六九素養ある技術家の欠乏工学博士阪田貞一

 我が国の工業界は、昔時に比して大(おほい)に面目を改めたが、茲に一大欠陥といふべきのは、即ち素養ある技術家の欠乏である。我が工業界現下の地位としては、最も緊切なるは、『人』の問題に外(ほか)ならぬと思ふ。

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  大丸 素養ある技術家の駄乏
              エ寧博士 阪 田 貞一
 わ  くに こうげムかい   せきじ  ひ    おはい めんもく あら溌      こ・  だいけつかん
 諷が園の工業界は、普特に比しで大に両目を改めたが、窪に一大故隋といふべき
のは、眺い紆鮮ある那、榔紆の郎烈である0我が工業界現下の地位としては、最も緊
                                     h   こうげふかいげんか   ち ゐ          もっと }も


   −   強襲ある技術家の快乏

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1兼並わる我衝寮の銃乏
はう盲く ◎    さ
方策を逃ペで見柁と
切誉は、塾の剛鄭如篭ぬふふ・鮮に妙融あべ、が欝ぎで見柁と
                                                                                            ∂
甘つ
ころが、串に誉べき人人が無ければ、其れ姦用することが出驚い・腎針は、
    こと あた   ひ与ぐ な     モ  くbつさ,     で・1・

小 か              とくヤつ    おl
以下この『パの新野に紆いて時故したいと思ふ.
袈や即製裂郎‰めとして、裂弘の豪にポて、戦お射の那肺
家量成してゐるが、未定曾の常箸充孝に官ない0撃て邸欝の欝、
か やうせい       1 しやくわいじゆえう み

           あり竜l         けいかう
郎鮎融和朝鮮の粥鄭郎に誉といふ有棟で、とかく欝はポ郎に耶んする傾向が
                              七め    いヱ
ある・野が眺に肘鮮の夢、尉対誉那欝の軒たのも、これが革である。今
阜に釦断のぶ郵欝貯た割の射は、郎ご熟那lぎやして、その欝の郡
度は、舶i酎耗のポの如く、郎に新郎化るものである。
 と
し那群が郎の泰郎がポl射しで、舶豪ぷの彩都が欝る写に
                 か じつり▲く   t l
なると、批軒も舶郎那那で新訂に山野斬られす、且つ賓カが巧ければ立つて行けな
いといふ粁群がれば、朝野あ那しでゐると鮎b舶郎か獣町割と誉.斯うい
                                                                                                                                                     九−
ヽノ
ー0
一9
血一
′■ヽ

 じ だい く      はじ   こ1げふ しん はつたク マ }
ム時代が凍れば、初めて工業の具の敏速が山水るのでゐる.
 1い♪丁・、 こく こ  こうげふ は けん あちモ ‡ くに
英錮のこ舛は、是れ皇でエ菜の萌樺を竿フで水た囲であるが、郎こ飢郡部を肘細
       いうhつ しやう  げんいん かんが     はなは ‡与1み   じ じつ はつけん    えいこく ぐりん
して、その鹿劣を生する原因を考へると、甚だ輿塊ある事斉を費見する.英国は元
恕却黙の尉蹴な眺であるが、科挙の敬遽は新進のドイツに比べると表を稔してゐ
          くわがく はつtっ しんしん    くら   ちラ サ
る・触し刀剰断として背い鮭壕を有してゐるので、白から急所を骨得したが頻に、
                ふる けいけん い・フ           おのづ  きふし▲ ゑ とく    七め

   せいひん ●んhん  し甘?っ せいか  たも     で‡   1か    は1       い か
その製品は混年よで市場に盤憤を保つことが出水た。然るに一方のドイツは如何に
 さ     い ヾん けいけん       モわく 1いひん       丸いこく あしもと   l
と見れば、以前は経験がないから粗忍な製品ばかトで、英陶の脚下にも寄りつけな
かつたが、批判に郭つては、郎郷土耶剛と崩が鮎少し、粕銀行するに及び、覆に或
                                            ちユへいかう     おょ   っひ あi


†いと    えいこくせいひん りやうが     いた
程度まで英国製品を凌鹿するに至つ化のである。
 ひる〆へ  b  くに と う         うへ はう yじゆつか        り ろん か・フでい
 胡って我が国は如何かといふに、上の方の技術家は、とかく理論に拘派するも、
rじゅっこh ともな   けいけん 女たわ1  し十 ほう しよくこ・つ 甘んしや はん七い  争じ々つど?っ tl  へ
技術之に件はす、経験も亦浅く、下のカの職工は前者と反対に、技術上の練磨は経
てゐるが、糾軒別邸が餅eてゐて、完告働きをなさない0だから彼等の手で製
                             くわんぜt  はたへ                 かhら  て   さ・
′†川1一1一・・1未発ある我鋸家の映乏

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ヽノ
▲6

′lヽ
     ぐいいこくせいひん くら    も〜  晋     七とひゆじふ 快う告   七
するものは、外国響仰に比ベムと、概して劣つて計る.仮令輸入を防温†るに足る
                                   hソつは
位のものが出苧も、撃那郎耶郎ll酢鮮郎と郡欝るやう‡等なも
くらゐ      で 音
  で}                 し?っらい ト こうげふかJ     ひとT
のが出水ないのは、郎に戦跡である0されば婿凍は我が工業界のすべての人々が、
富里にしで野の郁卵転がし、軒飢郎鮮鮎わ、欝榔離して配紆を郡し
みなこ二〇

たいものである.(可エ染上¢戦後経替舵』に破る)