第二二五号(昭一六・一・二九)
第七十六回帝国議会に於ける各国務大臣の演説
近衛内山閣総理大臣
松岡外務大臣
河田大蔵大臣
東条陸軍大臣
及川海軍大臣
勤労と増産の日 大政翼賛会
農林省官制の改正
米国政界最近の動向
柵河田大蔵大臣州
▲仙hr一l▲7
とゝに昭和十六年度歳入破れ懲算の大蛮地びに現下の我
が固鹿済界の状況につき稔明致しますことは、私の澱も光
桑とする併であります。
のりと
わが拳固の大橋紳に則り、東亜永遠の安定を碓傑せん
がたかには、埼途になほ穐多の困難が激渕せられるのであ
りまして、との目的を欝徹致しまするには、更に、億兆−
川レ小ん
心時報の克服に邁進せねばならぬこと妓申すまでも払い朗
であります。象忙複雑微妙なる最近の国際情勢の下忙おき
▲▼ 一ん
ましては、速に高度飼防同家鰻制を尭成しV毅然としてこ
●ウ▲Iん
れに封虚し得べき憶制を亜ふ々ことが、刻下喫緊の度数で
↓り」P・よす‘朝鮮財政伽ポ一沖の翔朽に也由hソましても、これ忙一即
辟し綜合鍵済カの遭憾なき活用により、軍備の充昏A、生産
力の横充、戦時国民生活の維持安定等を掛るむ以てその板
一本」万針となさねばなりませぬ。
経済界の】般状況 先づ昨年中における我が固経済界
▲「一什んV
の状況を見まするに、上年期においては概ね順調なる推
移を辿つたの
であり“ます。
しかるに下処丁
期忙重りまし
て、▲主として
山岡際情勢・の緊
迫化に件ひ、
じ●く小ん
岡内経済界にも若†の影守を免れなかつたのであります
が、睾忙して政府の封発と隣席の協力とに上りまして、事
触く鎗年した攻粛であり会す。(蕉ヰは河村大鹿大雪
金誕市場忙おきましては、資金の背積址び忙運用は大破
▲んく」−り
凪滑に行はれ、金融界の状況は概ね辞穏でありましたが、
たど昨年下舶丁期において、一時杓モ金融の窮朋を感じたの
であります。これが原因は、生産力碗充その他の大口資金
わ,一い
の帝要が旺盛なりしにか1はらず、銀行溺金の相加がこれ
に健はなかつたこと、政府資金の撒裾超過が比較的少瀕な
りしこと等に凄りと考へられ椅のでありますが、駒際帥係
」l■ l一l
の緊迫に伴ひ、舵済界の一部に過度の替戒心理が件用して
ゐたこともまた香足し難い朗であります。・これに封七会し
ては、政府の支沸む促進し、或ひは預金都賀金を放出し、或
ひは公統債の敬行及び渦化を一斤計輩化する等各稀の方舟
を辞じたのでありますが、特忙年釆においては、相常多病
の政府資金の撒布があ町会したので金融界は平穏裸に鎗年
し、その後も引棟き順調なる経過を示してをるのであり生
す・
資金の寄頓につきましては、開成貯蓄嘆勘湛動に封する
国民の仝面的協力により、概して良好な結果を示したので
あります。すなはち昨年中忙おいて、郵俺貯金は十七億二
千飴萬卸を増加⊥、また銀行頭金の均勢は、一時柏1鈍化
したかの如く見えねのでありますが、結局において六十億
九千八百飴南風の増加となつたのであります.徒つて、咋年
中における公▲條帝行縮は六十六憶六千七申静粛風に達し、
い′カ一l・’
】南忙おいて生産力煉充賓金の帝山妥が旺盛でありましたに
もか1はらず、同年中忙五十二億四千飯高凰を滑化したの
でありまして、これむ一昨年中の油化瀬に比較すれば五億
三千官飴高潮の増加となるのであります.なほ咋盤丁中にお
ける屯債市場の新規舵倍額行瀕は級瀕二十八億二千九首飴
廿榊卸に凌〜し、また貯登甲横券及び報固・債券の貸上金頼は三億
五千瀦潮に上つ康のであります.
