電燈の消費節約 逓信省電気局長 塩原時三郎

 去る】8上り全図に亙つて電捏の滑煮鵜正が耳施せられ、今年もま
た匂鐙の使用に和して−定の制限を敷けることとなつたととは、耗に
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新開や書写で御承知管」とと存じますが、今時はこの電燈〃滑教師
杓について;‖皆様に坤Lげて入たいと存ずる〓でもhます∩
 旬年多になろと何の水が測れるために、水力に卜る変動力が牲卜す
るのであつて、これを補ふために、石架を焚いて火力変電をして鮎常
の専用に意ずるのであろが、ここ凶、五年来革幣万両を勧めとして、
いろいろな工場¢電車の儲柑がどんとん増加して米たのe、兜重な石
浜に⊥る火力襲電で、これを禰つても、この電力山急激な流用棉加に
磨ずるとと止とても用耕となつて衆たのであ心ぜす。そこで二重鏑か
ら電力の滑叔制限が抵触され、一般柑の電束ほできるだけ鮎約Lて、
これを必野撒くべからぎる方面へ凝向ける工夫が籍されて衆たのであ
るが、今年の多は特に、大泉亜敬寧勃蛮以来一ケ年を耗過Lまして−
この長期戦に備へる芹の軍砺及ひ生衰力接充方面の活動に煎全を期さ
わばならぬ時であつて、徒つてこれ等の繁用に何けられる電対は何と
しても十分に幾らなけ九ばならぬ必嬰があるのであります。かうした
霹で、今年の多は皆様に於て亀昨年以上に電気女大切に使つて戴きた
いのでもるが、電菊を節約せ上といつてもその凝壊がわからないでせ
うし、また銃後の酌児生活に極鵜な支障を来すやうでも因るので、政
府に於ては曲に公布せられた逓信省草亦に上つて、今年の多の電圧の
使用限舵空前してこの}甘からこれを賛施した東航であります8−Jの
電澄の滑費節約の基碑とも申すべき告京の内容について助か申上げた
いと存じます。弟−に、泣瀕制鮒ち、メートル制でないものについて
は、昨年の多の制限と同様に、一軒の家に頓附けてあろ問舵の全部を
合計した容且が四育ワットまたは三富二十瑞光を楷・えるものは、その
こ倒を節減しなけかばならないのであります。為こに、徒女御即ち−
メートル伽に上るものは、今年は、工頓とか、鳥山とか、害ういつた
作革頓とか、或はまた畢枚とか、伺裔楷とか、公愈盟とか、さういつ
た公欠礼設を除いて、その他ほ礪対をメートル制で使つてを、hれろ向
きにはすペて刑舶が池川されるのであつて、畔年は十燈東浦のものに
は制限がなかつたのであるが、今年はこれにも嫡用ナるやうになつた
のであります。また、制配の基準も従来の滑費規正の新治に盆ネ種ヒ
研究さわた籍巣、侍宅糊と営業用とに大別して、それぞれ最も賓普と
される限度が定められたのでありま†。即ち、住宅用電燈の滑費の限
度ほ、収つけてある電燈の放が十虎‥q下の家では、一ケ月二十五キロ
ワット時士でであり、十蛙を超えるまでは、その超湛†る電燈敷一億
につき一キロワット時だけ除計に憤煮を使つても上いのであつて例へ
ば十五燈を戯けてゐる家では二十五キロワット時に更に五キロワット
時を加へたもの即ち三十キロワット時が使用し得る娘度となるわけで
あります。なほこの件宅用瑠燈の中でも北海道や東北地方の北部専の
やうに夜の長い地方とか、或はまた積琴の多い地方とかで、どうして
も電燈を粘ける時間が長くなるので、この限度を猶用†ることが患者
でないや〜なものに対しては、特に先に申した限度にさbにも与十キ
ロワット噂を加へたものが限度とされるのであります.
