時局下の司法保護 司法大臣 岩村通世

明日は司法保護記念日でありますから、司法保護に就いて平素考へ
てをりますことの蒜州一定叩述ペます。
禦彗普司法傑彗莞、誓犯しモた票慧て彗犯し
ませぬ様に、之を保革楕苧量警あ豊す・誠に恐多いことであ
り享が上箋に於かせられモてほ・肯から表姦した民草
書深い御霊を垂れさせ拾うてをるのでありまして、司法保彗策
に射しモても・雪姦悪完の慧命蒜はつてをるのでござ
い享這苧の藁に関係致してをり与る着ほ・常に契無慧
晶仁愛の犬御心姦壷みモてごれらの者の保琵学会力を
挿げてをる攻撃あ豊†・人慧過ちなからんや・彗て之を改む
るに悍る裕勿れた古人も申してをります。
 司法倖慧常に於いて士痕としてを豊する事は、比等の者を彗
誉の故に見警ないでぞの大切な同胞として再び諒に御準普
せるといふことで告まち言罪姦しモた者は、とかく詣か
ら疎んぜられ享る巧本人昇は、どうか寛とし蒜び正しい温
を歩いて行き洗いと努力しモても・枯局力警て帯び誓雲ると
いふ場合が砂くないのであります。
(3さ)
 かかる事は苛々が同胞の情誼としても歎つて見過してはならない−ル
とであ巾ま†。何とかしてその正しい労力を助けてやるへきものであ
巾ま†が、屠蘇の立場から見ますれば、更に一層その必媚が稲感され
るのであります。聖戦8的完汲の馬に麻民が全能力を革げて努力せね
ばならない時、−人でも多くの人手が入用な時に、閑民の中から再犯
老として落伍して行く頚が今なほ出るといふこと、而も在糀準二革一
千の中の約年政も占めてゐるといふことは、同家として兜に沓へ難い
和犬であります。殊に犯罪が襲生すろと祀脅の安寧と弼祀とが傾けら
九ますし、更にその巷後塵鹿の馬にも珍なからざる国費が耕かるので
ぁりま†から、閑のカほそれだけ減殺されるのであります。現職速行
の上から考へても、何とかして再犯を攣生せしめない梯にして・其の
馬に察費せられる園民のカを有益に積極的に暗かして使ふやうにしな
ければれらないのであ勺ます。

    ×

 それでは再犯た絶域するにはどうすればよいかといへば、緒局一人
々々の拷故老を、再犯に陥らせないといふことに蹄潜するのでありま
†。一人々々の坪数著を牡曾が温かく包容して、通常な職場に浮薄か
せ、希望を輿へ、信用を輿へ、虞心を似て侶雀指導を輿へて・日本園
民としての正しい生活をしつかり守らせれば宜しいのであのま†¢之
がむち司法保護の使命でありま†が、かやぎに傑魂の心を以て赦しま
すならば、罪を犯したとは申せ同じく日本人でありますから・恋い‡
をした、柑済まぬ事をしたといふ悔悟の涙に咽ぷと同時に、本営の日
本周はTこて御奉公して行き乾いといふ強い希望彰抱いてをりま†の
で、之が保革指導の如何に上りてほ必ず患艮なる臣民として晩節し籍
るものと確信致してをります。現に多数の挿炊者は鹿浜な銃後閲民と
してそれぞれの職場で荘両日に働いてを巾まするし、又前線に於いて
叔々たる武勅を建てた者も秒くないのでありますから、犯罪者の保建
といふものは少くとも我が周に於いてほ大きな欺果を期待して上いこ
とが判るのであります。
 殊に現下の非常時局に於きましては、刑務所に這入つてゐる在畢者
なども∵」の時局に人並の御奉公が出来ないことを非常に残念がつて
その埋合せに非常に緊張して作業に持糊してゐる溌情であります。か
ぅいふやうな人達がやがて浄放されました場合、就曾が粗い現触と同
情とを出て之を迎へますならば、彼等はその張切つた粁紳と熱情とを
似て立液な銑後園民となるに蓮ひないのであります0そこに司法保鍵
の大切な役割がある欝であります0もし放任して砕けば朽び罪を犯†
かも知れないおそれのある捧故老を、温い心で抱擁し、再犯をしない
人間に蝦へ直し、それぞれ身分に相戯した御奉公をさせて再犯を確瀦
し安寧の揃保と国力の増進とに着服することが司法保護事業の農事な
る任務であります。
 この保腱の仕事ほ維が受持たねばならねか、勿轡しれは園家の仕事
でありますが、同家は民間の司法保護鋼線或ひはこ年前より箕施して
ゐる司法保護委員等の郎身助努力によつて相常の教果を収めてをりま
することほ。感謝に堪へぬところであります。併し鮮扱者の落着くと
ころは鈷局開局皆様の防組の中でありますから・国民の皆様が保護の
精抑を覇く曾得せられこれ等保護機関と適格協調を保たれて何かと御
擾軌をお輿へ被下ますことを最も切望致しまナ・
釦ち皆様の職場、皆様の鞘組の中にもし持故老がありましたならば
深い郡解と同情とを似て之に赦し、その人のまじめな野生の努力を常
(さP)

ト助けて警鹿いのでありまr・さうして今日のこの噴古の大溝の題
笥巧同じ御奉公の恵キ抱く満として、互ひに扶け含ふ心約a川∴
州鵬へて御蝉公の道を邁進せられ戊いのでありますりさう致しま「る
ことが・銃後の護りを礪が土にも堅くし、暇のない抗戦艶制の確☆に
知的†る所以であると考へます。
明日司法保護記念H妄迎ふるに誉りまして特に嘲薬の馬に御協りむ
御即穀す攻軌であります0       完月十二目放璧