昨年中の彙行券の平均額行高は三十三憶三千六首飴
朽肺でありまして、これと】昨年申の平均額行商忙比べま
†と、約九億六千甫減の増加であり女す.しかしてそ.の年
来の長南帝行高は蛸十九億三千飴常山園に達したのであり皇
lしll_●′ヽ
すが、‖頓年後における収縮状態は極めて・良好であります.
耗済の現横が漆年横▲犬し、立た取引方法姦化しっ1ある
現状忙おきましては、或る程度の増加はやむを得ぎる節と
認められるのでありまナが、政府と致しましては、滑蝶の
節約、貯蓄の叢、その他物資放びに資金の需給嗣虫専各
イ一▲J▲▼●▲’
穐の方求の徹底む同り、過度の移舷阻止に妬めたのであ
りまして、この鮎に開しましては菜とも】段の努力を沸
ひたいと存じます●
女忙昨年中における我が国の外歯貿易は、輸出は三十九
億七千二宮徐満潮、輸入は三十七億九宵飴荷桝、差引二億
六千三宮飴萬楓の輪川超過となつたのであ町ま†これと
一て▲7く一〃
一昨年の音壌と比較しまするに、態出において一分、故人
において−割九分むそれ上川l\増加してをるのであります.
しかして浦安方南との貿易は愉川入非健全なる黎泉を一不し
てをるのであり生すが、第三圃に封する輸出は一昨年と
ほど同程度であつたのであります.欺洲取乱の勃敬以来、各
小 は‘
同の為替及び貿易背理は次第に強化せられ、輸途の危瞼は
刻々檜丁大する専種々の陀碍があり会した忙もか1はらず、
右の如き成功を挙げ得会したことは邦家のため御同慶に存
する次第であります・しかしながら最近の同際情勢に▲弼
み生するときは、わが団の貿易の前途は決して奨鶴亀許さ
ないのであります≠ら、今後忙おいても必帝物溌の稔入力
均強のためには、ますく第三団向職椚の掘輿を断るとと
もに、本邦小山替賓金を充驚しこれが活用保全に努むること
▲_ん一lT’
が緊要なの.であり会して、政・府ばこれがため必嬰なるあら
ゆる措膚を斡じて参る塞であります.従来行ひ解れる金
の増産及び集中改新につきましても、なほ】段の柑租を講
じて輸入カの増強忙資したいと考へてとる水野であり士
す.
わが靖の為替相場は手車勃竣以来終始安定を保廃し、一
昨年本邦食替相場の基坤を共演より米甥に彗兇した計掛忙
おき士しても、引締きごれが安定を」得てとるのであり会し
▲ ‘
て今後もまたこの水坤を緋拝する方針であります.なほ従
木わが娼の璃沓智金塊作は英米雨市場を決済の中心として
参つたのでありますが、澱紀は相手娼との直接決済に移行
しっ1あ々のであります.今後忙付き生しては更に一歩と
進めて疎む中心とする決済と普及せしめんとする心節であ
りますが、本邦漁頒たる滅が閲際決済忙使用せられる部沖
ひ一−▲■−
の球犬致しますととは、わが頼封外交易の増進上稗益する
朗卜秒からぎるものあるのみならず、わが閲の閥際経抑的地
位の点故にも買掛する朗大なるものありと侍ずるのであ少
・ます●
次忙食塩における閲際慣野の柑移は、わが帽内耗済界な
かんづく物資供給の方南に少からね彩管を府すこととなつ
たのであります.しかるに軍備の毒及び生産力の碗充は
●lが一
】日もこれを忽にすることが出来生せず、これ忙必蛮な
る物資は山M雑得る限り確保せねばならめのでありますか
ら、一般に物資の舘給は窮屈とならぎるを柑ないのであ♪
会す.これが封紫と致しましては、可及的忙物亀入先の
てんくわん
樽換を蹴り、特に日沸立と中核とする太東瑞兆鼻緒内忙さ
ける自給健制の確立に努むると同時に、岡内物資の徴用及
い▲
ぴ圃収等に力を致し、壌力物資供給力の棉郷と拘らなけれ
はならぬのであり女す.しかしながら一時的には官帝及び
民需専に射する供給は減少し、その鹿瀬生前必舘品にも彰
一甘を及ぼし、同魔の渦発生所は或る稀度不R血となること
を免れぬのでありますが、政府は偉物倍の桃緑町努めます
るとともに、▲最低限度の供給発は必すこれ宅碓保するやう
通常なる封朱姦じ、以て戦時国民生新の安定に逝撼なき
と勅する心算であります.
