戦争保険について 大蔵次官 谷口恒二



本日から倖瞼官能で取牢保敬の申込を受けつけることになりまし
た0馳革保掛といふのは俗に蛮製保険とか盤建傑放とか申してをりま
す保放のことであります.
我が醒は持続無比の陸海軍を沸し関取以東態に海にさに盗人たろ取
兇を牢げてをりまして、未だ一回も敵機の来襲を見ないや〜な状態で
あゎますが、油断ほ禁物であつて、今後も防塞の鮨へは益1粗くする
と兆に、正二塞#に困つて均等が生じたやうな均A口に封する対策につ
いては龍螢を期しておかなけわは懲りません.
 普漁の火災保粉ほ嬢鞋に因つて起る禎背に対して保扱金を支沸ひま
せんから、散申保瞼がなかつたと致しますと経済界と臼民生括は不破
に堺されろことになります・軍帯1頓ほ路地に抗争を頓菅すろりとが
閑虻となつて大砲、Z革、瀧行桝その他の取申に必牢な武静の句読
力が賦過するに至るかも知れませんし、銀行その他の金融梯閑は舟俸
にとつてある物件が無くなつた鳥め、貸金の収立てが開撫となつてそ
の触能を十分に果すことが山水なくなり、又一般用民は生活に不安七
慮ずるに至るでありませう0取琴体験はこれ専の不キむこ掃して何の
練力を挙げて大栄鵡執竿を塗行†るのに篭の無いや〜にし上うとし
て設けられたものであb‡す.
 取申保晩ほ爆撃だとか、亀付砲の鞍片の汚Tたとかもるひは海中
ヽノ
▲▲
▲ツ一

 の】叫考】qの篭その他、電行革に岨qつて、_叩かれたとホされたと音
 ふ均今に保輸灸をL沸ふ保執であむま†.
 甘租の火災佗鞄はこれ等のね壌の分まで保取掛を収つてゐろ#では、
 ない、牲つて金野等に岨qる均等に勤し俸地金を支紳はないものであり
ま†から、現花火災保晩をつけてゐても、火災保鞄とは別に取学保輸
をつければ乾−来襲があつた租合には親告が填補されないであるから
この靴については十分に性悪しむけわはなりません。

 取手保傲には、どんな物でも保敬につけられるかと申しま†と、保
敬につけられるものと、つけられむいものとがあります。職学倖取を
っけろことの出来る物を例へて見ま世う。第一は故地とその附鹿設備
であbます.建物は住宅でもエ鴇でも店でもあるひほ倉庫でも上いの
であつて、その用途は間はないのであります.鶉〓は一定の場所に在
る家財商品その他の敵竜でありま†.址撃こほ津逸品、これは大社汽革
なり糖なりで窪途中の品物であbます.鴇出は汽申、一軍T、自動申そ
の他の#桶と地上に在る紡洪蝕、鮪五はその他の小型の舟、短音健
治、改礁搬などであります.以上に地べた吻が敬宇保蝕をつけること
の出来る物であります.只今申上げなかつた品物でも現に火災保験の
ついてゐるものは敬牢保蝕につけられますが、保他の申込を受けま†
のほりれ等の物で、しかも内地に在るものでなければなりません。朝
鮮あるひほ蛮声その他の外地に在るものについては、壌く近い内に申
込を受けることになりま抄丁りがまだ、本8からといふわけにはまゐり
一−せん●
 外地の戦苧体験も大地内地と同棲の仕組になる領です.次に敬学保
倫をつけるととの出来ないものを申しまナと、鮪一は払竿有償陛券、
切手、】†金l、す石、†_品、一男坤品、■集、オ■、葺かどであり
ま†。前二は剋物及び摘物であります。集三は辞音件汝声†再伊片珪
の封象になつてゐる船舶であります.これ等の功はたとひ現に火災伊
根がついてゐましても取学倖捻はつけられません。
 取学保牌の申込金拐は傍捻僧朝即ち保線につける他のdの九幻以下
でなけわばなりません。例へば時世一再胤の鍵物をつけ上うとする人
は長南九千剛迄しか倖験につけられな小ことになつてゐます.
 保晩料は大敵大臣が定めることになつてをります.浬蓮中の品物に
つきましては一回の建蓮につき保換金初の千分の「その他の物は六
ケ月につき保瞼金折千分の出であります.


