今譲合な通過L
k租税の汰律
大蔵省主輸局長
本年度に於きましては、昨年那
期的な統制改正を断行した直径で
はあり、月つ近年負頼も和音堵加
しゼゐるところであり甘†ので、
埠挽は見合はすことと相成つた次
第でありますが、最近に於ける紹
済事情の鍵避に伴ひまして税敢行
政の卸満公正なる執行は、一段と
困難を加へんとする情勢にあるの
であります.
常局に於きましてほ、税務審等
を督励しまして、施行の圃滑を和
するやう椀力努力してゐるのであ
りますが、何としても椚祝着各位
の十分なる理解と協力に依らなけ
れば、所期の目的を達し粗いと思
はれますので.何卒今後とも最上
協力の兜を挙げられるやう、切瑳
松 隈 秀 雄
して包まない女筋であります.紳
承知の如く木年の所持銃、替簗株
等に関する申告印帯の期限も間近
に迫つてをります.椚祝着各位の
申告は辣挽上の基鍵を侶すもので
ありまして、釆大な青虫か持つも
のでありますから、期限内に必ら
ず漸焚なる申肯を焦されるやう希
望する次鮪であります.
なほ、期限内に申告申滑がない
と、株券観族の捷除とか生命保険
料の枠除その他の恩兆を受けられ
ないことになりますから、特にこ
こに御托意申上げておきたいと存
じます。
これより今岡轡曾の協焚む得ま
したところの、犬絆省尭揆揃湘係
の扶紺について、その概黎を申上
打たいと★廿じ†す.
先ウォ勿に挿一叩鍵捷中幹正建#
について申上げます.今岡の一興正
は、柏止研投を物で椚める − 即ち
相疎珠吻椚倒産創設の虐めの鼓正
であります.最近数次の糖税に醸
しまして、相耗挽につきましても
堵敏が行ほれました頼果、その負
投は柏営加重せられて葬ったので
あります.その焉めに柏政財喪中
に、不加東が此故地多い甘合に杵
柄税上岡難を一仰ずるム苛も生ずるに
至つたのであります.
⊥亦衆租税につきまして、物酌の
佃度を蝕めせすることは、エほど
の例外でありまして、歳入側圧上、
粗放行政上、種々一間距があるので
ありますが、普局に放きましては、
快邦に考究を貰わました地州兵、こ
の際柑雑役については、相練財産
たる不動産に依る物納を汲むるを
過常と†、との緒輸に達しました
ので、今岡相頼珠法の改正を見る
に至づたのであります.
まづ如何なる場合に物椚を申む
(▲1)
るかと申しますと、「相似財産の偵
鱗中不軌産の他郷が和槻掛売の債
村竺」分の一を鴇ゆる場合】に於
いて巧相根粒穎が千国以上なると
き」に認める、といふことになつ
てゐるのであります.柑鴇挽につ
いて物納を認めるのほ、柑細材意
中、不動鶉の比校的多い頚の、約
税上の困難を経和するの健官であ
るといふことほ、前に申しまLた
とほりでありますが、硯衣川絶妙
意の偲額中、不動産の債解が五割
以上を占むる場合に放きましては
年賦埠胸の期間を将に延長じ得る
ことになつてゐものであ勺ます.
それで物納もまたこのやうな場合
に、これを諷むるを通常とせられ
たのでありま†。もつとも相練材
蛮の価額頼、不動壌の僧額が五割
出上穀占めて象りましても、相銀
縁鰯が比蚊的少額である場合は、
年硫確約の制度だけで十分であり
ますので、相絹鏡餅が干潮以上な
るときに隈伊、物椚が認められる
のрります.
つぎに物約の身的物であhませ
か、これは相増柑■報たる不動演に
限られてをります。而してその不
動箆中、どの物件を以て約付する
かと申しますと、原則として、約
擁塩瀬者の申撃ナたもにの依るこ
とになるのであります。ただ、不
動窪の申には、政府に於いて簡埋
またほ虚分を残すに不適箇なもの
かあけま†ので、柄敢為鵜藩が、
かや弓なものか遇捲いたしました
場合は、政府に於いてこれを鍵換
せしめ、またはもし相紺漸達たる
不動産が、管翔慮分上不適瀞なも
ののAなる吻合は、物納を許可せ
ぎることを得ることになつてをり
ます.また他の條件が鋼つてをり
ましても、一方に於いて、柑絨財
産が、現金とか溺金七か、公融債
とか.または取引所に上場せられ
ますやぅな株式とかが、相相殺叡
に比し逢に多綱でありまして、鎗
金の納付が容易でありますろ場合
は、物納か私めせせん頂も箆箕へ
なからうといふので、この場合に
・‰抑約を許可せぎることを得るや
うになつてをります。而して物約
は椚稼義務頚の申績む供つて許可
するのでJめりますが、その申請期
間は、柑線椀の課税債糾の決定追
加を受けたる後、二廿巳以絢とい
ふことになつてをりま†。
なほ物納をいたしまする場合の
椚付物件の受入債格は▼擬朗とし
て、柑漁漁跡挟徐他格を計算いた
しまする塊令の許俸相に依るので
あります。また物納をなし得る税
鏑ほ、常講和繊肘意たる不動虎に
料†る分の梢蹄税鮨に限ることに
なるのでありますが、細かいこと
は、勅令む以て淀められる筒であ
ります.
