第一四一号(昭一四・六・二八)
  事変二周年特集 新東亜建設の歩み
  事変二周年と新東亜建設
  北支の現勢
  中華民国臨時政府機構一覧
  北支那開発株式会社一覧
  蒙彊の現勢
  蒙彊政権機構一覧
  中支の現勢
  中華民国維新政府機構一覧
  中支那振興株式会社一覧
  支那民心を把握せよ
  南支の現勢
  陣中文芸(現地軍報道部提供)
  皇軍突如汕頭に進撃         海軍省海軍軍事普及部
  汕頭攻略の意義           陸軍省情報部

 

 蒙彊の自然と人文
       11−・●●▲7 ち わ●                  しl●
 いはゆる家産地域とは行政的忙は常温聯合委員合併
 モく モつさん しん灯く lI ■し れん●い         しJくわん も▲●
展の察南・曹北・蒙古聯盟といふ三自治政府所管の地域
     こ・’▲【んれい          ▲くかひ
 で、東は輿安嶺を以つて満洲瞬と境し、北はゴビの砂漠
     ぐわい▲う こ       ねい 小    さいち†うHレ†う‘ん
 忙よつて外蒙古に迎なり、西は寧夏省、南は内長城線
    一ん一い 青ん一い          .ナ† ハ ル ナ▲
を隔てて防西、山西、河北の各省に壕すe智察恰爾、紋
 ▲ん                   々いl−こ
遽粥省及び山西省の北部を加へたいはゆる内蒙盲の大部
      ′,わ・’一汀lフ
分を占める廉売五十常平方粁.の地域を指すもので、ほゞ
                          ▲ひつ▲て▲_
我が本州・九州・四閲・朝鮮を合はせた南積に哩敵する.
          小・チ.けん一い       lヽ i▲▼
 地昇 は一般に高原性であるが、この地域の中心むほゞ
      いん.rん         モん山く ちたい
衆西に光る陰山山脈によつて南部は山嶽地帯、北部はい

