昭和13年度
64
国威宣揚
国民精神総動員
65
日本精神ノ発揚
国民精神総動員
66
挙国一致
国民精神総動員
67
堅忍持久
国民精神総動員
68
国力の充実
長期戦に備へよ!
国民精神総動員
69
国民精神総動員を
日常生活の上に
70
戦ひはこれからだ
物心両面に互り国家
総動員の態勢を完成
せよ 国民みな銃と
る心で
国民精神総動員
71
働け
身のため国のため
国民精神総動員
72
備へよ常に
あらゆる力
国民精神総動員
73
応へよ将兵に
国民精神総動員
74
国産愛用
国民精神総動員
75
勤労報国
国民精神総動員
76
張り切る心
溢るゝ力
国民精神総動員
77
躍進!
国民精神総動員
78
育てよ
郷土
国民精神総動員
79
英霊に応えよ
靖国神社臨時大祭に際し四月二十六日
天皇陛下御親拝の時刻を期して一分間
黙祷祈念を致しませう
国民精神総動員
80
仰げ御稜威
天長節奉祝の時間
四月二十九日午前八時
には謹んで宮城遙拝を
行ひませう
81
資源愛護
国民精神総動員
82
貯へよ!
強力日本の建設へ
83
国民精神総動員健康週間
五月十七日より
二十三日まで
84
皇国の興廃
此一戦に在り
国民精神総動員
85
生活の刷新
国民精神総動員
86
集団勤労
国民精神総動員
87
貯蓄報告
国民精神総動員
88
鍛へよ!
備へよ!
国民精神総動員
89
80億
貯蓄報国
90
事変勃発一周年
91
経済戦に備へよ
92
経済戦
93
ラヂオ体操
徒歩
武道
水泳
勤労作業
国民心身鍛練運動
八月一日 -- 二十日
94
必要物資を
確保せよ!
国民精神総動員
95
夏に鍛へよ
われわれのからだは国家の力であ
る 強靱な身体旺盛な[ ][ ]を必要
とするのは独りせんじょうのみではない
長期建設をめざす国家総力戦下のい
ま それはわれわれ全部の問題であ
る 鉄は灼熱に鍛へる われわれも
炎暑を克服して心身を鍛へよう 明
日の日に備へて・・・・・
96
守れ大空
我等の責務
一たび空襲に見舞はれたならば、、、、、
敢へてその惨禍は語るまでもないであ
らう。国土防空は実にわれ/\の現実
の問題であり、国民各個の義務である。
全国民は一致協力、軍防空に即応して
これに当らねばならない。防空に関す
る正しい認識、周到な計画、整へられ
た施設、そして恐れず、慌てず、沈着
に処する心構へこそ国民防空の要諦で
ある。
97
国策と共に
今や国家凡百の施策は戦争目的
貫徹に集中せられねばならない。
戦時経済態勢の強化こそは現下
の急務である。消費の節約、
物の活用、貯蓄の実行、生産
の増進等われわれの日常生活
は悉くこの重大な経済国策と
不可分の関係に立つ。友邦
ドイツは叫ぶ。「台所はベル
リンに通ず。」と。われわれ
の日常生活もまたすべて国策へ
通ずるものでなければならない。
そしてそれはまた溌剌たる明日の建
設への第一歩でもある。
98
新しい生活の建設
戦争には勝たねばならぬ。勝つ
ための戦争である。だからこそ、
勝つための犠牲はどこまでも堪へ
忍ばねばならない。われわれが無
理を忍んで生活の節約化、簡素化
に突進するのは支那事変に勝つた
めである。今は理屈の秋ではなく
実践一路の秋である。われわれの
家庭内にもう無駄はないか。もう
一度生活様式の合理化を考へて見
よう。そしてこの機会にこそ、わ
れわれが長期戦に備へるために、
新らしい日本の生活実践とその指
導原理が確立さるべきであらう。
99
国策を踏むもの
国家を論じ国策を語る者はあまり
にも多い。だが、前線ではこの瞬間
においてさへ、弾丸は飛び交ひ、突
撃は敢行されんとしてゐるのだ。徒
らに論議に低迷するときではない。
いまは戦争に勝つために、一発でも多
くの弾丸を、一食でも多くの食料を
送ることが強く要請されてゐる。鍬
を取るものは一鍬でも深く打ちこみ、
家庭にあつては一針でも余計に針を
運ぶ。その心構へこそ、国家に報ず
るみちであり、身をもつて国策を踏
むものである。
100
長期建設
101
前進!
第一線と共に!
102
銃後後援強化週間
十月五日 -- 十一日
103
貯蓄報国
87億
104
野外に出でよ
溢れる健康は国の力である。
強健なる身体、烈々たる精神力を
必要とする今日、われわれは少
しの時間でも日光に親しみ、心
身を鍛へよう。
105
忠魂安かれ
我等あり
国神社臨時大祭に際し
十月十九日午前十時十五分
天皇陛下御親拝の時刻を期
し一分間黙祷致しませう
106
東亜の新建設へ!
写真は唐山華新紡績公司にて
107
漢口陥つ
しかし、大業完成の戦ひは寧
ろこれからである。東亜の
再建のために・・・・・道はたゞ
一つ、協力一致、勇躍邁進
するのみである。
108
進め長期建設へ
国民精神作興週間
十一月七日 -- 十三日
109
新東亜新秩序の建設
110
われらは
銃後の
挺身隊
111
伸び行く農村国の力
112
明け行く東亜
伸び行く文化
113
経済戦強調週間
十二月十五日 -- 二十一日
生活の刷新
物資の節約
貯蓄の実行
114
我等の貯蓄で
東亜の建設
115
聖戦一路!
事変第二年を送る