戦時の御台所を賄ふ百七十億の予算 1941.02.18
二月十完日の史族既で明十大年
度の破算、つまりこの四月から末
年≡月までの一年閲のあが囲の預
算が、満敏一敷で一人の反射もな
しに決めちれましたことは、皆様
もヲヂオ笥で御承知の滴りです.
この漁器楽は既に衆拭陪でも可決
写れてをりますので、わが園の放
時のお屯所を肺つて行く計盤が木
侮りとなつたわけなのです.では
光年庇の使節はどの位の愈斜にな
るのでゼぅか。今晩はこのことを
中心に御許をLて参りませう.
預算の概要
一鹿簡算といふものは、【仰せ
計と特別合計といふ二つの木簡算
と.これに後からつけ加へる鳩加
領一といふものがあるのですが.
明年庶の破算の大木をな†ものと
いへば.1般曾計の大漁算と臨時
野郎故、それから一般骨計の氾加
瀬算とこ竺二つになるのでナ.一
般禽計の木簡算ほどのくらゐの金
鮒かと叶しますと、六十八億六千
≡古乱胤飲りとなるのです.この
六十入鮨六千三宮萬凪がせ払には
細微期といはれてゐるものであり
まして.十有年度の潔許に校ヾま
すと七億六千苺凰も轡見てを勺ま
す.
長期戦完遂のために
なぜこのやうに祓えたかと岬し
ますと、只今の他界の有様を見れ
ば判りま†やうに、わが閥もいつ
どんなことにならないとも限りま
せんゥその上支那都塵も旨く齢決
もて軒かなければなや成せん.そ
れには必女の少い沌のや急がない
ヰ常などは桝来るだけ節約する一
方、是非とも必中な林業ほ山日も
早く完成して、尉を解る力を壌つ
丁おかなければなりません.その
ためにほ艶づ鞋備の充兜が必軒で
す.軍人に針後の心響かけない
やうにして行くことも大前です.
石淡や耕械、武券などの必班な物
の生戦力を村すことヰ調班なこと
でナし.盤済銃刑に粥しても鍬教
が必穿となるでせう.さらに托剛
の航蛮とか貿易.海払、科鍵など
を盛んにすることも長州職をやつ
て行く上にも是非必黎なことなの
です。かういつたことに新しくカ
影注ぐこととなつたので、明年艦
の敗戦算は出来るだけ節約を腑つ
ても、なほ十五年舵より七億六千
茶園除わも揃えて、六十入低六千
三田粛周といふ大きな数字になつ
たのです.
辟時軍事兵にウいて
式ぎは舛時好♯女やす“これ打
棒別曾計といほれるものですが、
特別骨封といふものは、ただいま
では捌十九もありまして、それぞ
れの収入と支出の計宅を持つてを
りますので、漁礁算とは切り離し
て別に琴へるのが甘盈なので†.
しかしこの蹴時軍事費といふのは
と巾わけ特別な破算で、ほかの換
算ほ一年捌を区切つて母年計丑を
材てて行くのですが、この妓時弊
称製は一年徹に囁切らないで、支
那耕鍵の終るまでを一と也めとし
てゐるのです。しかも将時弊事敦
は簸那郎鍵をやゎ簸げるために蚊
はれるものなので†から、紙背算
とは切つても切れない関係にあり
ます¢これが酌将軍耕穀の梅敏で
あむまして.ほかの楷別合計のや
ぅに紘礁算と切り離して考へられ
ない押由があるのです.
それでは今年はどれはどの車布
教が捗るのかと申しますと、この
凰月から来年のl月箆に、四オ八
億八千古風となつてゐるの凝す.
(男3)
そして淑欒が締まつてからの椚咋
幣都渋の姐糾はどのくらゐになつ
てゐるかといひますと、この凹†
入飴八千礁卿のほかに、今年の二
月と≡月分の甑時革帯賓が議魯で
可決されてを巾ますので、これを
いままでの金頻に加へますと、ニ
百ニ†三億固以ヒになりま†.こ
れほど大きな金斬を賄つて来たわ
が図の力は、いまさらながら蹄く
ほかほありませんが、紹外団のう
ちにはわが園のカを見払つてゐる
ものがないとはいへずせんので.
