最近の国際情勢 情報局第三部長 堀公一 1942.11.13
T米英の反攻作戦1
怖苫雪雲 堀 公一
翼慧品い蒜に三年飴、大豊讐勃慧東浦毒に慧と
す考量で品伊≡慧初め与る観糧の停大なる武カと蟄
なる簡作放の枯窄米英側は取へば敗れ汲むれば浪けられ唯品敬
竺路を姐つて来たのであbます。
歪米英側の讐は興睦亨召欝等詣慧に射し、グエルサイさ
貰山水革羞た米英貰謡な爺与るいはゆる現状維持を
唯;島としたもの芸つて、芸極め妄合慧る藁式芸損
耗蒜彗定量表醸はいふに及等−熟たる葺警護の
震違えた笥側の蕎に1麟の蒜篭加へずひたすら眺担と
頓毒麓とし、唯昌が蓬と利彗悍誓響嘱心し宗たの
で普亨;要職の開始を見るにいたつたのは、古かか鼻炎
蒜不慧る利己駒讐的政繋その脱翌あつたのであb葦
雫碧前米英の吐ほ品伊冨隙駒新興賢封Lては先づ外至
の拡湯讐似てこれに撃已むを讐るに彗ほ多少の悪政雑
草三れ纂笥の巣をくじかう、票‥毎の外姦慧畝
を彗ない署には警に訴へる■しとも警撃るところでほない.
雫となる筆算に彗軍備を学壷呵成に耶倒し縛るだらう
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せんと芳心†るにいたつたのであります。
Uれがいはゆる米英仰の撃ム面繰間由の生れる所以で、かの失咄に
払つたフランス海樺デイエッグ上搾作戦の如きはその最も典型的な挽
れであつたのであbます。
最妃におきまニJも米共伽のこの種亮巣鶏ひ駒な反故作戦は−ソロ
モン群暑中心と†る帯側経励、北アフリカに砕ける英側反撃、また
最近における彿憐アフリカに封する米笹の上梓作敬等に均れて払るの
であゎすす勺
鶉一にソロモy方南における取陶は皆さん御諌知の滴り本年八月七
日に開始せられたのでありまナが、米閑は妨叩次ソPモソ海馳∽他故
に心底りザ、扱いて仏撃衰ソロモン和服敗Zとなむ、その後去る十月
〓十五日帝太平洋粗放に於ての大本営教炎に見るが如く、米凶海枇は
大損串を喫するにいたつたのであむますが、ソロモンの放鳥に∴印し
た米南兵は今なほ抵抗を紺けてゐるのであります。
このやうに根強い米吼側の反撃企刺は箪嶋上の翔由に轟くこともち
ろんであbませうが、同時に他面本月初に行はれました米由の過翠を
急報においたことも琳‡であむます。牲ちルーズグチルト救描が米姐
民に射し、ひた咤しに暇して衆た打伊く放牧の革帯は漸く閉止に周知
せらるるにいたり、政府普局の軌中敷行方法に封する陶朗の非鮒じに
日に蛾烈化せんとするに対する政略上の意鹿が多分に加味せられてゐ
たと思はかろのであbます。挺つて十月〓十七日我が大本営上り伺太
平洋次びソロモソ方面の海故に梱する敬具が静試せられますと、最も
周章狼択したのは、ルーズヴールトを中心とする準用政府野路郷であ
わます.
