増産された蓼
お米についてほ前にこの両氏淋
本で申し上げましたが、食塩とし
てお米に次いで大切なのは、先づ
教であります。お米が窮屈な今日
教科はこの食塩頓に力強い揮笹と
なるものであ勺ます.また蓼煩が
ヽひ哩
軍馬の飼粗として用ひられ大陸の
戦地にはなくてはならないもので
あることは申す迄もありません。
一般に杏頬と申しましても、い
ろいろありますが、食挽として大
切なものは大藩や疎窄それに小
変ですが、先づ大変と称酸から申
し上げることに致します.
荻が留の大変や群参拝、#典前
で、大変が約七宵宮石、稗教が約
六宵宮石程ししれ、これで犬陛封姶
自足をしてゐましたべいや、大変
は年々一夜石以上、多い年には七
†布石近くも朝鮮に出されてゐた
くらゐですJ
車鍵後の収樅商も大漁うまく行
つてをり、お米の援軍として水根
な成群生茄してをります.
歩炉については昭和十≡年の分
から先づ小波について埼蕉計繋が
桝てられて来ましたが、}昨年の
秋からはお米が妨屈になりました
ので赤痢全部に亙つてこの増産興
励には′虐のカ虎が入れられまし
た.そして破ほこれまでは主に田
舎の万両で御飯として食ペられて
ゐましたが、それを椰禽でも盤村
と}持に混ぜて食へるやぅにした
い.また軍で必串な分も保つてお
きたい、といふところから、今年
は更に敵将の統制を碩めることに
なつたのであります0
そこで今年からは、蓼について
は、米について昨年秋から始めら
れた園家管理よりもさらに一歩群
んだ弥栄に準ずるやうなやり方が
行はれることになつたのです。
つまり良家で作つた衣類は、農
家でその一年中に必黎な自家用の
ものを除いて要られる舟は原則と
して全部これを政府で買ひ上げる
ことになhました.
かやうに政府が赤瀬の全部を又
ひ上げるのはもちろんこれにエつ
てお米の不足を祁はうといふの
です.徒つて政府は各地方の米の
帝平と供給の維態と磐の尺入の状
況とを睨み合せながら排下げてゆ
きます。しかト盤雛の方で出した
赤をお米に混ぜて食べるには、さ
らた精密工場で手を入れてから配
給しなければなりません。そこで
政府が常人れた変の中、手を入れ
て溌ふものけ、政府から日本米躾
株式曾故に排下げるのです.この
曾牡ほ政府の相師に徒つて日本構
奔工繋組合聯合禽に賦んで炎をつ
いた上で、府卸本や牒知卒などの
地方長官が指定する醜拾の統制袖
睦に賀り浬すのです.そしてそれ
カらさらに、米駁商業組合などが
この激をお米と混ぜゼ皆様の御家
庭へ配給するといふことになるの
でありますが、今年の教は既に確
り入れられてをりま†から、泣い
中にはお米に混ぜて粂べろことに
なりませう.
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さて衆は同じ歩珂でも小湊は代
周食として別の方面から真横閃髄
の操決に大きな働きをしてをりま
す.今日私題日本人にとつて大切
な食物となつてゐるバンもさうだ
卓勺h「ん
し、またうどんや素麺も、決噂と
か皆弛もみんなこの小路が重な庶
料となつてをります.
小杏はこのやうに私撞の生活に
とつて大切なものであ勺まナから
尭斑問題が喧しくなるにつれて、
いよいよ大事なものとなつてまゐ
りました.
この小波は我が国では大観六百
布石程度穫れてゐたのでありまし
て、年々数百苗石の小蓼をオース
ト▲ツリアやカナダなどから輸入し
て鵜つてゐたのです.しかし、こ
れではいけないと昭和七年からは
外醐からくる小さに輸入取むかけ
−方でほ小歩の増鼓町立を桝てた
のであります。
そしてこれが立液な戌拭を革げ
年に九百五十笛石も繰れるやうに
なつたのです.そこで眈に革鍵前
には外固から小森を取入しなくて
も良いやうになり.郵つて串傑後
は揃削園や北支那へ酵山輸出する
までになりました.そして一昨年
度ほ千三宮諮石も堪れたのです.
ところが、一方簡約は多くなる
し、また小妙粉の輸山も放り抗え
てくるので、一昨年の十二月から
輸出許可制が布かれるやうになり
ました.
この小歩も、勿輸、犬鮮や辣紛
と同じやうに政府で軍ひ上げるの
ですが、太線小瀦の申分以上は小
奔粉になるのでありまして、寄贈
前ほ小破の七割五分は小路粉にな
つてゐました.
この小奔粉は願なら牒の、例へ
ば槻小謝粉卸商業組合といつたや
うな配給機関に繁り流され、この
配給機脱では、その聯の知事の指
萌と乾督をうけて、;火の計竪を
材てて配給してをりま†.
そのやり方は、将によつていろ
いろと造つてゐますが、大睦、バ
y用やお英子用、麺那用、調味料
とかまた糊用.家庭用といつたや
ぅにその用ひ万に分けて、それぞ
れの統制陶他のエ築組合や雨渠組
合に何袋宛と安めて配給してをり
ます.
そしてエ沌ポ組合では、製バン工
業組合とか架子バンエ輿組合、製
増エ築組合といつた戚叫性で、早速
これを組合員の箸に、それまで
の淑統とかその他の仕事ぶりをに
らみ合せて刺骨てて配給します.
配給をうけた発着はYこれを原料
にLて.バンや加担軌を法るわけで
す。
次ぎに頒油川のものを申しませ
ぅ.小津が嗜的になつて私遠の家
庭に呪紛されるには、耶一ほ大き
な慣油愈杜に原料の小妙が政府か
ら直旗に兜り糾されて鰭帥が幾ら
れます.
弟このやり方は各地方の小口の
諾び着である甘地の燐仙廃さんの
分です.
これは政府から府知耕とか欄知
事が指定したものに繁り流し.碇
泊の†轟巾組合む泣じて組合員であ
る菜薯に配給されて礫仙が‥鵜られ
るのです。この治られた壌油や昧
噂の舵姶につきましては、また改
めて申し上げることに致します.
ハ九月十日放逸〕
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