 次に侍敬期間のことであむますが、保執拗間と申しますのほ倖敬−▼
紅が‡任を持つ期間のことでありまして、たとへ顎杓が成立しても悍
漁期聞が始らなけわば体験倉敷には丈任がありません.保簸湖は六
ケ月でありまして、保換曾批に契約申込甘と保取材とが届いた日の亜
8の午後四時から始り、傑物期間の末日の午後四時に捗ることになつ
てゐます0徒つて契約を申込んでも直ぐ杜倖袷身融は‡庄を持つもの
ではありません.この鮎御注意が肝弊です.
 取轡保傲をつけ上うと思ふ方は作瞼爽約申込魯に所定の帯椚を†い
て保除料と共に政府の指定する火災倖敬曾批に義出せば宜しいので
†。申込沓に沓くべき斡柄は敬申保険随時措置浅瀬行斌用筆一十犠以
下に持められてゐますが、辞しいことは体験甘批に岬ひ合はせれば教
へてくれる鴇であゎま†.政府ほ内地で膏薬してゐる火災傍取曾敢の
大健全部を収扱堵として指定致してをります.それから申込の時にぜ
ひ注意して撒きたいことは申込沓を〓払作ろととと、放申保愉をつけ
ヽノ

′ヽ

ようと息ふ物に眈に火災保檜なつけてゐる彗口はその同じ捧頓各社に
申込まねばならないととであります。ニ通の中込零は一字一句同じで
なけれはなりません0偉物禽触は申込者を受耽ると二表の申の一漁
に官能の印を仰して返してくれるのでありま†が、この返してくれた
¢而は職零倖瞼契約の成立したことの記嬢になるものであつで大切に
しまつておかなけわばなりません。
 倫申込先は倖換留批の本店でも支店でも出粥所でも宜しいのです.
代曳店に申込む埠ムロに注意しなけわばならぬ−しとは、どの代理店でも
職争保健を受付けるといふわけには行かないのでありま†から、戦争
偉物の難額を収響か代確暗に中込まねばならねことであbます。敬牢
倖他の寄耕な収抜ふ代瑚店は、馳学稚敬の準朔を塀班ふ代瑚店である
といふことを研いた魯面を保取伊撒から五つて骨菜所に掲げておくこ
とになつてをりま†.
 敬弔偶像は甘通の伴取爽約と逢つて、申込だけで契約が成立†ると
いふことに法紺の改正でなつてゐるのであbますが、契約の戒立する
時期ほ申込者が保教官故に帝き且つ偉物甘址が保健料を受喉つた時で
あります.申込者が着いても疎放料な保険骨融が費収つてゐない時は
契約は成立しないのであゎます。

 取革保放の法律は本日から施行されたのでありますが、法律の施行
された日から三十日間、つまり→月〓十六日から来月の二十五日迄の
間に申込沓に倖緻料を添へて倖瞼禽故に貴出せば、たとへ拘善が超つ
た後であつても掴者の生じた時に遡つて契約が成立したことになり保
 掛金を変節つノJ貨ふことが出水るのでありま†。これは非柵な持典で
 あづ<津坪他行早々あるひは施行前に生ヂるかも知れない姐季につい
ても保護を粥へょうといふ鶴官であります.これは敬弔倖翰の法律の
中に持別の規定が設けられてゐるのでありま†。付しこの三十日間
に、損蕃が已に超つて了つた吻に保険むつける…彗qの爽約金瀦は普油
の場合の如〈保傲金融の九割まで保檜をつけるといふわけにはまゐり
ま杜ん口和ち家島でも家材でも大捜時項の七創見普であります.
 経りに馳学保他の玄沸方抹について申上げませづ.
 住宅或は家財が均等を粟つた翌日は住宅と家財の各々について〓千
胤以下の倖換金を直ぐに支沸ひます.又は損害の峯が周寮費般から
見て繋急を零すると恩はれるときには保険留杜が大蔵大臣の認可を重
けて保線金を支沸ひます。今組べた二つの璧口以外はすべて大意省の
指b†る時期まで賓挑が礁拗されることになつてをり、桂期がl年以
上に及んだならば延期した倖敬金に年l亮出庫の利子を附け、俸輸金
こ兆に支沸ふことになつてをります。これは一時に保捻金を更沸ふと
とにして檻くと通貨の捗脹を来たして、戦時経済に温影朝を及ぽ†や
うな場A口が有るかも知れないことを酷つたからであります。
 以上敬容体愴の概喘につかて御故明致しましたが、なほ許しいこと
ほ晩学保取払時措辞学′南洋施行規則を金牌されたら宜しいと息ひま
†9法律の方は昨年の±斉十九日の官報に、施行規則の方は今年の
             ヽ
二月十〓日の官報に掲教されてをりま†0又政府では近々のうちに週
報で説明致しますし、バンフレタトを作つて件償軒敵に渡して置きま
すから傑物倉杜におたづねになつて下さい。
 木制度は最初に準へましたやうに大東屯頓智勃破の掟槻かれた院時
菅の脇饗を攣し成立し、本日から世施せられたのでありまして、木
制度の埋桐に依り印増経済の添行を構催すると兆に穎民生油の毀安に
箕†る併大なるものがあると存じ¥す。へ盲〓・エハ司教牢)