昨年十〓月入丘8幣開放以来、米国政府は世界に射し、また日用艮
が、もし篭的勝利が還普に篭良和ら左いE亨品後の
手としてほ、これ美装に管物質の力に驚いはせ盲欝を総
力敬望笠に曽込み1己が得雪する粘畏よb品伊な篤に
雪国眼せしめJうと−かういふ仕撃あつたのであb享。
この芙の牡に雪れたる意軌は竺に外至の悪政驚彗そ
の破警見たので普蔓ドイツを外至宝せんとした英の貯鮨
は警彗次敵榊警嘉起せしむろの彗となb、是を外至弘
迫せんとした米英の諾は日養渉の決讐鼻らし、彗火蓋敬
箸監する蒜彗なつたのであ豊†宗英の政発このところ
に汰この誤算を暴礎したのであります。
美空竺l手たる貰↓の断利にいたつては全く音に師し、馳
ふところ苧敗れ、u⊂に彗宗誉腎彗した毒については
今さら琶く申上げる野蒜い程皆さんに於て簡せられてゐるとこ
ろであb羊¢そこで篭に撃註たるほ最後の手段たる長期雫あ
つて、望故買これな唯1芸管彗して責の篭に驚てゐ
るのであ豊す0とはいへ芙が讐を彗憲も究にこれ品ぐ
もの多く、撃て⊂れな毒し壬彗たは彗に誓込む吾が大
雪あり、差等勧告誉れ等量資源の堅篭叫、品伊の
手に苧るもの管するに慧で、今篭ながら最の菅彗蒜
驚研か的外れの状警なb、長期讐なればなる芸軸側妄利に
誉是営のこと蒜び苧米英人さへ畠宗るやち芸何とな
b、再び竺蒜繁る貰↓のエ什塞急雪ぎる姦なくなつた
のであ呈す0しかも品伊監硬から反響企てることの不可繁
るな彗てゐる篭は−貰の何れかの雫日欝の兵力芸睾薄
なと⊂ろ姦して−箸のいはゆる反攻を企て彗翌の署を挽回
Ll¢)
に封し、常に白川の舶失な細めて過少に辞表してひたすら此執の群す
を隠蔵すると共に、我が方の掴筈に崩しては荒唐無稽なる持大‡仲を
放けて水たのであゎます。併しながらかかる秋蹄費件ほ間もなく中立
国はもちろん、米由人自身に上つても看破せられ、ルーズグ■ルトが
拘民に事軍を秘匿−てゐることに封する米国民の不浦は日増しにつの
るにいたつたのであゎます。外電の報ずるととろに上りますと、今回
の我が方の敬具変共に上b米閑地一般の不安、詑橘の蕗気球ふべくも
なく、十月〓十七日、ルーズヴ▲ルト犬統憐は斬摘妃者倉見に放て
「日下激戦中であるから終盤は稚測出来ないJと苦し魚に取況に触す
る宮明を避け、また二十八日ノックス海笹長官は托者上む「舟首毒
な海域氾念日になるやうでナね」といはれてもかへす官報を知らなか
ったさうであゎます。周臼米閉海班のエドワードは「英尉海難が大根
簿を受けてしまった今日、日本海鮮は太平洋に於て栄転海軍を凌粗し
てゐるからソPモン悔執の桔柴は憮断することが出来ない」と極めて
態札的な轍孜を行ってあます。
中盤印喝の日本の大野利に対する澱歎は申すまでもありません。例
へば、スペイン拭はその漁絆に於て、「甘木の大野利の軸につき革府が
眈肝を守つてゐるのは、床殊持寄製に比†べき正大結果を来すべく、
男敢なる日本流行士の措糊の枯果、米陸の海軍主力は甚大なる打甲を
受けソロモソ導呵金側ほもちろん†ツカーサIの鮮明せる珠洲を根捷
地とすろ日本型撃作戦もこ⊂に挫折せしめられた紆雄であろ」と喝破
してゐるのであむます。
かや与にルーズヴールト大桃領の河鹿を欺瞞†る政策泣に米普局の
取申急行の方法に封する米閑艮の不満は和督高まつて埜Jゐる梅横で
あbまして、果せろかな木月初め行ほわました中糊題字に放て、政府
く17)
漁h揃紬J匪.ト.【mg‥卜L▼際mト川.