さういふ国々もこの鮎を見ても孝
へ杜す必香があらうと息ひまナ.
以上申し卜げましたやうに、組
瀧井の六十入億六千≡盲礁囲と、
防時軍卒費の氾加分由十八億八千
嵩利とが群曾で可決されたのでナ
が、この一一つを合計しますと、盲
十七億由千三百苫郷除りとなり†
して、これがただいま首十七凄
耳といはれてゐる衣料でありま†
しかし忘れてはならないことはこ
のほかに一般曾討の浪加預許が十
一偵ニ■千小肌帆もあるといふことで
す.この出加礁竹升はただいま衆誠
院で調ペ丁軒巾ますが.殻妹臨も
衆調枕もこれでよいといふりとに
なりますと、宙†七位に−」の十一
億が加はりますから、十六年戌の
預許は申」十八倍七†正門前帆に
もならうといふのです.
首二十八億監
一と口に百二†入偵と申しまし
ても、これを十園札で肌へますと
山分間にl→可枚の割合で吸へまし
ても、十人の人が飲まず食ほず不
眠不休で牧へて、一年掛つても数
へ切れないほどの命煩なのです.
このやうに大きな金釦を嗣へます
にほ、先づ私凄の税金が考へられ
ますが、この揖金だけではとても
鵜ひ切れないことは首り前です.
それで掛金を埠して待つたらどう
かといふことが柄骨でも考へられ
たのですが、今年ほ増税は行はな
いことになつたのです。では税金
やそのほかの収入で足りない分は
結局公拭を拭り出して、お金を調
達しようといふのです.
ですからこの公恍が契れないと
なると、わが周ハ激算に軒ひを懲
して、現在の厄介な他県情勢を沌
り切つて行けないことになるので
す.率ひ公鮫の繁れ行きは和合に
順調て、昭利十凹年駐は男出した
公憤の入捌九分も斬れましたし、
†五年旺もこの一月十日現在で入
劉ニ∵分ニ「魔にも人dりましたので、
昨年度位の成拭をあげるのも、あ
と}とふん粥りです.それにほ私
趨の貯苔が一番大切であることは
申すまでもありません.
一億−心の葡貯で
それで明年成つまり来年の三月
までに染出される簡の公債は、全
部で七十五億桝飴りですから、こ
の公蚊を油化するには、それだけ
私遠の貯雀を椅やさなければなり
ません.十大年度の私逮珂民の貯
箭日標は先日再三十五倍凪と決め
られましたことは皆様も嗣承知の
通りです.この日三十茄位凰は今
までの百二十億貯寄の日按に較べ
ますと、十五億凰も絶えてゐるの
ですが、これまでの貯話の成械が
良くて、この三月までには田三十
億泣くにもなる見込なのですから
来年三月までに百ニ「†五億を貯蓄
して行くことは、私捷の心掛け次
第ではそれほど困批でないわけで
す.
この百三十五倍蹴の貯蓄で七十
五億圃の公債を消化するとともに
残りの六十億刑で生残力か抑充し
てわが閉の国防力を檜して行かう
といふのです.しかしそのために
貯雀を強制するといふことでなし
にあくまで皆様の御協力に上つて
目標に慈したいといふのでr.そ
れで政府では貯瀦組合を傑廼して
これを育て上げで行くとか、郵便
貯金を三千潤までは貯け入れ川来
るやぅに、その最高研む引上げる
とか、或ひは切手貯小む鮎捕Lた
り煉班患の店先きで一」凧、三脚と
いふやうな小型の陳弁を盈行ナろ
(彗斗)
ことなども考へられてをりまし
て、なる「く貯雀のやり易いやう
にする管ですから、私羨も是非こ
れに協力して、盲−ニ十五億卸の貯
雀日舞に建†るやう、T頻の無駄
むも省いて行きたいものです.
ハニ月十入日放逸)