           く.Wく一▼ん
 はゆる蒙溝エ偽原に劃然と直別され、地勢上のみならず
 しけん            こと         だい
 賛瀬的にも歴史的にもその趣を異にしてゐる.南部の大
 ′†−   いん−甘ん だい小−    一つ小人 も・たい  lいてい 小
 同以東は陰山・大行南山脈の接合地帯で、永定河の上流
    1、・,小ん が      くわん’・J          ●一,▲フ
 たる桑乾河がこの間む耳流し、西南には黄河の亘流があ
        イ ′ ナ†オ  ケ’ンナ†γプ パイ ア ン ′’
 り、釆たつて伊克昭盟と鳥蘭察布、巴務塔故盟との中間
            . はl  オ ル r 入
 を流下し、河を鶴えて速かに郡蘭多斯の平原に続いてゐる.
      ●し†}       とく一い        いん
  徒つて気象も二般に大陸的特性む帯びてゐるが、陰
 fん だいか,    は1   けいは与一ん   も▲●    ●
 山・大行雨山脆に胡まれた京包線滑線の地域は比較的気
 tん   一汀▲,≠つ
 渦の差が激烈でなく、この鮎都合よく出水てゐる.即ち
 1いてい・とん     ち†▲フ 小 こ,      一つ し
 最低渦期間一月の張衆口の平均気温は棟氏零下一五・三
    こ・’わ             一い 山
 鹿、摩和は平均零下一五・九息で、盛宴七月の平均気温は
 前者は一九・三度、後者はニニ・八鹿である.要するに本
 lん一んいつlい            1,rI        ミく九り
滑線一帯の気候灯地嘲の上で想像されるほど忙酷烈なも
             一一んし・’ 付・フ一てん
 のではなく、渡さでは滴洲の奉天以南位に相昔し、著さ
  托つ一●     1す       ‡tん            か ●
は日夕の差こそ激しけれ平均気温は儀かに低いから定期
      けん ち†与小こ}         ひ
はしのぎ易く、現に張衆口の如きは盲トから北支の避
 し▲t                       ,,†,
暑地としてその名を知られてゐる.雨量は年l古○乃
                      ●一りふ・, と▲●
至四〇〇粍の少量でそれも大部分は昇期季節風忙伴は
      とチ一, 小▲フ一つ
れるもので冬期の降雪は極めて少量である.徒つて杢戴
 かんl,,
の乾性が甚だしい.
          ノヽわ▲フ〃へい
 人口 は面積の廣大なる忙此し極めて少く、僅々五官
                         ‡つさん
七十常人で我が東京市に及ばない.如ち察南盲五十萬
   しんげく        1ウこ            一い小く
人、菅北苛五十萬人、蒙古二宮七十萬人が大健正確なと
                     小ん′ヽく
ころとされてゐる.人種からいへば、漢族が大部分で、
 l▲’こ川レん  ‘r秒与・みん
蒙盲人は全住民の五%で約三十萬人に過ぎず、この外に
     くわいみん           1つ々ん しん灯く   ●▲●
少数の博民がゐる.而して察南、曹北の両地域は殆ん
  小んじん                れんめい        lん一ん
ど漢人によつて占められ、蒙古聯盟に属する繊道滑線
    小んl,  どつ●Jもたい
は、従来は藻蒙南淡の雑居地帯であつたが、この地帯も
 小んじんいみん       しん,●く          い,ぱく 〆●
漢人移民の汲に年々侵略されて、かの遊牧と包の生活
は本給線ではもはや見るべくもない.かくて蒙古人の大
た ナ, いんどん    もゐ● くわ,が  イ ′ナ†一
多数は陰山山脈の北側地域や黄河以南の伊克昭盟等に
 し,r       い−ばく                ●い‡
温き昔ながらの遊牧生活む績けてゐるが、本来内蒙の地
       ●▲′甘ゆ・’一▼・たい
は蒙盲人の居住地帯であつたのであつて、漢人は後から
 にふし▲く           1つばく      Jんじ ほく太い ばくt
入植し、家盲人はその節迫を受けて漸次に北返し故地
      ぅは              かん1与        ■,わ
も次第に奪はれつ1あつたので、藻蒙雨挽の閲係は融和
     けん● 寸●ムん     ′丸い‘
 せず、互に嫌忌と穣慣の情をこめて相封時し禿たつたも
                     けふ わ 、・’J】l
 のである.しかし今事変の結果、民族協和を棲樺する斉
  一いけん             ほ▲●●タし●
窪政権が成立し、日本人の入浸者も日毎に埠加しっ▲
           かんl,         てl
ぁるから、今後は日本人が漠豪雨嵐の間に立つて之を調
 わ
 和し得るに至るであらう.
  し,け,  ‘つけ,と                       くわい
 轟教 は件数徒が一番多く全住民の七十%む占め、同
 け▲フ・′−
教徒が之忙次いでゐる.その赦はなほ明らかでないが大
               くわい打,t      ひ
健九常人前後といはれてゐる.同数徒は従来世界の被
 1つばく      けいどいて●      ていさ
耶迫宗教民族として鹿済的にも文化的にも低位忙あつた
           ホんにtは,lJ, 、Iぱ, けつ●
が、事攣後北東新政権下に聯日防共\を棲樺して新患し
                       く▲Xくだい 一▼一●−
て以衆は、その動きは次第に西北灯向つて碗大の徽と
                  い ▲r
見せ、政治的にも極めて重大な意義をもつてゐる.・斉盲
      , ▼ けラ       メんけ, しんてl
人の大部分は嘲味教を信じてゐるが、本数は清朝が欝古
   くわいビーフ▲‘′ヽ
民族懐柔発として大いに利用tたもので、それが斉盲
   じ●くくわ モくし’ lん    ●くわl
民族のお化と搾取に済じて釆た役割は極めて大きい.

