今晩の祖呂ほr政府への帝望」
となつてゐます.
「政府の時間」に「政府への希望」
を帯題にナるのほ、ちよつと筋進
ひだと鹿はれるかも知れませんが
時にほ「輿静の意」も閃いて、曹
枚方の諌のあるところも伺つて、
政府がそれについてどう考へてゐ
るか。一々お話しできないにして
も、あらましをお侍へすることも
意味のあることだと恩ひま†.
 毎晩この時間で、政府の政鱗な
り、政府の考へてゐるところをお
侍へすることにしてゐるのでナが
また反射に皆棟方のいつはらない
御意見も伺つて、放流を進めて行
く上に参考にする、いはゆる上怠
下建.下情上流がぴつたり呼吸が
あつて、政府と同氏が一心同性と
なり、政治が泡められろ、さうな
つてこそ、一区にユ刀担い政治が州来
るのであります.
 この急迫せる世界情勢の妊只中
に、日本が自らの邁を強く、正し
く並んで行くためには、是非とも
さうなくてはならないと息ひます
               一
 ところで、「政府への希望」であ
りますが、いちいち一億周民のみ
なさんから伺ふわけにも行きませ
ん.そこで情報局では、去る十六
日頚行の週報、布原週報に三十五
萬枚の譲著調査カードをはさみ込
んで、誕著の甥挽をつかみますと
共に、「政府への希男Jにつきまし
ても、きたんないところをおきき
したところ今日二十五日までに.
約入歯枚の周答をいただきまし
た.その中一茶蚊ばかりたついて
内容を祝敢へず調査して且ました
がなかなか傾鵜†べき御意見が多
いのです.大漁の見営がつきまし
たので、これを、まあr皆様方の
輿輸の代表」としてこれから御船
介して見ませう.
 この選ばれた輿冷の代襲ほ何を
希架されてゐるかといひま†と、
政治、笹番外交、練済、文化等あ
らゆる問題に亙つてをりまナが、
何と申しましても一番多いのは、
政治.緒済に姐†るものです.申
で・も
「桝野上り壌行の政治をJ
「併信に兆づいて、強力な政治を
どしどし娼民をひつほつて行つて
ほしい」
「閥媚に反すろ考は横槌的に堀織
れJ
といふのが願椚的で一刻をもしめ
てゐます→大臣さんの御健碗を斬
るJと、素朴なお百姓の激励の官
兼も入つてゐました.
「払い政治を」これは「世界の8
木」が強く進んで行くための一一
億印民の絶着でもあると思ひます
それだからこそ、第三次近聴杓朋
も生れ、故時粗倒はl放と強化き
(さ少)

れたので†.
 そして成立の第山畢として、去
る†入日近櫛首相は
r皇図不動の困難ほ夙に確立せら
れてゐるところであり、今日は唯
その急添果断なる梵行あるのみ、
これを逸ぐるの途は一に園睦の本
義に則る固内諸験勢の格傭強化に
ありと縮信するものでありますし
と決濃を帯られてゐるのです.そ
して憐叩々とその方向に向つてゐま
す.
 「強い政治むI」それはみなさん
方の希望でもあり、また政府の行
ほんとするところでもあるので
す.この輿輸の支持の下に、政府
ほ邁池あるのÅです.
 軍手外交については、朝合に少
く.政府を信叔†るから断乎やれ
と群揆がかかつてゐるのがめだつ
てゐますが、裡済一閃樫となると、
お互ひの生活に滞綻びんと来てゐ
 るだけになかなか切血†になづて東
ます.何といつても一寄多いのは
生消必需品の配給や物依の開祖な
どです。
r青物の配給は何とかならないも
のでせうかJ
「子供にお血典子をもう少し……」
「叱仙現にならばないでも何とかな
るやうに、行列は取締つて下さ
い.」
「配給はもつと家庭本位に・…=」
といちいち御尤もなお桝…しです.
政府でも、関係方面で大いにト労力
してゐるところなのですが、これ
もみんなで一工夫してやつて行き
たいものです。あの店頭の行列な
ども、根本的封策を放てる必びは
ありますが、最近買いあさりや穴
物溌季なんかをやつてゐる都府人
方もあるといふことでナが、ある
ものをみんなで分け合ふ心で行か
うではありませんか.
 r究憎みするやうな流人を収締
 れ−
 といふやうな騨も多いやぅです
が、一概に商人の方ばかりを攻め
ろわけには行きますまい。七月十
先日から暴利取締現川も改正され
て、安倍み、男占、抱合せ娠賛な
ど穀禁血し、これを取締ることに
なりましたが、消費碩の方で罪を
作らせるやうなことはしたくない
ものです。
 敬時下の研らしい商道徳も必魂
なやうに、消費濱濃敏も必婆で†
とにかく「発つてやる、翼つてや
る」といふ束縛はやめませう.
 さういへば、「闇取引を徹底的に
取締れ、戯割にせよ」とか、「切符
制を全面的にやつてほしい」とい
ふ柵権輸が多いのもめだつてゐま
†.ここまで架たのだから、うん
と牡をすゑて敬時下らしい建碑を
立て、時局を乗切らうといふ、気
坊へが至るところにうかがほれる
のはうれしいことです∨
 その他生活に粥†るものなど、
千差薫別ですが、待の等を少し紹
介して見ませう.
「銀フラナる葛に交通耽をとれJ
「賛辞生活を徹底的に抑へ上」
「山猫んでゐるお加さんを強制的に
働かせる運動を起さう」
「毎月興維奉公日には全開民は】
餞づつ献金し上うし
「宜債券をもつと蛮行して下さ
い」
などと、生活新挽例へのまじめな
柴もあれば
「小生徴兵蹄査は不合格者だが、
取敢進行のを勺から帯鞭査麒へな
いか」
 とLたためた青年も現ほれて氷
る始末で、この調査を洩じても超
非常時、既に閥深のために遜へる
国民の切欠な叫びがきかれるとい
ふことはたのもしい限りでありま
す.
 かうして供花つたコ呵民の琴」に
ついて特報」局では取盲とめて由叩係
(▲0)
邑lllll
/薄管にも泊り、政治をやつて行く
‘上のさ考にする方針ですから、も
tレカードをお持ちでまだお山叫しに
在らない方がありましたら、すぐ
お楚出展つて、この輿論調査に協
力していただきたいと息つてゐ†
す.
 なほ普段でも皆様の御者見や御
希望を情報局へお上せ下さればこ
れを関係のところへお取次して架
現に務め、又ラジオなどを漁じて
お答へナるやぅに致したいと存じ
ます. ハ七月ニ†五8教義)