第七四号(昭一三・三・一六)
  簡易保険金額制限の引上      保 険 院
  海軍陸戦隊の話  (付)戦況       海軍省海軍軍事普及部 
  国民とステープル・ファイバー
     一般使用者のために       商 工 省
     国民精神総動員の立場から   文 部 省
  北支五省を悉く掌握す      陸軍省新聞班
  討匪すすむ満州国        陸軍省新聞班
  広東の近況          外務省情報部

 









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¶幸呈……・…・;;享幸二国民とステーブル・ファイバI……妻葦幸葦‡壬毒
●■●●_●●●●■●●●●■_■●●●●●●▼●●
囲民精御総動員の立場かち 丈



 去る一月十六日に教表された政府尊明により、我が
帝時の今後忙封虚すべき根本的封支政策は確立せられ
                          ほは
るに至つたのであるが、今後事変の推移は速かにその
礁断を許さね状態にある.我が帝国としては如何に事
挙が長期に五つても国民政府とその軍隊とを徹底的に
粉砕することが必要であり叉新興支那政権を助成して
行かねばならないのである.之がため我が国民は愈モ
拳固一致薮勇奉公のl念に猛然と奮起し、堅忍持久此
の難局にあたる発情が必宴である.
                               一ん
 いふ進もなく今次の東郷事奨は、多年排日抗日を煽
′Il             めい●■・’
勤しっ1あつた歯民政府の迷蒙に起因するのやある
が、そ打ュト面には共産尭義赤化の思想の抗日人民戦線
湛勅があり、又支那に於ける国際外交の探刻なる封立
        は・lん
の上に粍多の波紋も生じつ1あるのであるから、時々
    ・_“■
刻々が膏に武力教であるのみならず外交哉、経済態、
科畢戦乃至思想戟である.如ち固家は、軍備上は固よ
り政治上、舵痢上及び精紳上あらゆる固艮の‡カを紙
動員する必要がある.昨秋来官民協力して毒して釆
た飼民精紳総動員の運動は、此の現下の時局に封虚し
益モ日本精神を教揚して今後伶持続すべき艶局を克服
し、たとへ如何なる長期戦をも断じて之を途行すると
いふ勇猛心を振ひ起し、これに依つて銃後の後援を克
うし、経済的資力を充貸し、産業・科畢・政治・教育等囲
民生活のあらゆる文化的な部面を繚合的に動良月して、
     \
その尭仝な活動をト固らうとするものである.
ヽノ
▲「
つ‘
′lヽ
 均艮精出叩彗の本旨はかくの如きものであるか
ら、淘民は上下心を】忙して、老若男女全国民津々滴
渦に至るまで、虞に時局の重大性を認誠し固家の‡カ
と十分に活用する基礎を作らなければならないのであ
る.徒つて叉拳校等に放ては、日頃一般的に各方面に
    n打んlIん
ついて研餌に舞めつ1あつたことを、化の時局に際し
て十分に具現すると兆に畢生、生徒等は皆此の根*的
                      ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
の立場を自発することに依り、か1る横倉忙中寮の公
 ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ            ひ 九●
艮的訓練を充分に活用して、轟忠報国の車醜を扱津す
べきである.
 罪常時経済に封して同席の協力すべき途は多上あ
る.これに参加すべき串校職員、皐生生徒乃至兇登
               ●つ−●
は、財コ民掃紳線動員の趣旨に則り、此の時局に際して、
球額的に非常時経済故宋に協力し南米の盤行を容易に
するため、囲民経沖に放ける犬々の分野に属する部分
と他の国策に基づく湛勅の日棟に粍はしめるやう鱗重
に行動することが必葬である.而してか1る鹿両目な
仝囲艮の協力に依り、始めて今次の窪動の十分な成果
姦げることが出水るのである.殊に小串枚、中等諸
事枚の教育者は、此等の搬に漁て、−般靖兵の指導者と
して、その賓務を十分に一果さねばならないのである.
 射ち、】般囲民の協力すべき事柄は、革帯帥俵物資
の滑費の節約、貯著、廃品の利用ハ資瀕の困牧)、代用
品の使用専種々であるが、その中代用品使用の重畢な
るものとして、例へば輿生服にステーブル・フγイ.ハI
                   くわんし†l
地のものを山水得るだけ使用することを勧嘆せねばな
らない.これに依つて一部には毛繊物の償用を少く
し、一部には綿紙物の使用が叢捧へられることになる
のである.即ちステーブル・フ丁イ.ハーの使用は代用品
の使用として輸入原料に対する渦費の節約と相侯つ
て、その教典を挙げることとなるのである.耗拳竜洋
汲地の代りにステーブル・フ丁イ.ハーh若くは絹製品又は
】定立のステーブル・フナイ.ハー若くは生瀬混織のもの
を使用することが増加すればその結典産兼界を刺戟す
              ■む・’一い
ることとなり、河内生産も晰盛となり、漸次改良エ犬
も行はれ 建には挿木先重なる代用品も出来、今次の
        ト●
在勤の目的にも滴ふやうにたるのである.
 羊毛は毛轍物の材料として、‡筆に伴ひ軍帝品とし
て使州される丑も柏常多瀬に上つてわるのであるか
ら、嘉、合批、エ場の職月又は破エの手折汲の外、各
ヽノ
▲lノ
ー一
′\

