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政治読本

 自主独立の人へ 国家と個人 国家の発達 愛国の本義 忠君の本義 憲政の本義 司法権の独立 行政権の今昔 立法権の優越 両院の構成とその権限 一般投票 選挙の神聖 選挙の費用 立憲制度と封建思想 会議の本質 憲政の今昔 財閥政治 国防の本義 八方塞り 幕末史の再演 局面打開の応急手段 第二維新の長計 私有慾と奉公心


婦人読本

 人類界の根本問題 世界的誤謬 日本婦人の現状 王朝時代の婦人 封建時代の婦人 非理悖情の悪習俗 合理合情的家庭の新建設 立憲的家庭 男女の交際 徳操壊乱の原因 婦人と結婚問題 早婚晩婚の得失 婦人と私生児 夫婦の関係 婦人の修養 婦人と選挙権 婦人と産児問題 婦人と家政 婦人と醜業問題 婦人と禁酒禁煙問題 婦人と国運の消長


時局管見

 武相の男女青年諸君に告ぐ
 
 衆議院死活の岐路

緒言 衆議院の自殺  墓穴を掘るもの 議長の責任観 官許犯罪所 司法部の怠慢 再び司法部の怠慢に就て

 貴族院との衝突で衆議院を解散すべきか

非違を通す特権議院 無意味の解散論

 普選の準備

普選を実施しただけでは、大した変化は起るまい 選挙に関する第一の病根 選挙に関する第二の病根 選挙権の誤用に起れる農村の困弊 各政党をしてその収支計算を公表せしむるの要 政党の資金の出所 余録

 解散前の準備

 議会政治の是非と将来

 わが政党観


金解禁に賛成す

 省令を以て法律を犯すもの 金禁輸の悪影響 今は下剤を飲ますべきとき

議長の職責を質す

議場に言論の自由と身体の安全なし 猪野毛利栄君被殴打創傷に関する件 森田政義君被殴打創傷に関する件 院内職員の心得方に関する件 議長の両親に訴ふ 粕谷議長答弁

憲政の障害物を除け

皇室費に関する件 内大臣廃止に関する件 元老の暴慢無礼に関する件 元老廃止の必要に関する件 枢密院の改革に関する件 陸海軍大臣の任用資格に関する件 陸海軍犯罪者の特別待遇に関する件 加藤(高明)首相の答弁書

機密費事件の真相を衝く

泣いて馬謖を斬る 政党の台所 敵のないのにこの機密費 国内関係省に機密費は不要

党費を公募公開せよ

立憲政治の基は政党 収支の秘密は政党堕落の因 政党首領に疑獄、醜聞はつきもの 党費を財閥に仰ぐの非 代議政体が増税機関の役割 仕組を改めぬ限りどの政党があつても同じ 党費公募の結果は政党の性質を変へる

建艦競争をやめよ

何をか補充といひ、何をか拡張といふか 英米を仮想敵国でないといふか 大艦巨砲主義可能なりや 天佑いまだわが国を去らざる証拠 必ずしも五・五・三の比率必要なし 仏伊が参加せずとも可なり 若槻首相答弁書

枢密院弾劾決議案を撤回せよ

何故枢密院の非違を匡さなかつたか 責任を枢密院に帰せのするは何事ぞ

選挙に関する勅諭を奏請せよ

全国選挙人に対し勅諭を請ふの議 御勅諭中に記述せられたき事項 附記

選挙法改正案を撤回せよ

選挙法はその性質は憲法 田中首相自ら提案せよ 通常議会まで待てない理由を示せ 絶対多数党の弊 政情安定の近道 床次竹二郎提案理由説明

第二維新への飛躍

第一維新は如何にして来たか 独立国となるまで 自負心の強い日本人 変化は悪化でも危険でもない 傲慢になつて世界に孤立 経済的破産状態 陸軍の油断 寝食ひ人口こそ減ずべし 内外に行詰つた現状 第二維新に備へよ われらの活用すべきもの 教育は人物本位に

若槻首相に与ふるの書

忠告の目的 総理大臣の職責 箕浦君の行為 不起訴は無罪の証拠とならず 悪例になるとの言分 公けにせられた事件の内容 青木次官の辞職も問題 参考になる過去の事例

軍縮会議に直面して

世界に陸軍の仮想敵国なし 今日の問題は海軍 軍備の強弱は相対的 ワシントン会議の功績 第二軍縮会議を成功させよ 国防と経済と両全の途

無名の解散と投票の仕方

無名の解散 不景気対策を選挙の目標とせよ 選挙民が自分の首くゝり


 