●▲ウ▲l
かゝる情勢の下において我が財政舵浄の壌営む先から
しむるに懲りましては、須らく物沓ハ、資金、昇務等の全般
に亙り担押合的計袈を樹立驚行することを要するのであり生
すが、これがため各種の舵折紙制が強化せらるべきことは
免れ難い朗であります.しかしてこれがために生ずる−時
・斤いてん
的苦痛は、全図戌が一億となり不温樽の決意を以てこれに
封廃すれば必ずや電服し得べきものであると確信する次粛
▲ し’く太いlい
であります.徒らに前途に疑惑む懐き・萎縮山婆嬰臣事とす
るが如きことは断じてこれを避けねばならないのであり士
す.
以上申述べたる如き耗済界の諸情勢の下に、政府は暗
いレ1Iい←●l
和十六年度像寄航成に常つた攻粛でありまして、如上の
情勢に鑑み耗済界の推移に封し憤蕊なる考慮を梯ひつ1、
しかも諸般の施策に常り滑橿に堕することなきやう留意し
たのであります.
昭和十六一年度緑算の内容 これょり昭和十六年度竣弊
の一円容についてその犬健を誼明致します.
d昭和十六年度脂肪入血威山H▲終漆山昇の金顛は▲歳入歳出ともに六
十八億山ハ千三宮飴海風でありまして、これむ前年度橡堺絹
に比較致しますれば七億六千五官飴常凰を増加致してをり
▲ます.
歳出頴算 允づ歳出礁第につき詮明致します.昭和十六
′ヽbんナ▲
年度像算は、‥国際情勢の推移に傭へ事攣鹿理の・完途を期す
るとともに戦時財政凝済の強化を因るためト国家謂般の施
設をして】庸戦時億制に伽應せしむるの趣旨を以てこれと
綿成したのでありまして、高彦均防商家悼制の完成のため
し一り
緊姿快くべからぎる施設の務行を期し、他商いはゆる金と
物との調和に意を用ひ、竣第忙伴ふ東要物沓ハについては山H
釆得る眠り物資帝給計寛に適合せしむることに努めたので
あ畑ます.これがため漸飴の礁設についてはこの際也輿に強
行の婆あるもののほか患これが着手を見合はすこととし、
眈党経費についても能ふ眠りの節約を待つたのでありま
す.
歳出徴堺線朝はこれを▲前年度磯第胡と比較致しまする
に、眈兜絆費の節約、新規経費の計上専による増減の結
果、前忙中遽べ愛したる通り七億六千五官傲常潮を増加汲
したのであり会すが、今その増加額の内緒を由丁並べ会すれ
ば、
官債費において −億五千二宮飴萬胤
年金及恩給において 五千三宮飴甫
卓海軍南省節管の耗繁忙さいて 三億二千四官飴高潮
ヰ時玉東費特別合計への繰入において
七千嵩卸
九方舟輿税分輿金特別●舟への繰入忙おいて
四千二官飴茶
モの他において 】健二千二首飴萬何
と相成るのであります.