拳揆忙放ける職良H及び壊生、生徒、兄登の制服として、
仝ステーブル・ファイバー又はその混繊のものを托川す
れば、国家に背益することも亦多大である.硯鹿ス
テーブル・フ丁イ.ハーの代糊品としての教典に就いて
は、必ずしも宋仝であるとは曹へないのであるが、数
多の特徴もあるのであるから、多少の不快を忍んで
    ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
も、国策を助成する意味に於て是非とも横磯的に之を
 ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ▲▼
使用すること忙済める必妥がある.
 允般文部省に於七は、固民精銅線動員速勅普施の見
地に基づき、制服及び襲用‖州等に媚して、革帯資材釣び
に輸入品及び輸入品を原料とする固内製品の滑津節約
            ●づ●ん
を為すことは、現下喫緊の沓抄であると認め、小畢校、
中等諸拳揆、高等畢校、専門畢校及び大挙に放て、
鍵、石衆、石油、紙、皮革、羊毛等の軍務榊係物資の
消費を出発▲得るかぎり節約せしむるやうにし、その中
 ステーブル・ファイバーの使用に就いては裔エ省と協
議を重ねた結果、特に之を勧奨し、共の普敗を挙げるや
                  つ1フ一てふ
 う去る一月二十四日にそれノケ・・・・・漁礁を教してゐる.
 妖洲大教官時から叉その後に放てもあらゆる方面に
 昔挿を硬けてゐるのは雅逸であるが、その周力の株夜

 を汲驤黷ツの手段として、代用品の製作、使用の炎勘忙
 力をそゝいでゐることは非常なもので、‡舵にその晴
 態を日‡した者には、纂▲魂逸の偉大ミ牌衆性のある
 こと嘉感させられるのである.換言すれば礪逸はあ
                     打つトー▲I
 らゆる力を挙げて硯泰代用品の製作研究に演頭してゐ
 るといふても過言ではないのであつて、濁逸のこの尊
 い粧放と労力とは誠に好い例であり、我々は大いに之
 と畢ばなければ鳩らないであらう.伴進途上に凝る均
 家が鹿の光明中泉ち得んと†る為には、固民は球多の
 顆搬を克服する兇倍を有たなければならない.そこに
 こそ又伸びるものの焚しみがあるのである.
  要するに、ステーブル・ファイバーの使用墳勘は、現
 時の支那事轡下に於ける同節途行上、非常時産糞経済
                                ヽ ヽ ▼
 上、棲めて緊肇なるものであるから固民拳つてかくの
 ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
 如き粍紳と趣旨とを十分に理解し、殊忙教育の‡際に
  ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
 徒事する者の熱意ある協力に依り、畢生、生徒、兇童の
 理解を一度深め一般家庭をして之を愛用せしめ、か1
                         川し 小ん
 る賓錬を租じて献身奉公の誠を昂揚し、克く時報を克
                   ⊥r・一・ヽ
 服し、以て天壌無窮の最速を扶其し奉る覚悟を吏忙決
 めねばならないのである.