人物回顧録

 明治大帝の御製

 大正天皇

 昭憲皇太后

 明治大帝の聖徳大業

 福沢諭吉先生 
福沢先生と拝金宗 福沢先生の鑑識力

 板垣泰介伯

 大隈重信侯
大隈侯出世の緒 筆を執らぬ大隈侯 ずば抜けた記憶力 敬神と忠孝 怒ることを知らぬ大隈侯 佐賀流の言葉遣ひ 早稲田大学をのこす

 伊藤博文公
伊藤公の違算 怒りつぽい伊藤公 伊藤公は初物喰ひ 伊藤公と大隈侯

 山県有朋公
シベリア出兵に同意 大隈・伊藤・山県と子分 周密なる思慮 人事の不可思議

 黒田清隆侯

 後藤象二郎伯
商売はみな失敗 伯は能書家 過去を語らぬ伯

 井上馨侯

 西園寺公望公
日本のローズベリィ 公と山県有朋公 高雅で穏和なる風格 公の勇気と感覚 進歩的な公の意見 公と憲政擁護運動 政友会総裁としての公 公からの訪問

 桂太郎公
軍人よりも政治家 第一次桂内閣のころ 勢に乗つた桂公

 星亨君
初めて見た星亨君 異郷の旧知 駐米公使星亨君 星亨君の横死 意味ありげな晩餐会

 犬養毅君
骨を刺す毒舌、無抵抗の犬養 情誼に厚い犬養 天才の特質 木堂の苦肉策

 知友寸描
豪傑風な能吏の小村公 海軍に勢力のあつた山本伯 迷信家で真面目な寺内伯 生涯稚気を失はなかつた後藤伯 極めて謹直な一木男 マヌ団といはれた楠本男

07-0010



viii

墓標に代へて

 死出の旅路

不詳な命名ではないつもり 墓標の制作 欧米見学の目的 明治大帝の遺業たる国際信義 満洲国の国際的価値 売国的行為の奨励 ヘスチングの弾劾 軍紀の頽廃、君国の危殆 満洲政策に関する参考書 ヨーロッパ合州国

 死活の岐れ目

列国の困窮状態 水練を知らない溺者のもがき 政治的不安の増加 前回は君主制の破滅、次回は国家の滅亡 活きんと欲して死路を辿る事実 生きんと欲して死路を辿る事実 世界組織進化の一端 列国政治家の迷夢覚醒 覚醒の程度如何 覚醒し難い原因、即ち世界難の本源 戦争其のものの大変化 戦争の結果、国家及び人類の滅亡 人類は元来馬鹿げたもの、其の遺伝も悪い 安全を軍備に求むる事の誤謬 愛国心の濫用 愛国心の由来とその利弊 時あつて独裁政治も亦可なり 軍縮問題の前途 文化の進歩と国際裁判 小なる国際聯盟 強大国民と弱小国民の優劣 物資及び人類移動の自由

 世界的進展の最大要具

日本の文字及び言語 漢字廃止の必要 現在の事実を静観せよ 漢字廃止後何を採用すべきか 仮名とローマ字の優劣 トルコの先例 日本語の整理改良 世界的発展の精神と道具 少壮軍人と私の関係 海外漫遊の一楽 超国家運動の必要 偉大なる国民性の養成 世界聯邦の建設 国家及び世界経済の革新 政治機関の改善 相続制度の廃止及び改良

 昭和の第二維新

更始一新の必要 ヤマト民族の誇り 日本帝国の地域、人口及び物資 移住及び売買の自由 国家主義と国際主義

 生存権の要求



岐路に立つ日本

小なる国際聯盟 強大国民と弱小国民の優劣 物資及び人類移動の自由


ロンドンから選挙区へ

欧米漫遊に臨み選挙人諸君に告ぐ 新年の挨拶 三重県第二区選挙人に対する感謝の辞 新年に際して日本の将来を憂ふ



軍備制限

08-0006



IX

「不敬罪事件」の真相

 一 予審集結決定書
 二 東京地方裁判所に於ける公判記録

  
第一回公判速記録
予審決定書の根本的な過誤 憲政のために捧げた私の一生 米英と開戦の時は血祭になる覚悟 裸で生まれて裸で働く世の中が理想 許すべからざる選挙干渉 立憲政治の目的と方法 田川大吉郎君との関係 終始三重県から立候補 売家と唐様で書く三代目 翼賛会か政府が火元 敗戦の場合も考へよ あてにならぬ警察官の速記 権勢におもねる日本人の証言