一一▲ワ▲’
鼓先程★の節約に押し士しては現有財政力の遭漏なき
活用と阿り、且つ戦時経済堪脊の強化に資するためその農
事なるを認め、銃蓋肝畑なる検討と速げまして能ふ眠りの
く,のべ
節減繰延を行ひましたが、なほそのほか、陸海軍南省坤管
の鮭費忙して部隊艦船の出征に伴ひ不用となるべきもの等
もあゎまして、結局昭和十六年度壌算の締成上における眈
定笹井の減少斬は合計九億二千六首飯南凧に及人だのであ
hy・ます●
女忙壌算の網成上新規粍女として取扱ひ会したる金額は
軍備の充賓に帥する経費 四億二宮飯高軋
軍人戊鍾に開する鮭架 】臆四官飴萬此
料率の振興に押すを鮭柴 千飴帯
生産力の頒充に帥する舵費 二億千七首飴茶畑
経済俄制に押する経費 三千九首飯井邦
字易の振興に押する経費 千六官飯南軋
海堪の瀬輿に押する鮭饗 千二官飴萬軋
民間舵轟の振興に関する舵奨 二千飴高潮
等であります.その他時局に鑑み士して、防事態変の頒尤
小い・たく▲ん
に要する樫奨、浦洲開拓艮忙関する耗筆、結線封簾に押す
へる耗費等につきましてもそれJr−坪要領を計上致し会し
‥た・なほ昭和空こ年度以降の税糾改正に革づく坤蒜と昭
和十三盤二打出件の煉軍備上その他忙上る♯賓局益金の埠
加瀬との合計額中六億七千耗胤を臨時軍務焚特別合計へ繰
入れることと致してたります.
歳入漁井 次に以上申並べました歳出竣算の財瀬たる歳
入漁算につき詑明致し女す.歳入橡第の円】繹は、
租税等の普純血成人 四十九臆三宮鉄筋凪
‖前年碇刺敏金綿入 八千鉄筋胤
のほか
公憤金収入 十人臆七千九官敏仙縄軋
であ袖ます.租税等の普沌歳入の見桝につきましては、主
として最近の‡壌等を基礎とし、これに各般の経済事情特
に政府の財政耗済政策に基づく経済界の推移動向に額み適
し′ヽし一く・
正なる料酌増減む加へ努めて璃資ならんことを期した次
飢であります.右の普独裁入はこれを前年度珠算髄に比較
致し生すれば七億九千二宮飯高汲フ増加となりますが、こ
れは主として租税収入の増加に依るものであります.すな
はち租税牧人は経常臨時の各部を合せその埠攣二十六億九
千飴常咄でありまして、これむ前年度橡算額に比較致しま
すれば五億二千六官飴高潮の増加となつて怒ります.この
一円
鎗年度税制改正に基づく分 九千首飴萬郵
自然檜収容忙属する介 四億三千四官飴帯卸
であります.しかしながら昭和十六年度租税牧人漆堺潮む
昭和十五年度の決算見込徹三十五倍五千敵前脚に比較致し
ますれば、自然増収の如きはこれを見積らなかつた計算と
なるのでありまナ.しかして租税牧人の成出は、今攻寄蟹
J′ ▲たん
の勃敬川氷数次の増税によつて堵民の負糖が相富加重され
てむるにもか1はらず、雫機噸調なのでありまして、銃後
開成の数列…なる愛岡的楠紳はまことに感激に堪へない斯で
あります●
租税以外の普沌歳入の増加の内斯著なるものは、
印紙牧人の.増加・ 三千五官飴茶胤
森林牧人の増加 四千二宮飴欝判
事局祐金の増加 子宮像萬減
日本鈍行納付金の増加 二千紺青鉄筋郵
政府和賀特別合計より繰入の増加 一倍四千飴布卸
専であり会す.また公債金収入の内澤を窄行公債の秤斯別
に示せば、
震災専横公債 .三宮飴常凶
活路公債 千六首蝕祐風
[溺 歳入祁項公傭 十八億五千九官飽満凰
▲合 計 十八億七千九雷飯南囲
であり生す.
特別合計漁算 女忙特別▲曾計理算につき申述べます.各
特別合計激算におきましても、それノ什l・・−一般合計竣算の
璃成方針忙準じ女して、銃意節約を官とし、廠力経費増鴬
・一く一い
の抑制と南り会したことは勿論であり会すが、朝埠基
粥、関東、樺太及南洋の各外地特別合計における歳入故山
とモの前年度壌算頼に此枚数しますれば、何れも相曹の増
加となつ七をります.右は棒局の・進展とともにこれ等各外
地の占むる重要性がいよく増加したるに伴ひまして、已
むた得ざる確設事項も少くないのでありますから、右の如
き結果と相成つた女】弟であります.
