敵性特許権の措置 特許局長官 中村幸八
大淡領袖塀は我が団人的、物的の凡ゆるカキ璧Hして致ひ凍かなけ
ればならない国家総力敵であbまして、殊に蓉琴方面に放きましては、
生窪カの挽充、葉技術の握興に不併の努力を傾注しなければならな
いことは、今更いふまでもたいこと・毒ずる次祐であbます。捉ひま
して些かなりとも款が印の戟帝力椅弼の持寄となるものの漁業耗術の
拝辞穀妨申するものにつきましては←響しれを排除し、生産力横充の
鎗を初じなければならないと息■首のであります。然るに米英等の敵
国人が我が国に放きまして併有いたしてをbすすところの特許梯は、
我が刷の薬液循に‡大なる影響款待つてをりまするが故に、これむ
如何に虎現すべきかといふ亡とは、現下の時局に放きまして最も大き
な阿哲となつてまゐつたのでありまして、濫耗生壱に鵬係ある方面に
放きましては殊にこの間頓に関する粥心が流く、各種山意見が行はれ
たのであれます・併しながら敵性特許権の威埋につきましてほエ紫朗
有槻馳時法があbまして、この法待は大東鶴牧挙動盈と同時に曽動的
に費勅を見たのでありま†るが−これを如何に渡絹するかといふこと
は前に申し滅べましたる如く、我が再生意力棚売上極めて正大なる影
響がありますが故に、政府に放きましては、各方面の意見を徹します
ろと共に珠玉にこれが浬用方針を姶討いたしました頼果、去る十四日
の閣訊に放きまして、敵性特許権鼠理の方針む決意し、この決定に遊
ぎ敵性特許樺虜理要鱗を教義いたしましてご」の間頓に粥する政府の
所偉か明かにしたのでありまして、今後ほこの方針に基きまして急曲
に威理の象を講じ、我が観生産力鑑別充、残光孜緒の握興の揺に敵性
特許樺を活用して行くことと相なつた次妨でありセす.
枯らば、この敵性特許樺は現在どの位あるかと申しますると、本年
一月宋の調査にJりますれば、国籍別に申しまして、米国ヒ千五十入
件、美園五官四十五件、刺悌官十八作、自耳撃‡四件、加奈陀〓十
〓件、オーストラリヤ十三件、メキ…−件、▲静いたしまして三丁七
管入十有といふ多数に上るのであゎます.さらにこれ等の敵性特許
槻はその内容に於きましても拍噂化雪電気の各珊門に亙わ、我が
閉山鳶共に形曹†るところが粗めて大きいのでありモて、例へは発
声のチユ・ボン官能の持つてをbl†と−1ろのクP†アレン釆の人池
(18)
ゴ▲に槻†る多数の特許、或は同じく米周のゼネラル・モータース●
コーポレーションの持つてをりま†ところのいはゆるフレオン瓦拭と
いふ冷凍用瓦斯の特許琴.現在の我が国にとわまして軍車上或は公益
上非常に釆好なものが多いのであります。とれ等の多数の吉野な特許
梯かその蛾に欲壇することは、生産力拗充上、蛮業技彿の振興上大き
な持寄となるのでありまするが故に、速かに有数噛切なる接筐な講じ
ましてこれを活用するの招封的必好があるのであります。
との措歴の根妓となりますものは、先程申し上げましたる工業併有
緒戦特性といふ特別法でありまするが、との法浄ほ大正六年前欧州大
戦の聯に暫時の聯合印間の協定に基きまして立法せられたものであり
まして、敵国人の工業所有榊に封するいろいろな措牡を規完してをる
のであゎまするが、蹴中指許描につきましては軍事上又ほ公益上の必
野があればその特許を耽滑すことが出来まするL、又必要な際にはそ
の襲明の専用を免許することが出水るやうになつてをるのであゎま
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椅肝を碩附しますと特故地はその欺カを糞ひ、頼後何人と蝕首任意
にその費明を女施する亡とが出水るのであゎまして、意業界全泣がそ
の利益を革くるととが出来るヤうになるのであゎま†。専用免許と申
しまするのほ、免許を受けたる者だけが津明を利用出来るやうな擁利
を国家が輿へることでありまして、一旦専用免許があれば、特許樺者
も掟水の珊施機密も、その教明の繋施が出来なくなるのであわまナ0
この二つの方法に上りまして、敢性持肝椎は十分なる活用を蹄ると
とが出来る押であゎまするが、この按律が出来ました融欺抑大馳常時
にはどういふふうに窪用されたかと申しまするに、特執払叩につきまし
ては頓滑は−蜘行はず、写ら等用免許の方法に上むまして敵性時計樺
の活用を頻つてをらのであります。常時は我が印の垂乗も未だ十分な
る賛建た巻げてをらず、科挙耗彿の水準も伐かつたが環に、・しれを一
般に公開する上むも特定人に専用させることが生産力加充上通常であ
ると認めたものであらうと息はれるのであります。
昔時敵国人の持許横は九盲五十入件あつたのでありまするが、その
中二苫五十五件の特許椎につき九首三十〓件の専用免許の申帯があ
b、結局〓官三十二件の特許枯につき四盲九十−件の専用免軒があつ
たのであむます。
前大戦昔時は以上のやうに違用されたのでありまサるが、今次の大
東璽執学は用家の総力を革げて取ひ抜くべき大事業であり、一方我が
甲の寿業界も前大戦歯時とは比較にならね程充甘いたしてゐるのであ
むまして、敵性特許抽を十分に酒用し得るカを持つてゐるのであbま
す。杜ひまして、工業所有地戦時法の建用につきましても、前大取普
時とは自らそとに大きな熊革がなければならないと存ずる次めであゎ
ます.
