大東亜戦争と国民の覚悟 大蔵大臣 賀屋興宣

 農学の取果は球に緑々たろものでありまして、皆様も新胴紙上で眈
に彗知の如く狗に慶背に耐へない次鶉であります¢故に香椎も、†
レーも、7ィyツビンも我が甲の下に伏L、皇革の占嬢を見たのであ
りま†が、さらに弛んでスてラ、ジャバ、貞−・f;革新く南方
地域のととを考へますと、勧解りになりまナやうに賭衆我が軒を中心
と致しまする図防の坤竣ほ非常に輝くなるものと想博されろのであり
ます¢皆様世界地出を蜘げて御地になむまして、斉洋の状態をお考へ
になりますと、この大なる地域は非常な天然の琵であわ、粁釆の大
∬璽共菖の繋菜を理想されるとゝもに、今これを我が打に把為し・
長きに亙つて鮮持するためには尤大なる¶カが必葬であるといふこと
が考へられるのでありまナゃ兼には太平洋をもつて撃Jアメリカに封
し、西は印度洋から来る力に勃さなければならねのであむます・これ
を考へますと牌水我が陸海車の刷防力といふものは世界に冠たるもの
でなければなりま汝ん.そのギ爛影待ちましてこそ始めて将来椰耳に
大水拍を地盤致しまして、所謂米鵡の大熊祭蹄の喪章が始めて出水る
のであると思ひます.
招執に於ける英米の憐海軍の故地を見まして、最近に宅bあるひは
英米の力む侍るものがあるかも知れま汝んが、併しながら英米とても
なかJ〜軌大々る力むもつてゐるのであbますQ晦にその粂カを璧口
数しまして動転致します時には、強大なるカがそとにあるといふ「と
を我々は決して忘れることが出来ないのであります.放を侍ろものは
ゃがて危扱が自分の蜂下にあるといふことを梵博しなければなむませ
ん。どうしても我が鼠ほ戦争に勝ち誓、さらにその政男を維持する
ためには世界に冠たる陸海軍の国防カを具鯛しなければなbません9
然もそれが有数に取くやうに敢きなければならぬのであります0殊に
畠甘が捕押力に於いて、又訓棟に於いて世界に冠たることは†に私共
感激に耐へないところであります。併し同民と致しましてほ、これに
井手を中げて蝕てのことをお斬ひして安心してしまふといふ訂には断
じてまゐらねと息ひます.十分なる袈膚を拍へ、物的方面に於いても
立死な、鋸弄なる完全なるものをつくり、盤考なる若を亀へて、と
れを無限に補充して行く、その¥衝の物的方南を放任致しまする庇カ
は、即ち一閃の短所カであbま†.その軽所カの維持教阜は向民の竣
府にかゝるところであbます.然るに畠軍の樽紳カ、訓棟に蚊将†る
の倣わこれを疎かに致して宜いといふととはどこから考へても、さ上
ぅなととは断じて許†ことは出来ないのであbます.銃後に放いては
政府も国民も十分なる兵器、紳鶉を滴へ、振胎、肪盤槻をつくり十分
に物的方面を完成して、これが戦力は他界に冠たる拝辞カ、訓梗を有
する畠軍が、これに上つて丸に世界に冠たる監叩カを敬称ナるやうに
しなければならねのであbます.
 これに上つて少くとも物的方南に於いて英米に劣らぎる−」とに努め
ヽノ




′lヽ

その上に更に患堪の梢紳力と徒卦横によつて完全に彼等を潮鮎すると
いふとに上つて、始めて・あ職平に持ち抜くことが出来、その勝ち
抜いた枯娘を維持することが出来るのであります.
皇革の戦果が大なれぼガなるほど我々はます〈生産の埼琴に努
め、物資を節約し、預金の貯礎概ねをなします等、畠車の戦果に劣ら
ぬといふ決心をもつて我が樟桝力の根強に努めましてとそ、始めて銃
後糊民としての勤めが果され、几に続々たる軌巣をあげました島単に
封して領民としての感喝閤民としての独力が始めて会しといふこと
がいへると私ほ信ずるのであります.
 世間にはあるひは天然売出の働かである南方が良平の占挿するとこ
ろとなつたのでありぎすから、今まで各地の不足を応じてゐた物資が
日本に入つて来る、石油も入つて氷る、砂糖も散る、あれも来る、こ
れも破ると考へて、中にはボルネオの年薦垂1絶トンの石油は絶て我
我の苧に入つたからといつて膏小人がありますが、私はこの膏言と
は持桝であると息ひます・併しながらその喜びが、これが直ちに自家
用自別革のガソ妙yがこれで線和されるであら■りといふふうにまでも
考へる人がもしもあるならば、こわはaヲ、管見老確と小さなければな
 りません.
 現在の如く飛行機が飛び、車海が斯き、政和、装甲自動革が泣る近
代故に於いて1ポ油の必要といふことはますく電加されてをるので
ありま†0伺帝位トンの石拍があつてもこれ等は陸鵜革が慣壊その簡
 妙に酋て−なほ侍りがあれば、我々の臼珊生活に増分は伐鞘†ること
 も出来ますが、自由に、ふんだんに使用するといふが如き」とには到
 磨相成らぬのであります.
 今伊′轟かますく椚喪されかば、こか女中鮮で俊肘−、又やむを得
ぎる生蛮撰充用に使ひまして、さうしてます〈革鱒を施すし、ます
〈伽朗力野村強し、生意力を増強してまゐるといふ・ことが何上bも
急務であります0これを怠りますろむらば、英米の長きに亙る経済持
久カかち致しまして患ほぬ不覚をとるといふことを我々ほ考へなけれ
ばならねのであります.
 その他日常の物資に致しましても、先づ南方へまゐつた粋が辞へる
時は軍簡、生意力掘充に必弊な物資を持つて笹へらなければならぬの
で、我々の福滞生活を順調に致しまするには、その上に餅力がある時
に始めて日本に持蹄へることが出来るのであbます。
 又それ等の物資は規b甘木のみならず清洲、支押その他我人ととも
に和挽へてまゐゎます方面にも持つて行く必要があるのでありますか
ら、数々は羊つその生招がこの戦争に上つて熊になるといふやうな者
へは金〈彗しなければなゎません0おい〈時が経つて好彗ロになつ
てから、我々の生活を襲にするといふやうな時代がまゐbましたなら
ば、その時になつてから革んでも重くはないのであbます。何分にも
敬平に聯ち汝<ためにはあらゆる力官」れに筆しなければ放ちぬので
あります9従づて現在のところでは軽済も、統制も決してこれを穎め
ることは出来ないのであむます.それどころではないます〈厳しく
なろといふ−しとも見頃しなければなりません。尤も摂Lくなるといム
ことは捷らに喧しくなるといふことではなく、この樫済統制の目的を
達しまして生活の最小限鹿を確保し、】方軍備と生蛮力増強に努めろ
といふ、かういふ目的を透しま†るため、あらゆる方法をつくして鴇
奮の道を選ばなければならのといふ意味であbますが、この彗nにお
 いてはます〈その必封が増加してまゐるのであゎます。
 稔らに過去の白山主義的な繁欒が、泣き梅氷に来るといふやうなと
\ノ

