大東亜建設と道路 技術院総裁 井上匡四郎
の大持紳に基いた大東粥共巣細を稲政教しまする馬にほ、武力の軌と
表裏一睦であるところの建設の故に於きましても亦、完全な弊制を指
なければなりませんD私はこの光男ある大盤兎建設の敬に.料率凍循を
出て参加してをりまする−人と致しまして、又恰堆昨日、本日の二日
に亙つて革風に放きまして竺回盤魂政略技細身訊が開かれましたの
を槻禽と致しまして、こ1に道路地設といふ開頓が大東韻建設のZに
如何に夜中な役割を持つてゐるかに撃J述べ、畝民皆様の御理解を得
度いと息ふのであむます。
人間艶汚のあるところ、とんな僻地に於きましても、滋路∽ないと
ころほありません¢道路は人柳生括と炎に始まり、兆に頚建してまゐ
つたと申†ことが出来るのであります.即ち、管は人が歩いて洩るこ
とが出水れば、それで上ろしかつたものが、入間生桔が複殊になつて
まゐるにつれて、革を治すことも必嬰になり、近頃では交流槻蝕の汲
建と共に、非常に洩い速力で光り、而も宜い革が自由に通れるやうで
ないと、温格として充分でないといふやうになつたのであります.か
ういふやうに弘兆の生活に最も身近にあるものでありますから、織
琴胎、飛行槻琴−いろ〈な安弘機関の最後の仕上げをするもので
ありましてこ1に道路交流は他の交漁にはない〓ノの特長を持つて
ゐるのであbます○けれども、道路は決して緒攣船、飛行機等の補
助的なものであるといふやうにみてはならぬのであります.除りに身
近くにあbますが故に−却つてその本営の婆を鬼鼓つてゐたといふこ
とが今迄にないではありません。即ち、退路はそれ白地で幹線となる
べきものでありまして、例へば、下関と青森とを攣山道路は、北海
喝押太を撃Jaペリヤに伸び、或は、朝鮮を攣」満州、更那、更に
速くは琴俳印、マレーと伸び招ける大動脈とい・還へを持つことが
必弊でありますご11に平時に於きまする産業道路が、取時に放きま
してほ鹸飢道路となる所以が存するのでありまT.
更に道路ほかういふ交鵡上の使命の外に、別な大きな使命を持つて
をりぜす0それは自動革との関係であります0現代の道路ほ前に申し
ましたやうに、自動申交池が山水ない道路ほ、道路としての資格を持
たぬと申しても、…彗Pではないのでありまして、その自動革は平常ほ
有力な輸逸機槻でありますが、耽時には直ちに正客な兵禅として沼用
されることは既に御存知であらうと思ひます∧二万又自動革工業の教
蓮は拡ちに航舛確執革、その他の槻軌瓦ハ路工業の進歩を来す基礎.J
なり、従つて自動革工業は酵肪工業の破鮮{二つであることを開く知
られてゐるところでありま†0けれども、もし自動革が光るべき鵡路
がなかつたならば、自動革を婆求することも起つて来ず、従つて臼肋
革工業の邦睦も期待することが川東ません。その緒弟は、醐防工業の
弛歩讃建に非常な影啓を持つことになりまして、こ1にも温路の大き
な使命があることが観められるのであbまナ。
さて道路ほ以上斌べましたやうな伐命を待つてゐるのでありま†
が、桝つて、我が国及び大瀬紹各地の道路の現在の状態を眺めてみま
すと漁場ながら甚だ浦超することが出雲い有線であります。即ち現
在日本に放きましてほ1担鵡及び府唱将池の全延長は、十故砿粁に
及んでをりますが、斯く昭和ユハ年切から杓々和也駒に改良及び舶難が
行はれてまゐりまして、それでも現在偲、自動申交通が出来ます娼賂
は−僅かに重雄の約申分にも到らない状態であります.
満州単に於きましては、払留以来常々として放電軒の道路を放浪し
て衆たのであbま†が、適格の普及からみましても、又鈍袋の車凄か
らみまして衣1未だ完全額備といふ迄には壇に速い状態でありまして
目下は顔懇、或は侍堵1専のいろ〈な間色と収組んで、道路建設の
取に凱歌を挙げる日を勇みつつ、多勢の扶縮批土が牧つてをるのでち
わまT.