なほこの改正法符は、昭和十六
年四月一日以後に開始する和雄よ
血「
り趨汲「たすことに相成つセkる
のであります。
つぎに防時利得税法中改正接待
について申し上げま†。醐末州に
放きましては、従来陥時利得祝は
法人に射してのん隈祝せられまし
て、個人に野しては課税せられな
かつたのでありま寸が、今閻斬ら
たに個人に勤しても、辣祝す右こ
とになつたのであります.これが
痛めに関東州に伴祈を有し、また
は一年以上居所を有する値入が▼
儲嘩利得税法施行地.即ち内地に
鶏頭または常葉を有しまする場合
には、黍復媒挽を生ずることにな
ります。そこでこの寛衝課殊を避
け右‥仙め仁政正されたのでありま
して、瞳めて軽易な改正に過ぎな
いのであります.
つぎに鴨碗定率決め改正の主な
る粘について申Lます.
外聞から物品を偉人しますと、
税関で輸入税を徴収せられますこ
とは皆さん御承知の通であります
が、関税定率法とはこの関税に粥
する造本法律であつて、輸入税率
例へば綿花の輸入税ほ無税である
とか、小教にほ目方で古斤毎に二
慨瓦十鎖の愉入魂がかかるとか、
ラジオの受倍増には触偵四割の輸
入税かかかる等、取入祝の税率を
く4&)
bqもてゐるはか、■入現の免除及
び輸入禁制品に】昭†る規定専を定
めてゐる法律でありま†.さてそ
の仙昭栓確率鵠の改正でありますが
h帯叫は「本邦に近鼓†る地域の生
藻品に勤し必要あるときは、勅令
を以て地蛾及び物品を指定し、関
税を低減又は免除することを得」
るhFの山懐を設けたことでありま
す.これに上りまして今後我が国
に近耗した地域の生漆費に射し、
必黎に麒じ関税を低くしたり、或
は免除したりして、我が閥に必駁
な拗穀の愉入を珊醐ならしめよう
といふ払旨であります.妨二は砂
持とJ耶油の恥入税に一郎する改正で
ありま→。砂糾の関税は、従来砂
柑の色の程度に依り徴税したので
ありまして、お砂糖に付ても色の
黒いのより色の白いのが上等とさ
れました.今岡色の代りに砂糊の
甘さ.湘跡しく申しますと、砂糖
の内に含まれる前納州の分放の多い
少いに依つて抹祝する制度に改め
その珠率ほ犬膣従来の税率の程舷
に据潅いたものであります。つぎ
に畑呵油といひま†のは普通には石
油などのことであ巾ますが、その
「槻油」といふ名前を「朱化水素
油」に改め.人造石油も他の鵡油
と同一の取扱ひをすることにし、
また「瞑油及び電池」の切に、折
らたに原油と梢粥油の中間の和製
‥原料品であるm弛む追加したので
あります。税率はこれ等各種の荻
化水素油を通じて良治割合の槻彷
を見和して、淵赦の強烈をし.大
池川行税率を桝接いたのでありま
す。この改正は我が悶の机寸の祁
帥締約の桝勢に出合させユうとす
るものであハます0改正の桃≡は
椚糀の朗料む輸入する吻合に、使
用することを條件として、その輸
入税を竹除することとした掛であ
ります.
つぎに昭和十二年法律節五十七
流すなはち和の輸入鉛免除に関す
る洗印の改正であります.銀の輸
入税はこの法律によつて、本年の
六月三十日まで免除せられること
になつてをつたのでありますが、
我が頭の】坪の生産、粋人.碓川紛等
の現状に舵みま†と、この控の関
税の免除を本年六月三十日限〜柑
靡いたしますことほ、鵡常であり
ませんので、今岡なほ常分の印こ
れを免除することに改正せられた
のでありますゥ
つぎに閥税徴収怯ケ関税扶の改
正を一緒に叶上げます。税金が澗
椚になつたときには、税淋鮮では
珊椚金桝に川前する材産∽芹州へ
をすることが・川北るのであります
が、この黙抑へ物件等の概分につ
いては、閥税徴収法の混沌に依つ
て憬則として公預することになつ
てゐるのであります。また伶人捕
物の引取人がゐなかつたり、また
判らなかつたり、輸出傭ハ物が船に
杓込まれないなどの馬め、降出入
甥物が柑常期間税関に停柑してを
りますと、税関はその貨物を収容
して虞介することになつてをりま
すが、この収容貨物の成分につい
ても、現在閑税法の娩定に上り公
由几rることになつでゐるのであり
ます.併しこれ等の」桝何の成分方
江k公鐘の方法仁一附つて脛きま†
と、例へば弟抑へ物件または収容
貨物が.公定伸縮の定めある物で
あつたり、または配給統制が行は
れてゐる物で渉る域合には、その
公iに俺つて公定仙格を払えた概
椅で人札せられたり、または物資
削姶税制が好ましくない方向に洗
伯たりする結梨む付ずる脱があつ
て、価格等統制令またはいろいろ
の物資に明し安められてゐる、軌
拾統制鵜川の述川上朗る場合があ
るのであります.そ−」で今岡関税
機収法上腕税法とを改正しまして
差抑へ物件及び収裕袋物の鵡分に、
ついては、必らずしも公吏に依ら
ず、公名上必婆ある場合には随☆仰
奥約を以て公党に代へ得ることと
して、償格琴続制令または物資紀
拾統制劫刷撃との、調和を困るこ
とになつたのであります.
ハ三月十三8放逸)