反対彗完翼か寺絹驚放て差州笠の雲に学習しい湛
出を見せたのでありま†。
かやうに今凧の豊島てルーズプールトの朗苧る呈驚反封
繁る莞禁著しく苦しモたことは申す革もなく、米国姥の
ルーズグニト政椎に苧る不彗念姦明するものに他ならないの
であ豊すこかしながらそかだからといって直ちに米囲の黎進行
慧に動慧呈期待↑る警は行かないのて苛ます0蓑慧出
の結果ルーズグニトは今後政治の預姦に寛間彗湘と森
彗品肘蔓けろ軌が多くなる可鷺はあ豊すが、望米圃の執
わつつある琴笥は、驚装慧覧的多警占むるや是こと
があつても、直に地学るや差違を篭↑ることは割算されな
いのであり蔓と申し享のは馳芸行の品についてほ豊驚
畿驚孟聞誉たる貢がないからであ豊†。
早定義は最初白雲彗な宗漁と芸力とを悔みとし、是
の男完少に封鎖≒濃馳軍人つたのてあり享が−翌封鎖
く監のため漸く憲の要件な議↑ろとともに、米政府貰が挿
彗な〓衰の温盈に驚た箪−今日、米覧は竪の男
女萱J毒毒の雲に男すろの必警腎始めて驚のであり
享q彗警は孟箸の讐慧量量大なろ芝苧孟
牢雲母昭慧等を毒し、詣完成したる琴l驚警滋
苧ニ」、今呈での掌蒜倒しょ呈思ひ込んでゐるものの如くで
告まて従つてソニソ詔宗け晶の反故は黎行はん与る
米側の具に写る島の一言先彗なサものである.これに敗け
たらといつ妄れで反響纂叶やニJしミとは恩ほれないのであ
わます.
英賢掬ソ等蒜驚菅て、光学フyカに責を琶言
下旬上品死になつて碍聾に反響浸しモた0思ふに英国は北
岡に讐霊的地彗雷し<、地中海の電を再び墓することを
夢苧ゐるのであ豊して、梅蟹が和姦彗たことは毒であり
与が、植軸嘗は槻繋讐得雪するPソメル照篭り、伊讐
の筆誉協同の吉払下叢中であ豊す⊂
彗の職繰は悪彗たフラソス讐フyカへの米賢の上陸であ
呈すが、これが彗ほ先・つ粕ソ執…睾及↑姦があ豊す。
今年六晶姶せられたドイツ軍の嘉職繰宗ける積慧驚ソ嘲
軍の頑慧る畏にかかはらず蓬義驚有利に亀し、ソ宰ほグオ
ル蒜宗てほ殆ど冤と化したスターyy筈−ド違に維持し、
コーカサスに雪は彗Iカサスの畏に迫ひつめられるといふ現状
妄いたつて宝のであ豊すが−その間藁は亀諾の支彗建
つて、かねて約凍の欧州大馳の撃敬繰の如きほ誉べく口に†るを
赴けて今日にいたって衆たのであ毒す。
元々芙はソ聯邦が盲でも苧ドイツと抗職を繁ることに上つ
て、ドイツの男女少しであ耗せしめることミ尖れば自分等は
その問だけで古い汁が吸へろと考へてゐろのであ呈去ら、米英
が邑の驚な少くし、邑の利彗是†るためにほ、同盟国の塀
境蒜みないが響ほ何芸て彗↑る完らないのであ豊す。
併しながらドイツの鮎倒的な武力蒜力で引き受けてゐるソ究に
於てほ、本年初定以来叔洲宗ける撃取彗雪雲雪空り、
誉十互丁召スターリン氏が行つた霊験雫にも、同氏ほ彗
雷楢成の冤宗にし撃畏は驚米禁琵必慧呈、米英
に封し琶的な義孝ら交へてゐるのであり享二万晶琵中
(18)
にも何時・ものことながら米英の箸に料ナる不払叩がつのる状況とな
b、また米英の印杓に敢ても鮨二払叩緑地設の嬰が叫ばれるにいたつた
もので†から、址叩石】堺駒無恥の米英政府も何んとかしなけわばならな
\なり、こ⊂に最も犠牲が少くしてしかも甥特的敷男のあろ政弊州軌
としてZむて目をつけてみた沸飯アフりカの倖入となつたのであbま
†。米拘大統領は去る†日新桁転帝令兄に放て、駒二馳繰間馳は粁は
昨年の暑チャーチルが彷米した時考案されたが、人力、強行触、棉舶
等の称憫を考庶に入れて研究†ると、山九州〓咋つま山本年中に築囲
油峡を滞つて欺洲大陸に上帽サる⊂とはY行不確といふ緒為に攫した
従って開頓は今年中に小規壌の攻勢を他の地黙で甥現するカそれとも
全然今年までこれを延拗†るかといふことになつたのであるが、かの
後披封の梅兵、今年中にアフリカ作暇む状付することになつたのであ
ると祝明してをります.
