第三七六号(昭一九・一・五)
皇室の御近状 宮内大臣謹話
今年完勝への基礎を確立せん 情報局総裁 天羽 英二
徴兵適齢の引下げ 陸 軍 省
国民徴用質疑応答(一)
軍需会社法の実施 軍 需 省
国民徴用伽
寸=月一日朗胡椒−開局領相聞答」に対して清
音から寄せられた質奴に封する厚生欝の珂答
鹿 敬 士 の 良仲 軒
問 應徽士の名稲は、所塊の臆微音ばかり
でなく、現員徴用者にも冠せられます
か¢ (向良材 住持生)
答 民間工場で勤労する照微音は、新
規、現員の南別なく、いづれも図家の
名容ある肺徴士です。
農 薬 者 の 徴 用
間 食褐弼流は帯締棉藷と共に、決戦下の
緊要帝業ですが、飽莱瀦に射する徴用は
特別に考虚しますか。(奈良舶 中野金二)
答 食様相床碓保の紫放性に鑑み、農
薬者の徴川については、十分考偲を梯
つてゐます●
間
確率生の教用
蝶閃串丁生には緻m川な
く、花畢生には徴用が
あるのは、どのやうな
坪・円からでせうか。私
ども夜型丁生の向上心に
は、充閉畢生と挙りは
ないつもりですが.
(浦和 】在申生)
雀 筏州には宅間拳生だからどう、夜
畢生だからどうとの帖別はありませ
ん.たゞ黎校の椰別によつて、徴Hの
際に考渡してをります・
唐薇士から陸海軍へ
問
少年飛行兵の想弼古を総出中に徴用の
川和命令封が来ました。念朗の少年飛行
兵苧扱はどうなりますか。
ハカ手指 少年飛行兵〕
答 眈に丁瑚串で働いてゐる若い應徽
十謂汁の中からも釆桝し、少年飛行兵
として火迂舵く才が少くありませんG
貴方の川Z〓は、まだ山河命令書だけ
で、敬川されるかどうか分りネ仇せん
が、たとひ敬川されましても、受験で
きるやう、むしろ工場の方から進んで
いろくと取計らふやうになつてゐま
すから、少しもご心配はありません.
問 應緻中、陸海軍の学校へ志何できます
か。 ハ山q楷 山*光鶉)
答 前の少年飛行兵末願の場合でお分
りのことと思ひますが、應微小も陸海
軍の笹校へ詰駅できますし、工場でも
いろ′〈▼・と末節の手紙を敢へてノ\れま
すノ。
嶺 徴中 の 受験は==
問 上鞭畢接の啓.酔準術中、應放し度した
が、明年入学できましたら、掛川の方ほ
どのやうになりますか。 ハ輪非 大池)
答 應徴中に上如笹校へ受験す【るに
は、兜づ工切倒の詳解を柁ねばなりま
せん。その上で入挙が決定しました僚
は、修教に美文へないやう、敬川桝除
の手絞をとることになつてゐます。
應敏中の嬢召者取扱
問 應徴中に腱召した吻合、本人や朗守宅
へのし環確はどうなりますか.
へ岐招市 布円生)
答 應微小に召銭されると、工場例の
申請に基づいて敬川は僻除されます
が、召袋解除後、またその工場に庚つ
て働くといふことが分つてをれば、工
場としては、それJ〃1規定の應召手首
を支給することになつてゐますから、
かうした場合には、意志のかるところ
卑よく工場側に侍へておいて下さ
い.
なほ留守宅へは、軍事招稚の立場か
ら、必要に應じてそれノド1渦かい手が
さしのべられることになつてをります
から、少しもご心配はありません.
徴用満期複は本職エに
問
腰鎖中の着ですが、徴川瀬糊と川時に
引摂き本職エに勤務し、桁沌に邁兆しれ
いと思ひます‥祁.川来ますか。
(‖ネ持 前位 荷)
答 団毅としても、工堵としても、貴
方のやうな方が多数あることを望んで
ゐるわけです.掛率に防ち抜くため
は.ん−ヽし
には、費方のやうに、本腰をすゑてか
かつて裁くことが一節必要なのです。
椚をみて、丁切倒へその旨を巾Hて下
さい.丁堵では#んでその手紙を挑め
てくれJ;す。
唐社中に南方 へ…・
問 工場に願敬咋の瀦ですが、軍磁として
南方にゆくことは川架ませんか。
へ央確貼叩 雪崎生)
答 和宏じ斐川州に兆づいて、その工場
に敬川尉択されたのです.軍の方から
特別の指名等がない眠り、軍屠として
何方にゆくやうなことは川水壷せん.
