を率げてゐる兵験さん
に、一重でも多くの催秀な飛行機な、一隻でも多くの立沢か革艦竺
粒でも多くの、甘い米宅作つて差↓げなければなりませぬ。それが
私共銃後の国民の、今日、何よりの御奉公でありま†。
皆さんが、上くこのことを曽見せられモて、「撃ちてし止まむ」の
覚悟で、生尭堵現の環に、壷囁命に、働いてをられるのであ豊†
が、殊に執雫前軍では、第二の国民と見られて衆モた少年汚君が、
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い†や、几ゆる生尭部門に薙出して、その故に放ても、その意気に放
ても大人を凌ぐ野を示してをりますことは、何上りも力強いことであ
りま†.特に、宰領虫垂部門に放ける、少年工の汲は、非常に多数に
昇つてをるのであちまして、我が国の取カは、これらの少年工の腕に
囁つてゐるとさへ、いつて宜しいのであります。挺つて、我が国の微
力は、これらの少年エの心が、立沢であるか、どうかに上つて左右さ
れるのであります。ところがこの頃、この少年工の中に、良くない行
状に惰り、漂いりとをする者が、だんだん出てまゐつたのでありま
す。もちろん、純救な少年消君は、何れも御回の籍に、燃えるやうな
生産樹強の熱意を抱いて、工場に進出してまゐるのであるが、急に生
活が徴襲したり、身分不相魔の収入を懐中にしたり、感心しない先撃
敬工に移譲せられたり工場や家庭の鞋督が不十分であつたり、また
は、生れつきの性質や能力が敬エに適しなかつたりして、未だ分別が
定まらない績め、つひつひ、巷を踏み迷ふものが、出て来るのであゎ
ます。お増や煙草の昧を梵えて、仕事を休んだゎ、果てほ恐ろしい押
を犯したゎするやうになるのであります。生産堵弘の痛め、少年拍君
がどしどし工場に進出して、動帝の御奉公にいそしんでゐます反面に
かうした良くない少年工の敷が、とかく埼へるやうに息ほれますこと
は、宅に残念なことであゎます。かうした良くない少年工の行動は、
分別の定まらない、模倣心の狙い少年エ籍君に、侍染病の病菌のやう
に、すぐ感染する虞がありますので、その揺果、少年工籍君皇位の志
気が低下するやうなことになりますと、我が国の馳力ほ忽ち覗くなつ
てLまひます。そこで政府に放きましては、今度、勤帝青少年輔堵緊
急封策葬粥といふものを、定めた次第であります¢
樅つて今後政府に放きては、この事粥に上つて少年エ籍君が芯くな
らないや与に、指鑑簸せをいたすと共に、破くなつた少年工に封しノし
は、立沢な棄業敢士に頻き直す濱に、和音弾い錬成を加へ<行くこと
となつたのであります。少年工汚君が破くなること穀防ぎまする鳥に
は、工場に少年エの坤甘をする初婚を設置し、紹えず、少年工痔君の
教化と指導に努め家庭との適格を密にして、父兄から担い激励を輿
へ、貯蓄を奨勤し、現金の所持を制限Lて、誘惑に終る危験を防がな
くてはなりません。また、出勤の状況を厳密に調査して、憾惰藻を
蚊め、寄宿舎の管理に注意して、明朗にLて規律のある生暗に親しま
しめ、また、領粗的に健全な慰安と娯染とを輿へて、健熊な情操を義
ふことに努めなくてはなりません。
裔くなつた少年工に封しましては、その不良性が未だ軽い中に、規
律正しい、行的な訓練を施して、立庶な産業戦士に菅直すことが必
黎でありますP僧令罪を犯した少年工であつても、少年といふものは
歪み易くもありまするが、儒め易くもあります上に、前途を持つてゐ
るものでありますから、出来るだけ刑罰を加へることは避け、特別の
錬成施設に収容しまして巌斉な行的訊抹を加へ、速かに立沢な壷異教
士に仕上げて、工墳に逸り返してやることが肝要であります。
司法省に放きましては、昨年の入月頃から、各地の少年審判所をし
て、不良少年工の特別錬成道場を開設させ、工場で全く手を焼いてゐ
る不良少年工をその潜墳に収容しまして、みつちりとニケ月、または
≡ケ月の錬成を加へてゐるのであります。ところが、錬成前には、司
法で、乱暴で、懲糀で、宅息のやうに姓はれてゐた少年工凄が錬成期
間が終る頃には、見掌へる現況律正しい、過しい心を持つた、立沢な
少年となり、工墳へ欝つてからは他の敬エの横漁となつてをるものが
多いのであります.
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この錬成で生れ襲つた成る少年工は、日記の=閉に、衣のやうに省
いてをります。
「今までの囁い工場生活も、急に生き甲斐があるやうになつた。少
少の現構、隈痛、そんなものは鵡場精紳で吹き飛ばさう。今日も道場
で指導を受けた先生や、工場の上司に感謝し、明日も力一杯働ける上
う、紳にお所わし上う」9といつた言葉でありますが、この健束な心
持には感動せずにはをられません¢
司法省では、このやうにして少年工の特別錬成を行ひますると共に
これと並んで、少年工でない一般の不良少年に勤しても、特別の錬成
を加へ、これらの少年を洩かに、立択な産業取士に仕上げ、工場に進
出いたさせまして、生薙堵強に、責射させることに、努めてをるので
ありまナ¢邸ち、
本年の二月三十一日には、金印各地の俺正院に放きまして、そこに
収容筈れてをる少年達に以て、少年報国挺身頗を括成させました。そ
れほ切正院長を廉長に、職員を指導員に、少年を廉負とする租抽であ
りまして、平良式の穎紺の下に、琴紳帝、皐民訓話、教巧捷操、
銑朗術、笠、勤労作葉、地金壊襲等に上つて、壷業致士としての鉄
成を施してゐるので最bます¢その招集は、湖想以上に好成溌であり
碇 督 の 最
まして、眈に、そ竺部は錬成を終へて、軍裔生意部門に進出いたし
まして−日夜生蛮増強に御奉公を鞄んでをりますご1の外、会南の少
年傑建国盟に於きましても、燻正院でやつてゐると同棲の行的訓線を
以て少年湊を錬成し、これむ生意増強のため、御奉公いたさせること
になつてをります。
このやうにいたしまして、毎年教詫人の少年達を錬成いたしまして
次々に生毒部門に進出させる意気込みでありまサが、これにつきまし
ては曹桂岡民全部山方々の御協力を御威ひいたさなければなりませ
ぬ0竺、錬成をいたしまサにも、不良性が放り進まない間に早く手
をつけることが肝腎でありますから、皆さん方に撃」、少年達の不良
行馬を教見されましたならば、早く少年審判夙に知らせていただい
て、なるべく早目に正してやりたいと考へまするし、また、錬成を受
けて工場に進出した少年緒君を、私主立庶な薦業戦士に育て上げま†
るにも工場関係の方々はもちろん、家庭や†粥姐の皆さんの担い御鞭
ヽノ
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錘が必宰でありま†ので、
して、少年俸殊の現状の、
に供した次簸であbます。
州朗
献本替鞘叢柚部淋餓
本日は、少年保証記念日を迎へるに鞍しま
一端を申し班べまして、皆さんの、糾さ考
ハ四月十六R澱選)