電撃産業鞠埠の統制

    触t頂伊表 美濃瓢洋次

 今日は去る七月三†日の紙動員審議曾に於いて可決せられました「
講酵麓紫朗拉令牢椚」に付て少しく御括を申⊥げて見たいと思ひます.
 この「釆褒章粟鞠絶命」は昨秋閣議に於いて決鳩せら丸ました「艇
済新捜制中桐Lに基いてつくられましたものでありまして現下急迫せ
る内外の情勢は閲のあらゆる力、即ち政治であれ、触沖であれ、文化
であれすべてのものを俄寧日的速成の椙めにあげて雑巾勤艮すること
彰碑附してゐるのであります.而トて触済も亦この意味に於いて一睡
となつてそのカを閥家の目的に向つて柴中軌はせられなければならな
いのであります.
 然るに従来の鮮済はいはゆる自由ま故糾済であつて紳済の提督の中
心は個々の軽済に辞してをり、同家の抑済粂飽が二つになつて二つの
は的に向つて鶴申して巡督せられるやうな約柑になつてをらないので
ぁりまナ.鮎に従来の統制経済が十分に数兆む上げ碍なかつた原何が
ぁるのであ巾ます.そこで威家柄沖粂睦の力を禁口して」つの目的郎
ち職中日的達成の持めに動かしてゆくやうに†るには全払を一つにし
て沌響し得るやうな軌械をつくる必破があります0その払拭に洗いて
定昭普したもqが即ち頂担熊襲断絶領なqZあり濁す
 笥黎藷業朗絶命に於きましては窮境な群発に拭いて溌桑別に食用的
な朗蛙をつくつてゆくことを定めてをります。而してこれを「統制合し
と呼ぷことになつてをりま†。
 そこで茄要務繋とは如何なる売築をいふかといふことに洗いては捕
食を似て定めることとなつてをりますが大按.鉄山琴各種エ葉ハこ
内にほ造船薬、食粗品工業窄も含んでをります)及び根上逮逸葉、貿
の易葵等をいふものと考へてをりま†。そしてさし侍り統制骨を急い
でつくつてゆかうと考へてをわますのは、鋳鋼、非絨金巧石浜、稗
械化単、セメント、糾粉、繋易等であります.
 ところでこの統制曾の令色にはどういふものがなるのかと申しま†
と、繊銅なら繊斜に就いて印しま†れば結納の生煎警、振興策者は勿
論禦口にJつては原料の配給薬草攣哀製品の生売薬音噂銭も統制
曾の禽員になり得ることになつてをりま†のでどの帖偶にこれをする
かといふことは然鼓動大臣が件】訳をして態めることになつてを〜ま†
而して指宅されました梁老の方々は常然に耗制禽の掛倒となることに
なつてゐるのでありまナ.これは統制禽の性弊」常然のことでありま
†.また午頚の方々の中.中小の命薬のガ々は必弊に鵬じ拙合をつく
って、その組合ししして紙制禽に加入せらるる途もひらいてをります.
その和合を「統制糾合Lと呼んでをります。もつとも杜火の工業軌合
殉難組合坤も大田が指泣しました場合にほ加入川氷ることになつてを
りま†ゥ
常統制骨は黄搬大iの命令に上つてつくbま†ものであつて自準的
にこれをつくるのではありません。併し大蛇の智ハ〓に於いて臼準的に
業者の万々が純利魯をつくらうといふ気分がありそれが錮常のもので
ぉろ場食qはま動大田から命令を出すことにならうと考へます・
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共に統御身の托萄ほ前にも申上げました通り閑寂粂性の経済の轡ハ。
潔^営計議に鵜き開衆目的に徒つて営該轟菜分野のカを競合して焔も
有効に竣緒せしむることにあるのでありますからその節一は閑銘の結
合的な軽済の運営計欝の立案に参戦し協力†ることであります 妨二
はその計彗に基いて常講読業内に於ける賀施計窒を丸案し繋什を似て
その完全なる盤行に首ることでありまして、この籍めに曾艮み統倒し
指耕し又は真の事業を瞼査する等各礁の卒業を馬すことになつてゐ
るのでありま†.
 而してかくの如く薗該産業の確僚に就いて閥家の意思に絶つて令諜
托を負ふのであ巾ま†のでその焉めに必項な確限が列へられたければ
ならないことも亦常然であります.
 柊つて統制曾の運営に普つてはいはゆる「指導者席理こといはれる
ところの方式によつてゐるのであります。
 即ち統制曾に於きましては統制骨の昏長だけが意志の決墟槻舶であ
り・粟務執行槻姐であるのでありまして、曹長以外の役仏は耶に禽長
の補助槻娼であり甘すと共に藍‡を除いて全部金具が由らこれを任命
することになつてゐるのであります.又組合は単に禽長の諮憫機関で
あつて決’簸ではないのであります.又、決定せられたる計溢の‡
行を黄金ならしめ且甘長の統制力を十分に徹底せしむる積め曾艮が禽
長の決定したる統制親程その他の命令に濃反せる場合には組湖仏法の
前則が適用せられるばか巾でなく三疋の事由ある場合にほ骨長ほ昏R
たる金策即ち骨社の役員頭鎧の役員等を免めさせることと、付合し泊
 ることになつてゐるのでありま†。
 かくの抑くせ長ほ統制身の重曹に洗いて条文任をになふと同時に覗
 い樺隈を挿づてゐるのでありますから、これの選任が相常務蓼な間福
であり禽長の如何により統制曾の成否が決まるのであります.そこで
曾長は業界の方々の中から知識紬臓の埋笛なるものを姪術委員として
遇びその統御委凸ハ拙撃ノかかるものを演耕大臣が渦付すると∵言
とに致しました謂であります。徒つて飴術褒良となられる方々に於い
ては公平撫私とおのれシ■捨てて最も通常なる曾長を維階されんことを
切望して止まない次餌でありま†∂
 終りに統制禽ほ閥銘の紐楯を鞍A口した→つのものとしてその力を撮
も現数に職寧日的墟成の岱めに頂僚せんと†るものでありますからそ
の速常に常つては全膣の有利蛇といふことを日的とすべきであり場合
にょつてはその馬めには個人の経済の有利性も租牲にされなければな
らないのであります。徒つて稔らに個々が従来の究網等を主張するこ
となく、如何にしたら条規として蒋も有利であるかといふことを日的
としていかなければならないのでありま†.
 これが即ち公益優先の鞘紳であります.併しながらこの点めには金
塊が三の僻済であり告碓が弼家の生娃力であることむ8党し、共に
相助け柏祁つてゆくことを忘れてはならないのでありまして、公益せ
允は常に鵜績共助の将帥に和姦付けられることが抱封に必率なのであ
りま†.
 而してかくてこそ全他の力も衆も有数に項挿し得るのであり1す.
事態の切迫はますます急でありまして今や日本は一じも速かに自らの
絶力を以て自主的な鯵済影確立することを以するのであ〜ます.而し
てこれが成虐は一つに統制曾の成再如何にかかつてゐるのでありま
†.従つて統制骨の頚育には各方面の方々の伽協力を衆心上り締盟†
る次妨であります.
                          へ八月六日放逸〕