山間
差別待遇はLない か
河村傾徴塘の給料や昇給率は、工場の
人になり切つてゐる符架からゐる工員や、
儒学しよらないで入つて来る工員に比べ
て爪“別はありませんか。(下谷 阿木生)
答 とんでもないことです.敬川賓施
丁切には、托公税刑と界給内規とがあ
って、∫月の待遇は決つてむり、應徽
丁‖に封して詫肌待遇をすることは、
紐封に川純ないことになつてゐます.
「
それから畑H方のお古紫ですと、新規
畔仙似新は、その丁域の人になり切つて
ゐないやうなお詣ですが、粁徴新は囲
R敬川の本諺に鑑み、すべて山小水を旨
として、その工場での紙別口、某持に指
勘しなければならぬはずです(
肺徴士服持紀伴では、肺徴十十刑の
第二に「肺徴士ハ職紀ヲ榊ビ滋任ヲ重
ソジ全能ヲ衆Mヒ祓心職汚11勉励スペキ
コト」を明記し、決して膝掛けの心持
一少−し
で勤移しないやうに訓へてゐますし、
また工場側で牌徽士をさうした存水と
して扱ふことは、絶封に許されないこ
となのです。
待遇のよい徹用‡施工堵
“同一般の町工場や平和舜業の工場に入る
ょりほ、徴用賓施工場に應徹する方が賃
金その他の鮎で健過されますか。
(大−批 森・不生)
答 さうです¢仝巾的に便通されま
す.工場に入つてから三ケ月間は、一
般のエ場では賃金新制令によって最高
初袷貸金以下に裾低かれますし、敬川
甘地工場でもその規正に咋じた鍋で据
確かれはします.また、この三ケ月の
欄間円でも家族手常、初托手筋や伐共
′′ ∫し
歩均、その他とくに本人が骨折つた場
合に東給される手常紡が、最純利給賃
金の規正外に取級はれることは朔常に
粥泡です●
しかし、家族手常や初任手常は、一
般の工場では‖さないところも大分あ
るやうですが、徴川普施工堵では必ず
附すやうに督勘されてむり、また最初
の三ケ月が過ぎますと、敬川賓施エ場
には賃金雑制令の線榊制脱が遽川され
ないのは勿喝 政府では鉾瀦生床力、
玖に舵基戦力の畑越的縄充のために
くわつJ,
は、賃金政策もこれに活川してゆく態
勢でむりますから、賃金紙制令適川工
場ほどには、昇給内規の決めカや道川
の化カについて制限してをりません.
また家族手歯、願朋子常、臨時休
紫手常等の支給、宿舎費の特別低鯛徴
牧も、徴川蒐工場では仝封的に指導
されてとり、かうした勤労管理の指導
庶督のためには、特に弊持監理官が徴
用賛施工切に削舵され、管理や給輿、
抑給など全般に北つて配擬してゐます
から、敬川簡馳エ堵のエ只は、何とい
っても慈まれてゐろと申さねばなりま
せん.
縄人、♯業‡の綺牧‡立
間 曾能員等の逓増前杖月村の決め方は、
「閥民徴用川符」で分りましたが、普通の
商人とか良筆者の葦前収月紹は、どの
やうにして決めますか.(街堵払岡村生)
答 應徹底綿六ケ川棚へ良策などのやう
に一ケ年間をみなければ、平均収入が分ら
ないものは一ケ年間)の収入から、これ
に要した絃兜を差引き、それを綿牧と
するわけですが、その余榊が基準胎牧
月朝よりも拭いときには、その補まで
切り下げられます.
自賛共著の蹄牧月煩澄明
同 前収月頼を吋解する切合、市傭者がな
く、日督の者ほ維の照明が必賓ですか.