中華民何に於きましても同械でありまして、十頓考軒の適格ほあり
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せ†が、乾燥Lてゐる噂たは文字通り芸者丈であ−、】竣雨季にな
りますと堀樺、泡のやうになつてしまふものが大部分で、自動申安通
に耐へるものほ、粗く懐かしかありません。こ⊥でも新政府が成立し
まして以来、支那特有の発土を征服して、やがては大陸の道路を確立
し上うと蝕んでゐる建設技術糖を、その他の棟術故士と共に忘れるこ
とは出水ません。
南方の紺地切に於きましては、昏操も畠軍のマレd及び比律頸遁
世の状況で御存知と思ひますが、奥地では道路はおろか人跡すらも無
いといふ原始状態とも申すべきところが多いのでありますが、海岸地
方局部的にほ道路及び自動申交流は都合に蛍達してをりまして、挿山
の自励革があり、その自動坤も衆用坤が非常に多くて、慈格の鈍角も
甘及してをるのであります。Hみに、両欄干平方粁に射する緒方各地
の鵡格の確長を大きいものから噸に中城べてみますと、比律架では約
九〇巧者英領絹糸でも同亡く約九〇粁、常備領束印度では約二玉杯
仰印で皇妄粁、ビルマでほ約三〇粁、岱英領ボルネオでは】七粁、
秦野では約七軒といふ状態になつてをります。
この中から萄英傑虜来を例にとつて、内#を湘べてみますと、全班
の平均数字が前由しました約九〇粁に射しまして、海峡枯用地だけの
故事ほ当完粁といふ増路分柏の細いものであわまして、又自動革の
故についてみましても、人口千人に掛トまして同じく鴻来会出では約
−○雀といふのが海峡府民地では約=九宅とい∴状態であります・比
汝考、ジャバ、スマトヲ、ポルネオ等に拾きましても、大地同じやう
な傾何であむまT¢
との結鵜からみても剤わま†やうに、これ等の道路はあくまで米、
葵、耶の侵略主我の薦物でありまして、米、英的蕾秩序の手段として
の盛終に誓せん.従てわが日本の凛汐する、大井並の欲しい#虐
に上つて、首領見直されなければならないものでありまして、今後−
わが技術職士に上る新たな建設の敬が展開されなければならないので
あゎます。
衣にかういふ各地の現状に封しまして、大東亜の意格はど与いふ方
針で鍵顎しなければたらないか、又、どういふ設計構造にする必廷が
ぁるか、といごしとが究宰な且つ緊急な開留となる縛であゎま†。温
格といたしまLてほ、他の安濃と津耗に槻聯をとりまして、まづ各地
域毎に、その防鶴、住民の稲利、資滑の開襲等の立韻から計‡を桝
て、かうして出来ましたる各地城の幹線及び支線の意絡網が、同時に
大鹿頭金放としても一つに凪つたものであることが必嬰であゎます.
この活路網に則つて、その潔急に膿「ニJ逐次に針lが†現へと移され
ねばなりません.
かうして道路を葦するに普りましては、まづ、各地の均等−果敢
等に最も通常したものであることが必宰であり、何時に、現地資材の
利用を粗衣に考へたければなりません。その上、将来由賂を利用ナる
自力革が、♯も能率上く便へるや与な安打であることを必弊としせ
す.将来の自動革はその逢さは毎時間官軒以上で、均戦士も駄々大き
いものが弊求され、又芸する・しとでありませ〜。捷つて、大賞亜の
道路ほ、この又交通に十分耐へ得る構造でなくてほならない岸であゎ
ますゥ
以上、道路について埋めて簡単に大東正建設の吸の萎をみてまゐつ
たのですが、席概な各方圃に亙る・しの中古の大乗に鍵さはる葵甘を瀬
った私共は、あくまでその盤行に遷して、これを立派に緒‡させる
ゃぅに、お互ひに昏ひ堆いと思ふのであむまナ.£五月三十日敢為)
く1ア)