 共に、曹業用電燈についてであるが、これは、卒戦所、銀行、放鞍
のやうなもの或は料理店、欽粂店、興行穎のやうなものに葛†る電圧
は、電燈曾杜と契約してある電憶の敷に五キPワット時を乗じたもの
が限度であつて、例へば〓十倍を駄け」Jゐるところでは盲キロワット
将まで使用して上いのであります。また、商店、公衆浴場、理髪店、
下宿、アパート、窮院のやうなものに宿する電燈は、掃様に電燈倉敷
と契約してある電虎の故に七キロワット時を乗じたものが限度であつ
て、例へば二十燈を戴けてゐる店は苛担十キロワタト時まで使用でさ
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るわけであります0なほ、伴宅渦、蜃深川を漁じて、電燈の放で輿約
せずに、客土即ちキ¢ワットで契約してゐるものに封してほ一キロワ
タト空手蛙として電燈の故に横井して、先程申したや・つな直別に礁
つてそれぞれ滑費の限耗を定めることになつてをります。
 以上でお分りのや与に、制限と申Lても大したものでもなく、少L
我捜すれば背頴誰でもやつて行ける捏斑で六ケ敬いことほな.いのであ
るが、それでももしこの限耗を租過トて俺崩してしまつたといふやら
な申合はどうなるかと申すと、その超過分に封しては普通科金に上ら
すに、超過分丁キロワット時につき五十壌といふ持に高い特別料金を
支沸ほねばならぬことになつてゐます。では、いっからそれが通用せ
られるかと申†と、十一月にメートルを捻べます分については、十月
中に御使用になつたものが大部分含まれてゐるので、この特別料金の
砥用はないのであつて、唯、この時に、もし宕の阻まを超過してゐろと
t普批から皆様に御注意申上げることになつてをります。そわで、
†麒に特別料金を支梯ほわばならののは、十〓月中に使用した分、鮒
ちとれは±高に入つてメートルを換べることになるが、その分から
なのであります.それで†から、ただ今お敷けになつてゐる電燈にも
十分御荘意を¥†るわけであります。しかしこのもし超梱Lた時には
特別料金を領収するといふことは、高い料金さへ沸へば頻ら使つても
上いといふわけのものでは断じてないのであつて、事情に上つては電
繋の供給を止められることもあり、また閑架線動員法の電反ともなる
のでこの粘は特に御注戴を破きたいのであります。以上で今年の多の
電位の、滑々を許されろ臨床と、その限度を超過して俵桐した彗。は
ど与なるかといふ井について、御説明申⊥げたわけで−めるが、この節
約すペき基準を皆様も常に十分に念粥において救いて、多少の掛不便
は忍ひ合つて桑節約を犬行してこの限度以内に電僚の使用なとどめ
るやうにしていただき庇いのでありま†。これは、例へば、必要でな
い時には手まめに消すとか、拘じ電圧を明るく生かして使ふやうにす
るとか、使何の計宅をたててみるとか、戎ほ時々メート〜を且分で漁
.べて力るとか、或はまた成るペく朝は早く屯ミ者は芸をして日光
を有数に利用トて入るとか−さ〜した電燈の使用方法に封†る少しの
工夫と挑意とで賓行出来ると思ほれるのであります。なは、今回は統
放の関係で詳しく申上げられませんが、この電燈以外の】般の電力に
ついても、もちろん去る十月一日から滑費規正を†る態勢が盤へられ
てゐるのであつて、この一般電力と電塩と柏供つて、出来るだけの我
捜をして、そして大東読取牢を持ち抜く鳥にはどうしても必黎な取革
や沖丸や競演槻や、或は毒特産に必歩な肥料を造つたり†る方面
に、この費東な電気を振向けなければならないのであbます。
 大東聴取争の完盆の環には、私共用民の日常生活は最低限鹿に切結
めても、辛抱卜合ひ頑娼且ロつて行かねばならないことはいふまでも
たいことでありま†0この際、電気ほスヰツチを稔りさへ†れば埋ら
でも凍れて来るといふふうな考へを持つことなく、旬蛋を濫費†るこ
とは多の問は地下千尺のところから掘り出L、大切な大切な他で凄ん
で来る♯壬な石朱を澄共することになり、煮いては晩学力の消耗を来
すことであろことむ二億国民の一人々†が上く理解し、官有の稚檻的
な節約を行ふならば、どの位担架の持になるか計り知れないのであり
ます・か′フし七意味において、法令上の制限を受ける向きほもちろん
のこと、さうした制限を受けない向きでも、自費的にこの常持で、山
キPの電気でも無駄にせれやうに十分節度ある使用に留意せられるや
う切襲して巳ま山次第であbます.    ハ十一月四日放彗