(和軒山喘 大井正銘−
答 別に誰の認明も要りません.正直
にありのま1の牧人を書いて出せばよ
いのです.
事抑別棟中の補掛金
同 席徹すると、工場に入る前に事前訓捷
を受け、よた工場に入つてからも一ケ月
から三ケ月間ほ、教養訓練を賓施してゐ
るやうですが、その問の補給金ほ貰へま
・了か.
また通勤可能な頗敬老であつても こ
の期間中に蒔清音に収容されるやうです
が、特別補給を受けられますか.
ハ宮均鞍 川】Å生)
答 事綿訓練期間中も教黎訓練拗聞中
も補給金は女給されます.事鏑訓練期
間の術給金繍の弊先方法は、事前訓練
期間を含んだ三ケ月間の確定〃牧叔と
事縮訓練糊榊終了後の給輿を共礎とし
‡んてい
て算定し、これに基づいて恭本納給金
瀕を決定します.
また、事前訓練や入所直後の教書訓
棟糊結ミの零時今に収容されてゐる加欄
間も、すべて特別補給金が支給されま
す.
前唖傭主からの補給金
問 私北ハの合能でほ、應微音に封し徴用先の
約輿と在融常時の拾輿の差糾を補給して
ゐますが、開民徴川援護合が補給すると
すると、合融の方では祁紛する必率はな
いものでせちノか. ハロ本招 集統制愈杜)
首 祁給は、年齢や扶蕃家族の故によ
一つて一党の限度内で支給されるもの
で、應敬老の前故に比べますと、まだ
h一′ケ
相常の開きがあることが多いのですか
ら、前原僻士はぜひともその差鰍を應
研手常として給興して聴きたいもので
ナ.
なほ前原傭尭が給輿する應徴手首
は、預兜月収舶の巾に入れて計算する
ととはしないこせになつてをります.
つまり謄敬子常を貰ふために補給金の
仰が減るや府なことはありませんか
ら、前原傭主の好悪は決して無駄には
なりません.ですから、ぜひとも感
得手首け給輿して戴きたいと思ひま
ナ′.
h問
答
同−人に補給、扶助、採取を
應徴常家庭が補給を受けてゐながら、
同時に扶助や援接を受けられる場合もあ
ち・∫▲フ′かく
りますか.それとも補給と重複して扶
助や接鴇を受けることは川来ませんか.
ハ芝‥払 加贈生)
補給と扶助と接碓の三つがTつの
せ帝に同時に輿へられるとともありま
す.補給規程の藤棚によつて算定さ
れる基準瀞牧月磁は、一座は應微音家
庭の生活の保障になりますが、これは
通常の状態での保陀の金欄ですから、
事故があつて生前が閑牲になつた時に
は、扶助や援薙が必宴になることが少
くありません.例へば
(一) 本人が病気で動務を休み、家庭へ
の迭金が川架ない時とか、肘来ても額
が著るしく少くなつた時
ハ〓) 工場での生活で事東上鹿にやむを
小l−
得ない失費が瑞み、家磨への速金が出
来ない場合とか、川東ても印が著るし
く少い時
小l・
(三) 家族が病気をして療養費が澱む時
などが主な場合です。
(一)の場合には傷病手首金を貰ひま
すが、それは賃金ハ許しくいへば摂咋山稚
酬日額)の六剖だけの朝ですし、また
本人の病束をなほすためにも健址保険
で頼蕃の給付は受けられますが、一部
負捨金だけは本人の負措ですから、な
かなか容易ではなく、どうしても迭金
可能瀕に響いて雑費す。
(三)の場合には、妻チだけは≠碍と
別にしてゐても、健故保瞼の家族嫉登
粥粥
給む受けられますが、これまた
自己負靖で、その他の家族に至
つては、世帯を別にしてゐれば、家族の
癖蚕墳も受けられないので、なかく
容易ではありません.
な性補給は、肺微音が應徹した時の
状態で、耗審家族の敬や前牧によつて
補給補を決め、その後これを絶封に奨
電しないことになつてゐる関係上、磨
徴常時は本人が一家経理の安住者では
なかつたのに、その後、一家の立働
者が死亡したために、應敬老本人が一
家摂理の安住臣もたなければならなく
なつたやうな場合には、その∵家はた
いへん生活に因ることになりますが、
さうした場合などには、眈に或る程
度の補給を受けてゐても、その上に扶
助ヤ授藷が必要になつて来るわけで
†.