 かい小く              ●ふ一け●
改革の必妥が叫ばれてゐるが、急激な改革は不可とさ
  一んしんて●                  太いはい
れ、漸進的になさるべきものとされてゐる.この朝磨の
 ’ ▼ け17 小▲7・たい‘l       ◆†lトけ,
嘲鳴軟と好封照をなすものは基督軟、特にカトサック軟
                           け1一・くわい
(主としてベルギー演)の活動である.これ等の数曾は
                       こ ‥レ一一ん
畢に布教のみではなく、拳校、病院、外見昧等の杜曾、
   し 寸つ              ‥しつ ,
文化施設を経営し、これが支那人の驚利主轟に投じてな
     ・l▲I′I
かなか侮るべからざる勢力をもつてゐる.殊にベルギー
           くわ・9だい             しん と
系カトリック軟骨は廣大なる土地を所有し之む信徒忙
 一▲フ,、く            一く こ       1▼.つ
桝作せしめて経済的にも確固たる勢力を築いてゐる.こ
    だ・1u・フ こ1ノ‖打1フ                 ▲■ ▲わ●
の外、道教、紅数等も−部に行はれてゐる.宮地域宗教
  山い●●▲フ
界の概況は上述の漁りであるが、この方面忙於ける我
    しんし●つ
が図の進出は些か立ち遅れの叔あり、今後ぼ大いにそ
         l・’付T,
の積極的活動・髭要望されてゐる.
           つ・,一・,r          ・l,▲▼●▲フ‘いけん
 官活 は支那語が漁用語となつてゐるが、蒙碇政権
           こ1】.上−,”ヽ
成立後は家古語も公用語として認められた.なほ一般
 くわい b           ’〜ほムし●
の曾話和語は山西方面からの流入者が多い関係上、自
  lん一い ど ′し
然山西の土語に近いといはれる.

 政治事情
         ●つ▲I・∨一レん一−′ヽ ll こ 几ん●い
 昔地域の政治は察南・菅北・斉盲聯盟の三自治政府忙上
つて行はれ†ゐる.が、この三政府は更にその共通の日
   げ,●Jチ   け▲わ ネん一い   tつ一い
的たる防共、民族協和、民生向上の達成む飾るに必妥
                                 一汀 ▲▼ん
なる丼泡立畢部門即ち産業・財政・交通・民生及び保安等
    . け▲▲rと,一い     l,●●l t
の‡項につき協識統制を行ふ名めに斉録聯合委員曾を払
 し●          と}一い       けん,▲く
赦し、同委員曾は之等を溌刺するに必要なる樺力の一
       メんかつ▲じ●,          ●
部を右三政府から分割委譲せられてゐる.つまり宮地
 ▲●   ‘ん‘‘んけん      l’●†l
域の政治は分治分権制度であり、斉経聯合委員曾は或
                      一い付んHレ●,つ
る意味の中央政府と見ることができる.これ尋政碓樹立の
 けい ▲          し†I‥レ●つ
経緯は「週報」第入十九溌に詳述されてゐるからこ1忙
 し†,,●く       じ■,つ        ●●l
は省略するが、蒙縫政権樹立後、諸般の工作は資に驚
 ▲lん      かI_I      しん●▲く
嘆すべき逆さと巧妙さとを以つて進捗せられ、今や戦
 けいlい    ● t t▲●  ,ヽウtく
後軽督の粛→期基礎工作を了へ、宮地域の適役工作は着
                           とJヽし伸一い
着として第二段階に進んでゐる.如ち今は斉鐙の特玖性、
             ●●Iくわ       げl
中でも共の軍事的政治的特性を強化しっ上之を高度の防
●JIじ〜             J lい
共自治の特殊地域たらしめ、克く浄水に傭へるべき態
 一い 一い 〃y
勢の整備に努力すべき時期に入つて雑てゐるのである・
 然らば♯斗の持株世とは何かといへば、昨年十二月こ
     との ▲一い止■い
十二日の近衛隼明は斉経について、
 一、・=・支那に現存する驚愕に観みこの防共の目的に封ナ
        dし†ク         ●い1・,ちたい
   る十分なる保持を琴ぐる馬めには=・・内蕪地帝を特殊防
   共地域とすべきことを要求すろものである.
 一、=・・日安閑の慶史的樫済的関係に盤み」特に北安及び内
              し▲けん 小いはつ
  草地切に於いてはその資源の開蟄利用上、甘木に封し壬
     べん】▼
   的に便宜を輿ふることを要求するものである.
                                ▲▼ ▲●
 t述べ、日本の要求を明らか忙してゐる.むち宮地域は
              こんかん          灯l
 先づ第一に我が大陸岡筍の根幹たe西北支那忙延びる防
 ●上▲フくわいん−▲J
 共廻廊構築の食めに重要意義をもつてゐるのである.防
               一いけん     t†l小
 共地笹としての斉碇は先づその政権確立によつて張家
 こ,  ′I■ン        一つガん
 口 − 庫倫の赤色ルートを切断したが、蒙捉の重大性
     粧ち       Kち
 は北への睨み以上に西への睨みにある.
                       こ・ヽ‡く tく●・’
 第二忙斉鉦は右の如き我が大陸国策に郎應する薦め、
    ナ,‘く             と,一い
 日本を枢軸とし日満真打つて一丸とする耗制経済の戦時
 たい‘い             小いはつ
 倦制確立につき必要なる重嬰資源の開額利用上、日本に
 封し特別の便宜を輿ふることを要求されてゐるのであ
 しる●
         一▼一_●
 第三には本地域は内蒙盲の多年忙亙る民族速効が今事
                       ▲んいレ}●
 変に於いて、日本の軍事的政治的援助の下にはじめて数