⊂のルーズグエルトの況明に上ろと、アフリカ進攻は欧榊大開上棲
作放が出水ない馬の代案であること、糾米阿川ポ畔明した仰械アフリ
カは枢軸軍の蛸鮎となる庸があるから北Lてこかを占托するのである
との翔朗は全然椴嬢なきことで、かや〜な棚念の布る撫しに油化らす
俳餉アフワカは早晩米英の侵略の犠牲となる⊂とに決つてゐたことが
解るのであります。
現にグイシI政府は本国に於ても、その餅火に放ても、厳守に小立
放群を維持、一力椙軸籍囲もその中☆を侍市して今日にいたつたので
あつて、米閑のいn掛むが根も鮎も撫い鵬椛のものであることは粂世
界周知のことでありますが、斡己の都合のためには、閑職法の紳枇も
小水せ取の教職も拾てて摘んない米炎のことであhま†から、二の意
味に放て今何の倖略〓別段意外とす′良川滑らないのごあゎま†。▼
ルチ一一ツタ良一lエーカレド三ヤを#はれ、寸′ガスカルAに不法の笹川
ムを受けつつも頗忍に障艦を照山て来た仰回のベタy元帥も、ここに“
於て産に堪忍袋の緒を切らし決然米閏と閑炎を跡地し、抑伊と全挿的
たる妨力を行ふ⊂ととなつたのであります。
十一月入日未明米国軍は大西洋岸に於てはカサタラyカを中心に、
地中海治岸に於てはアルジェ及びオランを中心に軒ケ所の地払持上陸
を開始し、同村梓一帯に齢屯せるフランス軍ほ′.タy元帥の免を受け
曹馳⊂れ窄めたるも衆丑軌せず、十一日頃にけ潟損汀一柑の密野地瓜の
中】應米軍の手に貯するところも川梨た機械であ小ますが、殉伊の疾
風払簡的封鮨の甥行に上つてフランス地中悔滑岸一冊の黎地は、沌伊
軍の棒僻完了せるのみならず、栴軸袈軍地溝輸に上る野馳のチ【二【ス
沢拙も清瀬に行はか、既に耶軸鮮軍港水梅等も暗坪を開始し、苛々敬
果を琴げてゐるとのことでありますから、米英今回の夜砿的な侵入が
最初は一願功な爽するとも後方の槌めて接距触の補給路の確保を必野
とする串憫申に鑑み、占筒地の保持が困難となることH必定でありま
して、我々は粥を拘じて相となすが如き梶榊鞘取勝の快報のいたるを
待つてをる次妨であります。
かく昭じてまハゎますと株洲の取居ほ粂船的に見て粗伊改稿軸稚児
にとつて有利に展開して入ると粥に、ドイツ及びイクリー観托等の軌
申完塗の恵恩は名よ平均たろものがあるのであります。
泉誰の天地に於てもまた米英の反撃ほ家々と破砕せられて、大東並
の天地新秩序建設の基礎は力独く打紐てられてゐるのであ山ます。−
カ米英はネの生琵力を総動員し革僻減充に努め長期取捜労を竪むると
炎に、他ガ、不断に梱軸畔筍に射する鶴野の槻を覗つてゐるやうであ
わますが、妙に長掛取の意嘲あかげ我に長州取の児憎あり、米熊川の
(柑)
泊瀾溺淋1調構い〕バ∽洲畑遜椚那紺消糾
足扱きに上る職筒の部分的動きに一彗憂することなくしつかりと大
地に足な払占めて1必勝の信念と必勝の備へを完備しっっ、斑後年頃
冠な構鴨するまで取ひ組けなければならないのであり貫す。
それについても我々銃後のものが全然勒鍋を受けることなく、殆ど
中和の時と寸分の契りもなく、かやうに辞かな秩の碇を準り得るのも
全く北に南に西に東に早こ無く夜と無く敬ひつつある皇解将士の帝苦
の御直であつて、ただいまかうやつてお話しをしてゐる瞬間にも、
我芸兄紡が豊に彗て饉商毒晶つてゐるかも知れなhといふ
ことは我々として寸時も忘れてけならないのであります。
へ十一月十三臥淑“彗