第二一八号(昭一五・一二・一一)
   臨時中央協力会議について
   日華条約の反響          大政翼賛会
   国民政府の近況          外 務 省
   年末年始の国民生活        大政翼賛会
   南支那海の中軸、海南島とは
   神宮大麻の奉斎について      神 祇 院
   情報局の設置
   燃料の話 石炭と煉炭       商 工 省

 

年末年始の国民生活  -- 何を実践するか --      大政翼賛会

 年末も、余すところ幾何もない。光輝ある紀元二千六百年、聖戦第四年は、もう終らうとしてゐる。毎年くりかへす感慨ながら、一年のたつのは早いものである。が、この年を送るにあたつては、いつもの年とは異つた、自己を本位とせぬ、国民的な深く強い感慨と、反省とがなければならない。国民の一員として、どれほど国策にそつた生活をしたらうか。どれほど、お国のためになる働きをしたらうか。無駄はしなかつたか、浪費はしなかつたか。今年一年をかへりみて、悪かつた点は来年こそ断然改めよう----かうした反省をもつて、われ/\国民は、新らしく迎へる一年間の、逞しい働きへの推進力としなければならない。さらに新たなる百年へ、雄々しく出発する原動力としなければならない。
 わが国の歴史上に、燦として輝く二千六百年、万民赤誠をさゝげて、


































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