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 とを考「るのは非常な執りであります。私は最近の我が均拇の名分の
 申にさういふことがあるとすれば、銘々卜丁る戦勝に辟ふ紛り少くとも
 さ〜いふ糎斗が出来ましたなちば、それこそu大耶であると思ひます.
殊に我々はこの緒他に放ける大軌条を晦まナ時に、我が拘の天佑紳助
の足首ことにつき頂にその有離さを即丁乙るものであbます。併しなが
らこの戦勝は陸海軍の将兵帯出が、全力をつくされたのに対して、由
良全他の庖みなき弊力に上つてこそ、姶肪こし我々はこの天仇と紳助と
を戦き得るものと思ふのでありま†。
 然るに油断し、頼み、努力のないところには天佑も紳助もないもの
と私は恩ひます.人群の限りをつくしてこそ、始めてそこに有捌い紳
の助けを戴〈ことが出衆るとmひます。銃後の我々としては一筋引締
めまして、必ザ併ち竣くといふ牡惜がなければならぬといふことほ、
とれまで溌々糠正されたところではありますが、さちにこれを日々我
我の心の中に刻み込んでおかなけわばならぬ群椚であろと息ふのであ
わます¢
 私は与女の対米英取の始ります前に、貯壱棉加朝を百三十五億助か
ら首七十億偶に村加しなければならぬ、和してこれを⊥くなすものは
転民諸君のお力である、御努力であると申したのであります0勿論−」
れは回生拍君が上く貯蓄して下さつて始めてなl速けらわるのであつ
ゼ、和してこれは昨年十二月以降に於いて、本年三月宋までの四サ札
間の聞に三十五億仰の貯蓄を均す必野があるのでありますから、つま
り、昨年十二月から本年三月までの四ケ月間に入十億他の貯蓄の椅加
を必中とすろのでありまして、従来の〓倍の榊加坤を必牢与るので
ぁります.それ故各万両に於いても非常なる圃叱の抑労力を願ひ、又
¶にそれがために御影力にも柑成つてゐるのであ巾ます・
                       1.111111





 併し昨年十〓月の成娼は、財虎貯事と申Lまし<も多万両に亙りま
ナので、未だ的確の統削の敬字はハブキyわかりま甘んが、ただいま
までに銀行に頭金してをりますものの椅加掛とか、郵俳貯金の棉加研
とかいふやうな方面の一部からこれを推定放しますと、十二月に於け
るこれ革のものゝ村加の歯弊は、放水からは大分堵加いたしましたが
未だ満足出来かわろといふ状況にあるのであります.この分で行きま
したならば、稚定の宵七十億に適し難いのではあるまいかと息はれま
すので一月以降に於いては、ます〈貯蓄の増遊に網野刀あらんこと
をお甑ひ致したい未払であります。
 所謂耗済統撃ノ上つて日常生活が完全に統制出来ますれば、その椒
兵として申民貯蓄ほ均加するのでありま†.又その筋事がなさわまし
た緒巣は物賛の消費師約が行はれ、各般の挺済統制も良にその目的が
逢せられるのでありま†.
 かくしで粍済政放そのものが国民粁寄の瑞加納に上つて現はれらの
でありま†.
 我々珂民は亀甲の鼓々たる戦果に射してこれに網謝すろと1もに、
この成果む維持攣畏せしめるために、銃後の皆様の榊努力ほ⊥つて恥
しくないやうにやつてまゐbたいと恩ふのであbます.なほその上に
於いて、拘り貯蓄の増強のみならず各般の堺椚について頓☆労力Lな
ければならぬのであbますが、この触禽に於いて各般の努力の梅品と
もいふペき国民府著の柵加についてきらに夢く、探く国民の皆様にお
尿ひ敢1たいと存ヂる衣鵠であります.

                            (一月十二日放送)