国 民 我が国民はもと皇別・神別の民として既に太古よりこの国土に安住し、以
て四方に発展しつゝあつた。それと共に、この固有の・月本人凋み凝らヂ、乙の国土瀧
                                              .音
 虐使ゼる蝦夷もその数多く、その他皇化の下には早くも譜儀の民潮包含′され七あた0
 即ち大陸との交渉が頻繁となつてより、三韓や支那の躇枇人が天皇の聖徳を仰ぎ、我
 が平和な闘士を憧虚して集囲的・に多数移住し衆つた○ 頗るにそれらの生活は早く
 我が社曾制度や風習払同化し、固有の民の間に混つて渾然たる日本個展半凝ったの
                                                          ヽ
・で参る。かくて天皇に辟一し奉る精神、裔民の親和融合の思想は畢に観念的な間笹
 ではなく、日本圃民の成立の上に現茸に生かされてゐる・
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