今回決安いたしまtたる敵性特許槻威理野鱗は鶉−に右の抱昏に基
きまして、工業所有権戦時法の連用に嘗りましては、敵性特許機の汚
用を嘲る焉め必要に感じ塀消又は専用免許の〓つの題分をなすととを
明確にいたしてゐるのであわます。撃正筑郡上又は公益上必野ある
ものは、これを呪治して一般に開放することを規定いたしてゐるので
あゎます.鵠三は特定の一人又は故人に封し、専用免許をなす場合を
掬げてゐるのでありまするが、婁用免許を輿へる墳合といたLまして
その−は特許嘗明を軍施するに普り、大規様なる設備又は王朝の資金
を嬰するもの、今後なほ和音の粥放研究や行はなければ牽明を企業化
サろととが出来ないもの、玩明を繁施する耶繋が採算困難なるもの等
(19)
軍用澄肝完法に上り、観家が博別に保瀾を彗なければ藁が成立
せぎると孝であります・その=は、特許を収治し三股の自由に欲任
する宗いては卒業の乱立姦し、掛盗品の生産を招来し、又は箕材
の浪救となる硬があると草で普ノます0その三は、その他葺L支は
公益上の必鍵に上り専用免許をなすを適普与ると草でありまして、
この三つの彗口には攻滑上りも等用免許な適普と見たのでありま†一
威理む餉の妨出は、言寄相免許をなした後に放きましても必蚕に鹿
じ、更に他の堵に封し有用免許をなし−又は普鞍有用免許の取消をな
すことある官な掲げてあるのであります0
以上申迎べましたる根治又は耳用免許の〓つの盛征は、何れも内閣
漁理大臣が内閣に於いて免じたる壷所有驚時法網査委員の審査を
樫て、個芸特許杜につき見址的に決定して行くのでありま†るが、
収拾又は免許の成分をなすに潜りましてほ、晦上り行政上の親心を以
て盛使†・へきは簡を僕たないところであると存する次鵠であbます。
最近各方面上り彗と耳用免許の申開があり、現在までに既に敢性
特許畑二千十一件に封し、〓丁出軍手件の中浦があつたのでありま
†ごしれ称の多牲の申謂は時局下急遽に威現する必挙が誉りまするが
故に、特許同といたしましてほ1局員総和艮をもちまして全力か牢げ
て調査な汲め、沸かにこれが威理を完↑し、以て酔家総力彗違上牧
憾なからんことを期してゐる次簸であむま†.
かくして敵性特許粁ほ日ならザしてそれぞれ必常に感じ、或は噴滑或
は耳用免許の戚密が崩せらるることと相なつたのでありまするが、本
件威理歩領の側滑なる運用な和するが為には関係官組を初めとし、統
制宵£他純綿諸頭隈の御協力に侠つところ甚大なるものがあります
のみならず、敵性時評樺の丸に有汝なる活用は、−にこれが利用の那
に留る常菜溜の熱意−し勢力に儲つてゐるものでもりまするが故に、淵
係官民各位に於かれましては、政府の意周するところを了とせられ今
後とも絶大なる御支援と御協力を賜らんことを切に希望して已またい
次鮨であります.
ハ七月十七日放選)