 †−    一いけ・レ J,b′ヽとく           −,lフ●●l
を壌して自治政権を牲和した!この事資が蒙祖此
 ‥し山▼,ノ ▲▼ t
椰仙北の兆確をなしてゐるのであつて、以上の如き諸事
    し ん・●   小・,′−          ▲▼ わ●
梢が*地域むして市戌の帖八自治の特殊地域たらしめ、
 小I▼い         Tつ こ          と
出鈍新文那とはまた別仰な特殊の黎展を途げんとしつ1
あるのである.
   ◆い‖ん       ● 尽んて●    1く■}
 耗銀政権 が以上の如き兆本的緒要求に印應し第二拗
             た,てい   くわ′、 たい‘い
准出∴‥作に進むに常つては、到底従来の過渡的態勢を以つ
てしては充分忙その目的を達し得ざる情勢に立ち至つた
                      l▼ こエ7かいかく
ので、州が脱聯合委員合は咋年八月第一次機構改串を断行、
                       はい し
碓氷の馳抄・産糞・金軸・交池の専門委員合を戯止して、之
                              ふん一い
に代ふる忙部制む以つてし馳務・産業・財政・交洩・民生・
                  ▲と・フ一いけん くわくγ“い
蟹の六部を碇き、聯合委員曾の瀦制権を挟大強化す
                     モ・’ご  れんいい
ると兆に、同憂月合と王政府及び三政府相互仰の聯紫を
   ●ん▲つ
 l櫛射幣化したのであつた..が、更に本年四月二十九日、
              小▲−▲ し●・’“レ
仙姉鍛聯合委員曾では、従水金井章二最高離間の事務取
                しluん
扱となつてゐた同委m只曾の甘桝たる総務委員長に、特に蒙
 小ん●い      ・‘くわ▲フ ナゐたい
爪聯比内胎政府首席徳王を稚放するに決定し、こ1忙同
                  ▲_●▲フlT▲7
委‖合は謡故地匠の閲▲家的中枢機鮎川として愈モ塞きを加
ふるに寅つた.


  財   政
          じ†タたい 〆いくbん      くわい▲く
  女に各政府の財政状態む概観するに、治安の快復と
                       ● lヽ     ●∫−・’ Iし
 経済界の敬展忙伴ひ財政の基礎は漸次輩開となりその
           けん一ん   たて∫、   へん一い
 壕第は大鰭に於いて健全財政を建前として編成されてゐ
 る.如ち一般政究の借入金は殆んどなく、借入金の大部
                          ▲l
 分は特殊曾敢の株式桃込金等に充てられてゐるのであ
 る.本年度の各政府礫算繍は従来に此し増加してゐるが
   幸いし●つ      も▲ん   小いはつ ふん一い小▲フいレ●l
 共の歳出の大部分は治安、産業開蟄、民生向上等の為
          し一い     けん小くくわ
 めの経費で宮地域の施政工作が漸く本格化して衆たこと
 を物語るものである.

