第三号 目次 (昭和１２年１１月１１日発行)
遂に陥落した廟行鎭大場鎭 10.26
京滬鉄道と滬杭甬鉄道 10.27
公使館を儲けた南阿聯邦 10.28
蒙古聯盟自治政府成立まで 10.29
飛行機からの投下爆弾 10.30
上海の租界 10.31
敵の眼を眩す煙幕 11.1
我国と関係の密接な福建省 11.2
海の天使病院船 11.3
九国会議の立役者 11.4
満洲国の治外法権撤廃 11.5
蒙古聯盟自治
政府の成立皇で
・Tい・lん
二十八∥線速公食堂で附
かれた蒙端大食第二日の合
合で蒙古聯叩加持的政府が成
仲ん亡んいんち叫く
立し政府主怖に賃瑞應懲克
・つん巾・｝
即ち貸王制貴席に徳王を犬
lさユ†い
々純減し政府紬細入網を決定し、政府の桝水地に決定した尉綴
は は こ ミ
を蒙枯名の厚和束特と改め、かくて衆瑛如代族三百萌は二十八
日を和して補充政府から分離猫立し防共協和の自治政府を樹て
攻上埴設山瀬轟沈い第山抄を柑み川すに吏つた。
杓米山は災は渚洲囲掴は甘舶省北はゴビ山沙横を隔て1外簸
ちやは る †いえん
H、捕は支那本棚を以つて境せられる州域で、境恰術、線速、
bいか
申友竺二省の飼戦を指ナも山で兆耐椀は沌洲的より一寸小さい
し りんヽ一ふ わい らヤは も わい い くじ上・ツめい・｝らんじヤウメ ルい ▲ ら
位で、そこに錫林郭勒盟、察恰硬盟、伊克昭盟、鹿瀬薮布盟．阿拉
しゃんほ・1－・つ官｝ めい さ
帝巷碩特炊等の盟や炊があり、炎の人口は三十頂から百稀と計
算されてゐるい而して今回蒙古聯盟山治政府の統油拭域に入つ
、） ちんじやつぶめい し りんユ る めい い J・卜上 めい め、．
たのは鳥憐察布盟、錫林郭勒盟．伊鬼哨盟のこ二盟と郎絃を改箭
は ほ こ ミ はうごう
した犀利豪特、包粥の粥市で之が本政府の領域と漸泣的に出め
られたので釣る．
じ㌧r r かん
今から七宵飴年前此袈古民族ほ一代の英耕成育思汗に率ゐられて
もミ hた けん
支那本火ほ索より水ヨーロッパに迄正る史上稀に見る元の大軒閥を
Å人
放てたが、元が明の巧めに亡ほされてかちは次第に褒へて行き．明
ぐわいはん hい小く
に代つた清の代にほ其外洋として靖に灘鹿し次いで現南京政府に至
っても多年に亘つて酢浪されつゞけて水たが、其問にも成語舶汗を
偲ぷ心は煉んな民族意孤となつて現はれ、南京政府の歪触から耽れ
ょぅとする内輩古自治雄動は絶えず打はれて来たのであるが、昭和
七年に満州均が成立して井筒域杓にあるこ南港の蒙水族が淡人の鮎
迫から耽れることが川衆た計りでなく臼由を柑たことは粥方の撃H
きつかけ
族に非常なショックを輿へ、之を輿槻として出治耗軌は戌譜必汗の
朽水といはれろ触正によつて率ゐられろ杓袋拘立運動の形をとつて
守妓し．遂に一九ニニニ年即ち昭和入神杓袋の謁兜の臼治を嬰貸する
JヤJ・いいべ・1
大在動となり．之キ具他化するがためH磁偶に正公禽渋が開かれ朽
一7）でん
京政府に向つて内袋の滞度の臼約を増補する通電か讃せられた．
故に於て愕然として根沢した南京政府は水力による印郎と金力に
ょる懐捉とによつて此の碓動の切崩しにか1つたが、放水が舛…かつ
たので南京政府は内栗山蜜試を甘接きにした杓袈出納便秩む制鑓し
々 かわ1さ人
雫王女委員長、紫工を刑黍只良、穂許な抑恕搬としむに仙他欽を内
装出治柑組長竹に任命して〓付役とし、かくて廿拭きにされた杓染
日治政府は昭和九年四月二十三日に石盤夙に成立したが、其後も南
ぶんれつ
末政府は之に封する貼迫の手を緩めず更に牝の自治政府部内の分封
き ヾいも・1▲ しヤ †いさ†－も・叶．，くわい
を来し、昨年宥には蓬に西袈泥の沙王等を中心に絞汝穀政曾を成立
Ji・1▲YJ・は
させ、穂王等の東議決から分離させて内蒙古人の統一を破壊し禎王
、▲り にし・ツピルい】●’ヽ
一波の支配カを錫めて了つた。山方穂王は西烏珠樽泌に内袈軍政府
レし ちい
を建て爾来南末政府．内蛮軍政肘、綴境蓑政曾三省の抗申は益々激
しくなつて行き．昨年定にはメリケソ朗串件、秋には綻撞事件が起
つたりしたのであつた．
然るに今回の事奨が勃覆するや内蒙軍は清洲囲軍と共に抗日
ヽ・、】ちヽ▲・つ
支那僻懲防共の現職を戦ふ義軍と協力して行動するに室つたの
であるが綬滋地方占撮により蒙古民族は多年に亙る南京の亜磨
から開放され玄に失地回復の日的を逢するに室つたのである．
以上が内蒙古の自治猫立連動の概略であるが大館かやうな経路
じや・）じ●
を鮭て『蒙古人の蒙古Lといふ多年の宿願はこ1に成就するに重
心 ・1ちんじやつぶ
つたのである．新政府の主価に擬げられた草丈は鳥舶祭布盟の
盟庇で今年七十二歳さきには古簸廟自治政府の委員長であり猫
光泥の艮栽上して内蒙古人令嬢の的となつてゐる人である。
競演」聯盟自治政府は成立と共に政府の朗墟地たる辟綬を蒙古
l †● こ ∫ヽ
代族にとつては懐しい轡称薮特と改めることになつたが、昔は
lくわじや・） らんじや・一
致端人は現在の尉化城の附近を厚和蒙特（藍城）と呼び、政治交
沌沌商上の重審地となつてゐたのであつたが今から二宮二十l
年前此虚に蒙古侵略の棋接地を泣いた漢人は蒙古に辟化すると
だ▲－
和して蒙古人を巧みに欺して小さな城をつくり、之に辟化城と
いふ名をつけて侵略の前進根瀕地としたのであつた。輿後二十
年府化城が膨脹したことを稚巾として、緒遽城を築き蹄考を経
済後者を軍政の本披とし蒙古人舶迫の中心地としてゐたのであ
るが、今回新政府成立と同時に蒙市人にとつては忘れる事の川
釆ない古い名前に辟つたのである．船年耽も支那の民国を厳止
して成青息汗紀元に改め成育思汗紀元七百三十二年と呼ぶ事に
て ▲V ちん
たつた．成育瓜汗は茶名を餓木見といひ、西暦一〓ハニ年外奈
古に生れ、附泣の抒代族を辟服させたのを手始めに内外蒙古む
地を祁服し、一二〇六年にオノン河畔にクリルタイ（拘留）を閃
いて蒙古閲を創設して豪市皇帝の位に帥き、始めて成奇想汗と
鍍したのであつて此一二〇六年から起算して今年が丁度七百三
十二年目に常るので成青児汗紀元七百三十二年と呼ばれるので
ある。（十月二十九日放幾）