  第二回公判速記録
「二代目三代目」とは年代を指す 私の演説の速記は難しい 川柳すら理解しない頭 証人は触らぬ神に祟りなし 聴衆は大喝采 自由候補者を当選させるのが目的 人類と禽獣の差別 漢字の弊ここに至る ここまで云へるのは法定だけ 私の選挙演説の趣意 東條首相への公開状が因か


 三 大審院に対する上申書

刑事問題にはならぬ筈 警察官の速記は誤謬と捏造だらけ 「売家」の川柳は千古不磨の金言 満洲事変に関し上奏文を宮相に密送す


 四 大審院に於ける公判覚書

警官横暴の声さへあつた 憲法が揺がなければ国家は安泰 上聞に達すると思つて申し上げる


 五 大審院に於ける判決書


「不敬罪事件」感想録

 一 緒言

 二 予に対する「不敬罪事件」の発端

起訴された前後の事情 喚問、拘禁、釈放等の顛末 司法部の優遇と友人の同情 除名問題と警察速記の誤謬

 三 予が一生の志望

四民平等の大義を実行 角力道の如き社会を創成したい

 四 予審集結決定書を読む

司法部が採用した公訴手続 司法当局は重大関係者を閑却した 予の文章と蓄音機に吹き込んだ演説 警察速記は計画的に作成したものではないか 皇室と国民に及ぼす影響を考慮したか 世人は癩患者の如く予を忌避すべき筈 予は寧ろ重罪を歓迎する 予が引用した川柳

 五 予の意見書に対する内務省の訂正

 六 最後の御奉公につき選挙人諸君に御相談

 七 レコードに吹き込んだ選挙演説

 八 不敬罪事件の影響

陰謀で作られた事件か 不敬罪濫用の実例及びその結果 朝廷の御威光を政争に利用 わが国に不敬罪あるは国辱 不敬罪は根絶させたい 不敬罪はどう適用すべきか 予が演説の目的

 九 翼賛会は明治天皇の御偉業を潰乱す

大政翼賛会の本質如何 翼賛会の違法違憲行為 翼賛会の陰謀 政府関係者の推薦は憲法破壊行為 立法権も司法権も行政権に服従す 議員がこの非違を為すに至れる原因 御偉業潰乱のカムフラージュか 公論政治は民主政治

一〇 選挙に関する改善要因

一一 司法部と行政部の関係

司法警察官の任免 大浦内相の議員買収事件 伊賀全国の投票売買 今回の総選挙に於ける官公吏の犯罪行為

一二 帝室に対する思慮及び研究の欠乏

官尊民卑の弊習 帝室の御安泰と治安維持法 大権行使及び大命奉行の妨碍 相続制度の弊害

一三 予と軍部の関係

尚武論を著はし支那征伐を主張す 予と前回の世界戦争 予と海軍軍縮問題 予と陸軍の増師問題 軍部に於ける薩長閥

一四 日本帝国の驚異的発展

五箇条の御誓文と御宸翰実行のお蔭 選挙権の拡張には智徳の教育が先決 外債問題の回顧

一五 予と立憲政治の関係

民選議員の建白書に感動 政府委員となるための予備演説 明治十四年の政変 トッドの議員政治論を翻訳す 改進党の組織 保安条例で三年間の東京退去 欧米漫遊と『帝室論』 議員生活の目的 帝室内閣と政党内閣 わが国最初の政党内閣 いわゆる共和演説問題 政党の発達とその腐敗解消


東條首相への公開状


人生を語る 

 人生の本舞台

前がき 知識経験の蓄積ほど尊いものはない 天下の至宝を抛擲する人々 過去は予備門、未来が本舞台 知識経験の増加と体力の減少 道具立てが揃ふ頃は舞台より隠退 人間は何の為に生れて来たか 私がこんな事を考へるに至つた動機 更生をめざす人々へ

 剛健と臆病

私は生来の臆病者 自ら書いた墓標 死を決して演壇へ 役に立たない辞世 霊肉ともに贋造物 自ら努力して肉体を矯正

 目標を未来に

我々の体験には限りがある 人間の性情は元来懐古的 日支優劣の生じた原因 世界雄飛の新精神を養へ 日本精神は将来に作れ 支那式大言壮語は禁物 私は演説は習はなかつた 演説の根本は精神の鍛錬 精神籠れば人を動かす

