米英撃滅の金棒 技術院次長 和田小六
「鬼に金持と」いふ諺があります。強いものに優れた武器を持たせた
ら、それこそ、天下に敵無し、といふことかと存じます。
日本人は、昔から、まことに強い国民であります。悠久二千六百年
の歴史を繙いて見ましても、我が国は今日までの如何なる戦争に於て
も、未だ嘗て敗けたためしがないのであります。
上に万世一系の 天皇を戴くといふ美しい国柄、 天皇陛下のため
には身命を抛つて悌まない忠君牽刃山精神、また、件放に増ほわ、肘
鉄に鞭へられし、そ山牲カ、その智力は、我が甲たLて、今日の大む
なさしめた山でありまして、H本人は、一触艮として†に溢れた払い
人間であり、また兜耗として、一致神格山塊きこと、他界にそ山比を
見ないのでありすナ。この一味に於さまして、我々日茶人は、全く、
先に鼻とへろことがでオろ壌、杏、サろ丸をもひしぐ戦さのある舛
見なのでえります.
それでは、♯叩♯力に放ても、寸た牲カに放ても世界に焦比でもりよ
†.この日本人の持つてゐろ金拝は果してどちでありすせうか。申†
せでもありtぜ入.金棒とけ、今日でけ軍■であり、_羊であり、ホ
(封)
円増でちり−その他も・完る科歩兵語を指すの?ありよす.これ等の
金帖‖廿舵なものな持つてこそ1初めて日本は々†仙放たり伯んので
ありまして、しつかりした、太い斌溌た金帖〜準言いふことはわれ
h小山浅この任準で告りま†っやかましくいノ、.は、呪薦榊増村嘩凍
純い樺進といふことたのであhま†。
と−」ろで−この鬼が梢ちま†金棒も、細いも山⊥d太いものの巧
がエく、軟い金で州衆たも=ユリ碓い余で椚火∴力が強い”と同じ粍
駕で、現代山あらゆる兵籍もそい亀山間飴7由山間監との輌努▼甥へ
なければ与りぬことは申†までもありません。
米英ほ今年こそ掛目反撃払卒であると唱へてゐます。また必ザ反撃
に湘∵米・盲あ巾ませう亡批にソロモン群見附近でけ、反撃山野滅が
行はか議〜たる取果山牢げらわてなるこし」は御承知の邁りでありま
†¢然らば彼等け伺をた上り仁してかく火言壮柑写るのでありませ与
かQ打点として、国家と1て・托旗として、彼等は何等わわに勝る
ものセ持つてなりませんPただ械等が誇り柑ると信じてをりま†もの
は、禎等のもつてをる金棒の太さでありま†。その拶大なりと自負し
てをる繋材から生じて来る飛行彗d宰梓の放であります。飛行汝を
十〓亀‡漁るとか、胎を千九育苗噂造ろとか、披等が望」我等な挺倒
し〔うと誓唱するものけその愚なのでありまナ。
米英が呼粥するこの反撃む撤障的に撃ちくだき、その折職の意軋を
革滅し才す意には、かれにもそれ相首の朋丑がなければなりずせん。
太い金辞を用意しなければた巾子せん¢併し、太さけ必ずしも絶劉必
ダの博件でけありすぜん一抑伺ド太く1も乍の破い金持は、タの良い
Lて、その篭さは、叫り拘琳錘稚の水廿鞍示†ものとさへ堵へられ
ろのでちhリ士・TU
であb‡†から、兵視の丈的雀牲を袖保†るといふことほなかなか
窄易なことではありません.承布の構紳力、最高の技能の由#を必野
と†るのでありよす。邸ち白木緑川静の中に料率投術が出きて、ここに
初めて年上く、土を制する水沢な金棒が生れ出るのでありま†.
−万、今日のやうに戦争の規模が大きくなり、作取の単位、作軌の
領叫が桝大されますと、これに必要な武許の丑け†に莫大なものとな
るのでありよして、この丑の樽保、如ち、金持を太うさせるといふこ
とも、また我が挿の督而してなる嚢中の義でありま†。今日各万
両に生ま甘蝕の必変が戦く叫ばれてむ■りますのもこれがためでありま
†。革ひ、我が円け大尤墟敬弔の緒職に快ける錬々たる戦果に上り、
鞋粁なる発淵む挿する南方地域む蹄保し柑たのでありまして、余‥梓を
太らせる開祖も耶決することができる態労にあるのでありますが、こ
の蛇の溌漁として、和ましたものを、活用しま†には、やはり科革横
柄飢〃な必ぜとするのであります.
かういふふうに考へてまゐbま†と、今日壕料串按柵の力の蜜黎址
が橘点され、その確並が弊巣されましたことは、今までにやてないり
とであbま†●
凡そ、地中を致塗させますには、工犬、研究を必ぜとし††。しか
も牡鹿的なb究を必平とするのであbす†.b究といふことについて
付いろいろむ.つかしい期首もありませうが、啓†るに、折究とはlり
を去り、中敷究めてその木態軋掛るといふことであらうと叔ひま†.