臨時軍‡費特別合計への繰入のた瀬各特別合計におい†
・肝上致しました金額は、
朝仙肝銀仰督府 八千四盲飯南‥囲
碁増血仰督府 二千四電鉄萬肺
押 東 局 二千三宮倣満潮
樺 太 騰 千験滞一回
帝 国 鋳 造 六千常軌
慈 信 事 共 二千萌▲河
合 計 二億二千三宮飯井何
でありまして、歯年度より六千二宮飴甫減の増加となつて
怒りますb
また特別合計における本年度の公唐血現行洩定額は、
.朝鮮線督府特別合計において 一億六千飴昇卸
嘉繊組督府特別合計において 丸首徐茶碗
帝開銀遭特別合計において 四千五官甫軋
潰侍事業特別▲曾計において 千七官革町
政府出資特別合計忙おいて 二億入千五官飴詫咄
合 計 五億千七官飴高潮
でありまして、これと餌に申述べ会した一般合計における
公債敢行珠定楓十八億七千丸首飴高潮に加へますれば二十
三‥億九千六首飴萬何となる計算であります.
なほ事安閑係の軍事敢につきましては、近く臨時軍事費
竣算浪加の策を繰出し協焚と求むる壌定でありまナ.
繋算の‡行 昭和十六年度竣算の資行につきましては、
モの我が鮭沖界に及ぽす影響の甚大なるものあるに鑑み土
山いしん
して、これが局に▲常る者は深き球場を嬰するものと思はれ
るのであります.すなはち▲前に申述べ会した如く公倍数
符礁定額は二十三億九千六官飴萬郵でありますが、このほ
かに近く掘出せらるべき臨時軍事費追加像算に伴ふ公倍数
行額を加へますれば、その鎌瀬は神宮多鶴に上るものと理
想せられるのでありまして、これが渦化は産業資金の充‡
とともに極めて重婆な同額となつて参るのであり会す.こ
し●17外い
れに封しましては、今後−厚囲一周貯苛の也ハ掛を徹底し資
金の嘗積に努めますると同時に、各種金融能制法令の運用
により民間資金を公使滑化その他適切なる投書面に誘導
する等必単なる方節を講じて参る考へであります.なほ政府
く・か▲J ’−▲■
資金の撒布吸収等につきましても更に一段の工夫を擬しま
して、資金仝健の薄給調皐の固滑を期する方針でありま
す.また物資に対する関係につきましては、物虎その他国
民経済生活の各方面に及ぽす影山響を考慮致しまして、わが
に一り
圃忙おける物資供給力と睨み合せ橡算執行の固滑邁正を固
る心算であります.しかしてこれ等各般の施策が朗期の致
泉を壌げまするためには官民一致の努力に侯たねばならな
いことは勿論でありますから、私はこ玖横合において駒艮
が更に一席虞劉なる協力を怖まれぎらんことを切望してや
まない次第でありかす.
わが国は大東煎灘衆圏確立の大真に向つて眈忙その互歩
を踏み出したのであります.浦洲及び支那における経済の
開磯は引棟き順調なる進展を示し、日浦立間の経済帥係は
けん一■一”
会すく緊密となつて」参つたのであります.清洲殉が健全
なる教建た見つ▲あることは眈に御承知の通りであります
が、昨春南京に逮都政しました囲民政府もまた次第にその
基礎を尚め、昨年十一月には日華絹南開の條約締結と同時
に円満睾三園間の正式圃交が開始せられ、相携へて東亜む
新秩序鹿仙故に仙遇漉することとなつたのであり会す.しかし
ながらわが固がこの襲轄勤務する固際政局の中忙立つて
小んJIん
敢然として東亜の新秩序を建設せんがためには、単に日満
真の経済塊携と掛るのみでは足らないのであり女す.進ん
でその経済軋の棟充を蹴らねばならねのであ¢ますが、と
れが‥耶途は治興に多寄多牲であります.今や全国一民は未曾有
の難局に際合し、不温持の凝悟を以てこの重大なる任紡の
▲ くり ふ ▲た▲7
発達に摘進数さねばならぬのでありせして、不屈不損なる
開場の摘紳力絹張払なるわが図の経済力とを以てすれば、
開湛の堆展は期して倹つべきものありと掛く侍ずるのであ
hソます.
終りに臨み、政府繰出の塵界案につきましては、十分御
♯熊の上協賛せられんことを希望する次第であります.