 私の長寿と健康

生来の虚弱が長寿の因 軽井沢と私の健康 不幸は幸福の基 不敬罪が生命を救ふ


演説と文章

演説の起り 『気取り屋』と悪口される 法被姿で演説生活に転向 私の処女演説『尚武論』 寒暖の挨拶さへ出来ぬ主筆 私の演説は至る処悪評 誠心、これ雄弁なり 演説と文章は性質が違ふ 不自然なゼスチュアは不用 公衆演説と議会演説の相違 私の和歌修行 ほめられた和歌二首


政治家と刺客

小楠と主膳の胆略 福沢先生の勇気 信頼するお伴が刺客 演壇上危く刺さる 暴漢病床に襲撃 政治家は軍人より危険 不言の実行は誤り


その折々の思ひ出

 新聞記者時代

投書、翻訳時代 新潟新聞記者に 報知新聞へ入る 「朝野」「民報」時代 新聞への圧迫 矢野君と原君 文章が紹介者 洒落と悪口の名手 新聞事業の今昔 非営利の新聞を 我が新聞は米国式 記者の資格制度

 保安条例当時の思ひ出

条約改正反対運動を起す 後藤伯を推立てゝ画策 戯談がもとで保安条例発布 三日間の猶予で退去命令 鰹節商まで退去を命ぜられた 愕いて「学堂」を「愕堂」と改号 外遊の途に就き尾行を解かる 同志大石、末廣等免かる 支那人と日本人の地位顛倒 恩讐両つながら忘れる人生観へ

 第一回議会解散の頃

第一回総選挙から議会へ 選挙区挙つて私を見放す 白昼公然、槍、薙刀で脅かす 暴漢襲撃に対する心構へ 藩閥は武力で、吾々は言論で 警察官が買収の先頭に立つ 政府党必勝は憲政の逆転 初期には手本通りに選挙

 「共和演説前後」

フェア・プレイのない政治 隈板内閣の成立過程 「共和演説」の内容 乗ぜられた板垣伯 遂に辞表提出、内閣も総辞職 楽観的な大隈重信侯 西郷従道侯の炯眼 桂太郎公と私との関係 主義に忠実なる板垣伯

 東京市長時代

市長就任の経緯 参事会に窘められる 意外な方面から援兵 第一着手に市区改正 路面改良の笑話 電車市有の宿望達成 不思議な人物を発見

 桂内閣弾劾の前後

桂とん/\拍子の出世 桂公の政治的手腕 第一次桂内閣攻撃の失敗 憲政無視と政党愚弄 護憲運動の気勢昂る 護憲は即ち討閥 通俗的才物の桂公

 大浦事件の真相

働きの優れた大浦 大浦と私との交渉 大浦を二省の大臣に 増師問題解決を迫る 後藤派に援助を求む 後藤派まとまらず 買収と大浦の処分 処分問題で閣内大紛糾 大浦の官僚的思想

 自由党と改進党

西南の役、武力派を一掃 自由民権論盛んとなる 大隈、井上の国会開設準備 結党準備中、突如政変 大隈の勢威禍となる 両党の結成、抗争開始 しまりやの沼田守一 感情的な板垣、打算的な大隈 激烈な抗争、両党の自滅へ

 政友会の過去、現在、未来

自由党の組成は武士階級 政争と戦争とを混同 後藤伯傘下に大同団結 伊藤公政友会を組織 公は党内の統制に失敗 乾児をつくらぬ伊藤公 右手にステッキ、左手に金 同じ流儀の星と原 怒りぽかつた原君 山県公と田中義一 政友会の人物払底 小党に分裂の運命


金子堅太郎と斎藤新一郎

金子堅太郎 斎藤新一郎


辞世を懐にして

内外の事情やむを得ずとはなにか 国際関係に改善の余地あり 共産主義恐るゝに足らず 欧州の危機は東洋の安機 軍部内政を乱す 危険な軍部の越権行為 軍服を脱いで出直せ 誤解をまねく過大な軍事費 武力発展を排する


なぜ宇垣内閣を流産させたか

寺内陸相の解散論を質す 宇垣大将組閣失敗の責任 政府に粛軍の意図なきか 任免は陛下の重大な大権 政府の答弁書


懲罰解散とは何事ぞ

解散予言は非立憲行為 解散後の政局担当 懲罰解散は憲法破壊行為 解散は輔弼の職責に背く 独裁政治を移入 未曾有の好運 林首相の答弁書 (附録)言論圧迫に抗議す


軍備問題は国防の安全を増大せず

君国の為に戦慄 独逸の覆轍 列国の国富 軍備充実と国防の安全感 欧州の危機は東洋の安機 日独協定と我が國體 機会均等の国是に邁進せよ 一触即発の相手国 軍機弛廃の責任 二兎を逐ふ者一兎を得ず 帝室の尊栄維持と武門政治 国際軍備協定を提唱せよ