も山の一埴に1つて租挿し去るこ−一が山水るりでムります.いれわれ
はこのこし妄我が国の階史のとに準‡とトて見るこししが氾東ろ山であ
ります¢巳滞日罷の戦役に頂きまして−我が兵力は必ずしも皇に於て
雄つてはなりませんでしたしその大野は鳩仁将兵、武器の耳に上つて
かちgらかたものであります。
この髄秀なる鵜丘ハ武器ウリてしま†るいはゆる精魂強兵ほ、攻バ用
・か耗多の耳喝瀦智に竺J唱嬰卜捧げられました彗、壌牲のヒート招独
得gしまトた樽統的指弾梢紳ごありますUへ・臼如何仁塩の開閉が濁せ
られま†とも、究に放て、柁勤睡零性〜柵付せんと†ろこの件扶持群
には少しのゆるぎもあつてはならぬので告ま↑C金経は兄づ解、ら
れなければなら払のでありますC
それでは、こり金棒は何にJつて造‥川される∽ごもりまで1か9
それほ申すまでもなく、艶の持つ榊碍接礪のハと、印の利用し柑る費
瀕に1つてでありま†0科革接沌の力は金津の究宅資源は金絶り★
さみ意味するものでありませ〜もつとも、軒のもつてゐる費潜も何
卒托媚の力に上つてのみ紺青利用ざれるものであり、正に、女渦中足
もまた、科草枕術の力に上つて補ひ得るものであろことな考へます
と、拷極のところ、金棒を生み出し、こ告鍛へろ力は軒民の科世凍
栴力に辞することになると思ひま†.
今日の取替は、持許力の取ひでありますと共に、高床の料単軌であ
りま†・科孝鎮撫の研究から得られましたあらゆろ成果が取欝H的に
直ちに利用されなければならないのでありま†一枚に、今H山添稚は
(J4)
科学抜椎の研究蛾果の最も尖鳩的りものが振合化与れたものeもりま
■島
本“世が分らないでは全く一叩ヤみに一けを山’くやうなも抄で、その捷くペ
き方向さへ分りません.稚らにヰ丁さぐ’であもこち建ひ歩くのではな
かなか目的地に建すろことが出水たいのでありま†9大自然の内にか
くされてゐるわれわれが沖ら抱ことは、丁度この舶に等しきものごあ
りますが、この閣か†くカ、闇の臭の奥まで見廼†カ、それが即ち研
究から批かる科学捷術のカそのものであります.
我が閑の科農政術の眼は最初験hソ鋭くほありませんでした。歎米に
手を引いてもらつた時もあわ†した.その内に闇を見逢す力もでき、
和り渉きができるやうになりましたが、まだまだ手を引いてもらひた
い対持が拭けきらず、白から研め、自ら叫くといふ架兇にはなかなか
なりきれなかつたといふのがこれまでの†柄なのであゎます.
ところが今日ほもう堆も平た引いてくわる人がないのであります.
いやでも聴でも拘りで歩かなければならなくなつたのでありま†。併
しながら今8の我が粥の椚革故術にはそのカがありま†.今日、我が
閑の料率揆術者は殉血相行†る自伯と、意賓とた有つてをります.そ
こに間取けありません.
ただ、今日決靴下、その足並なそろへ、しかも馳足で行か山ばなら
ねのであbま†.そこに同額があるのであります.
大野の人が曙をさぐわながら足並かそろへて乗ろことけなかなか♯
しいことであbま†.飴捏戟い眼朴■もつてゐなけれげ、石につま.つい
たり、純にそれたbLてただ混乱があるのみで、科串接術の輩むべさ
方向も定まり‡せんし、大なる成果穀柑ることも累めないのでありま
†。この製酵かそろへ、馳足で打く態勢、それけ決馳†閑山野許する
(:n)
……川池
秩坪рり、細織である・顎の†か士しい雪叫や申せば、科麓稚
の秤礁故に勒革位制の屯憐といふことになるのであります.
この科奉頻休譜ムこ掩になつて兆に光りながら、緑如か鞋へ足弛を
乱さない上〜に†るために、昨年政府は内朔に按術臨といふ役断を掛
けぜして、この馳足糠妙を犠へつつあろのであゎます.
併し、これな如伺なるカ向「囁いて行くべきであるかといふことほ
非常に難しいことでありま†”二万に作職の#求があり、=刀に科革
挟梢の池沙があります■二面科挙捷紬は分顆化されたもので鵠り、−
両その利用は解合化きれなけかばならぬものであります。
これな如何うして間電ないやうに取中日的にむけてゆくかといふこ
とは、むづかしいことでありますが、併し是が非でも解決しなければ
ならない問顧であります・r≡人上れば文殊り智慧」とか申します.
この難しい開革も智者を集めれば間埋のない答が和られるのであわま
†・長唱政府は内約に科鞋故柵♯曹といふ大きな癖哉増刷む設け
まして、同馳の料串捷術駒枚封その他を脇放すろことになりました
が・これもこの搬しい間層の答を、それぞれの堵門解から梅A品に拙
かうとするためであります.
以上述べきしたや〜に政府に放きましては、いろいろの地殻を設け
まして、敵米英撃滅の金棒の準備に赴憾なきな糊してなりま†が、金
持を群へ太らせるのけ、科革按術渚のみの上く尽し待ることではあり
ません0国民のカで炉へ太らせたければなちぬのでありぜ†。「鬼に
金持−それは士たわれわれ一位声虎の雀でなければならねのでありま
†さ ハ二月何日放心也U