  治安情況
     ふだん しサく一い      ケぐん      くわい●つ
  皇軍不断の飴仰正工作忙より匪軍の大山丁は既に壊滅の
                 くわん▲●い ナ▼ ハ ル
 状態に達し、蒙古桝盟自治政府管内、察恰南盟等漑殆
      くわい▲く        ‡ウ●ん しんげく
 んど治安の快復を見てゐる.然し察南・曹北の南部緒願
        ●▲}‡んひ はいrんひ し●つ打つ
 にはなほ多少の共産匪、敗残儀の出漁するあり、また
 rけん ,ん小 山l一く   げ一んrん ▲1くr lん、い小く
 五度・臨河・河他方面忙は馬占山・侍作義・門柄岳等の曹故
   rんし一い’∫く       し●んど,
 穂の残浮勢力及び共産軍等が変動を凍けてゐるが、こ
          しl′ヽ一い 汀 ‘
 れ符の地方にも裔正の歩武が進められつ1あるから速
        くわい▲く
 からず治姿の快復を見るであらう.なほ各政府に就いて
    ●こ, 一いぴくわくじ●,       さ 小ム   Cつ し
も欝察槻構の亜備碗充を願ると共に、保月制度を†碓
        くんれん           ▲いr,、つ
 して自衝糊の組織訓練に努め、或ひは鱒道滑線に愛葎錬
 ▲ワ
 路柑と設けて交通路の安全を期する等、治安工作は井上
 として進んでゐる.

  蒸発閑教の情況
   t▲●          U●んて,
 木地域の経済建設は極めて頓調に堆みつ1あるが、
                            小1・●,‖レん
その理由としては第一には軍の粛正工作が極めて巧妙弘
 一く       ひ山い
辿で翠忙Jる被寄が比較的少なかつたこと、第二には
     一つ一つ てい付い    けんこくとじ●ラ
浦洲均との帝凍な提携の下忙その建国途上の諸経験が
 小l●l
巧妙に活用されたこと等の政治的軍事的理由の外忙、吏
          ・とJヽし」■
 にその経済上の特殊理由として
            み ほつたつ ′、も●′ヽ    ぴl▲く
 ハ〓 耗済関係が未敬遠で土着資本が微力なこと
                        一いち▲フ
 (〓) 外嬰本の進出が殆んどなくその製肘を受けな
   いこと
            、い一い −り一ん        は▲「い
 ハ三) 従来の幣制が雑然と⊥てゐて法幣のやうな強力
      ウーくわ                   ●ん†っ青いけん
  な審が支配的でなかつたため、金融再建工作が鹿

      ‥レ_んてl′  ‥レん●I′ヽ
   めて順調且つ迅速忙行はれ得られたこと
                           し 〃“I l【▲_
  (四) 従つてまた諸種の工作が日本人の指導の下に潮
    く一Pつ
   滑に行はれ得られること
 等の諸鮎が奉げられる.
        tゐ●    とくし_‥レ‥レ●●
  右の如き本地域の軽薄的持株事情といふものは、そ
   いレ たい
 れ自健重税されなければならねものであるが、之には更
 に前々項に述べた如き本地域の軍事的政治的特殊事情も
    小,り▲                ‘■lてん
 併はせ考慮されなければならぬ.臥ち後者の鮎に重鮎
           もさ●       Iく‘んけい▲rい
 を置いて考へると本地域の経済はいはゞ作戦経済とも構
              しけんかいdつ     い r
 せらるべきもので、単なる資瀕開頚瀕上の重要裏をも
                 も▲●   けん一つ
 ってゐるのである.そこで、本地域の経済建設について
    とくし●一い       ●●lてl    ●▲●
 は、その特殊性といふことが特に強調され、木地域内
        小いはつ                             いり
 の具塘的開発計葺も日浦支プロ,ク経済の重要なる−
 くわん
 環として進められてゐろ.
        −●くし_     はいけい    ● 1        1,●●,
 か1る特殊事情を背景とし基礎として、斉確聯合委
             しんこう          じ●クつ
 貝倉では昨年四月、蕪哉埠臭五ケ年計lなるものを掛立
     lくか                       じ●,●●, ウ†く●
 し、目下着々と進行中である.次にその情況を略記し
 てみょう.
 1▲■−IJ      てつくわ,!いど,,●I
 仰拉丁−木地域仝他の鉾銀盤蔵土は一億七千常噸
      ▼II■■1†−