大政翼賛会は独裁政治への道

大政翼賛会は無籍浮浪の団体 帝国議会こそ大政翼賛の場 近衛公の位置 政党組織の予備行動 社会主義共産主義輸入の虞 天皇輔弼の機関は内閣 言論報道の自由を拡大 重大宣言の逆効果 頻々たる内閣更迭は不可 独伊の政体は覇道 対米関係展開の余地 まず陸海両省を統一せよ 近衛首相の答弁書



日本はどうなるか

 日本の将来
天皇はどうならせられるか 人民側から考へた立憲政治 非立憲政治家の国民生活 独裁政治は北條、足利時代の復活 天皇親政は即ち立憲政治 政党の腐敗は日本全体の罪 自ら墓穴を掘る政党 政党排撃と日本流の憲政 議員の言葉にも封建臭 学ぶことが日本を救ふ道 武力的発展か、経済的発展か 軍備拡張と国防の安全

 青年よ起て
昔の青年と今の青年 現代青年の封建的悪習 不言実行は非立憲的 暗殺者を義人扱ひは不可 後段物と我が教育界 共産主義は自然に反す 一切の相続を廃止せよ 共産主義は特権階級の国に伸びる 機会均等主義を理想とせよ 真の日本精神とは何か

 大臣論
大臣、参議、卿と新内閣制 国務を扱へない国務大臣 無任所大臣設置の是非 新時代と青壮年の活躍 仕事の出来ない我が国の大臣 事務官上りが役に立たぬ例 私が再入閣を断念した動機 総理大臣たるものの資格 藩閥の変遷と総理大臣 軍人総理の輩出する理由 最も必要なものは徳義 学問は徳によつて使はる

 官僚論
日本の官僚主義は封建的 官僚式は会社や銀行にも感染 官僚主義の復活種々相 官僚式の極端な二、三の例 日本の官僚はドイツ流 昔の官僚と今の官僚 政治組織における官僚主義 官僚主義を矯正する途

 行政機構改革と議会権限の縮小
先ず十分に検討すべし 陸海軍統一が最も必要 海陸対立は薩長の対立抗争が其原因 第二の目標は文武不対等の矯正 議会の権限縮小と職能代表制 選挙権は人間としての権利 政党否認は極端な謬論 独裁政治は既に試験済み

 欧米列強及び我が帝国の前途



政党内閣の将来

議会政治は君意民心を融和一致せしむる最良手段 政党内閣衰退の原因 独裁政治と我が国体の関係 政党改善の最良手段


支那及び欧州の情勢と日本

この前の講演筆記は発売禁止 支那との戦争は大事件 支那は昔は強かつた 日本と支那と地位を替へる ドイツは必ずしも日本の味方でない ヨーロッパに大戦争が起る 日本は中立を守れ 今後の世界戦争は文明の破壊


政戦六十年の跡

両面から物を見る工夫 立憲政治は天皇親政 立憲政治の外途なし 銅像よりも除名を希望 わが憲政の前途は遼遠


立憲政治更生の途

行政部と立法部の不均衡 二、三年で正三位、五十年で勲三等 政党不信用の諸原因 議長は譲り合ふのが当然 政党人は寧ろ優れてゐる 政党更生に逆手をとる


日本の方向

自由と統制 民意に基く独裁政治 銀行は国有にせよ 金銀貨は未開時代の遺物 役人の手に負へぬ失業問題 ユダヤ人は移籍問題は愚 日本の支那化 わが『支那処分案』 世界的飛躍は漢字全廃から 口先ばかりの非常時気分 日本民族の価値判断 感情に陥り易い日本人 頼りにならない肉眼 次の世界戦争と兵器の進歩 勝つても利益のなかつた戦争 窮乏の極独逸は蘇生 戦争には懲りてゐる欧米人 世界戦争を防ぐ途 欧州も合衆国を作れ 日本はどうすべきか 次の戦争と独・伊 世界戦争の仲間入りはよせ ドイツ人の長所と欠点 独・伊心酔はいけない


第七十六議会の失態

議会の醜態 政務官設置の目的 藩閥時代の任用制限 政党内閣の起仆 任免大権の制限及び組閣の困難 

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