基本補給を受けられぬ場合
山間 満三十五歳以上の新租應微音は、入所
常初から考部九十倒以上の接受月収にな
るr均があると捌いてをりますが、さう
した柄では、鴻ニ」十五康以上の新婦廠徴
発には句然恭本粥給ほ受けられぬことに
たるのですか、また満三十歳でも浦三十
丸顔でも、一様に邦準前場を九十何に査
辞するのは不合球だと思ひますが.
へ批答 槻本生)
答 その人に株券毅族がなければ、そ
の人は全然基本補給は受れられませ
ん.しかし接責家族があれば速つて
本会す.つ曇り、九十固の基坤舶に
扶書家族−人につき十園を加へた、
h・はゆる基準拍牧月椒に逢するまで
は、賃金と補給とで耳へます.いま仮
りにその人の扶書家族が五人とすれ
ば、基準前牧月額は官四十夙になりま
す.
もしその人の礫定月収額が盲五拘だ
つたとしますと、九十凰の基準胡より
も超過しますので、それだけから考へ
ますと、一見、基
本補給は受けられ
ぬやうに考へられ
ますが、蹄速の首
唱十何からみれば
彙だ〈三十茄側凶
も不足しますか
ら、基*術給は受
けられるかけで
す.
つまり、もしその人の綿収が召四十
同以上であつたならば、百叫十風から
宮前鳳を差引いた三十前帆がだいたい
の祁給の潮で、もしその人の綿枚が百
三十固とすれば、百三十帆から百五凶
を差引いた二十五阿がその人の受ける
椚給のだいたいの湖になります.
最後に浦三十歳の人も浦三十九歳の
人も一様に九十凰で茶堆血判収を奄定
するのは不合理だとので帝見はご尤
もで、将来考癒の黎があると思じま
すb
書きに罪人士二国辱固雉魯において、国民戦闘配長に関する政府の緊急万策が提案されたが、その中ても軍需魯
杜法は、割下の戦争要求に封虚すべき重要摂沸立法として注目蔓れた。
その立法の彗星については、すでに曹時新開等にも紹介されたとりろであるが、蛮地十二月十七B、軍需禽敢
法とこれに伴ふ施行令、埠行規則が−括繁施されるに王つたのて、次ぎに大怜の解放をすることにした。
航空機等の飛躍均増強
尤大な物質力を悼む米英の執拗な反
攻と、これに封する宴軍の萌戦力固と
に應へる途は、急速k軍舘生産の飛躍
的増強を閉ること以外にはない.とこ
ろが々の峻不は、特に革寓生覆そのも
のを揖常すりぐ根菜山北存活動如何に懸
.つてゐるのであり、なほまた根本的に
は、その企薬指抑、企業組織について
も、いろくと論議のあるところであ
るが、要.はこのキスノなか詣叩議にこ湊ハはワG
よりも、まづ一櫻、一艦でも多く、早く
戦線に逸ること、そのためには生産粛
一主義に徹して、企業の運営を図るこ
とこそ刻下の念按である.
軍需倉枇法は、このやうな刻下の要
求に基づいて生れたものであるが、そ
の趣旨は、およそ次ぎの三鮎に要約す
ることが出水る.
ハ一) 企業の国家性の明確化Il即ち
企葵将紳を昂揚し、企業の国家性を総督
」山mソ仙椚‥ト」「りく、」1L「▲♂一ノ.
(二) 生車責任制の確立!即ち企諾
の同家的賀務を完遂せしめるために、企
菜運営上にもその同家に射する賀托の
所在を明らかにすることである。
(三) 企業行政の刷新11即ち企業に封
寸る行政運営っ方法を刷新することであ
】る0
軍需昏祀法第一條には、本法の目的
として、「本法ハ兵器、舵基礎、艦船等」
「軍舘物資ノ生売」をなす事業につき
「共ノ紆螢ノ本鼓ヲ明11シ共ノ道螢ヲ