第一六号(昭一二・二・三)
 列国の原料資源          資 源 局
 我国の結核死亡率と乳児死亡率   内閣統計局
 西安クーデターの全貌       外務省情報部
 最近公布の法令          内閣官房総務課

  列駒の原料資源
                      資   源   局
   一世界生産と世界貿易との不均衡
          11其の原飼と資源問題の重要性 −
 世界の生産活動、就中エ常盤産活動は最延着しい教息を示して居る0同僚聯盟の作成ぜる指数に依
 りてエ発生産を見れば一九三二年の六九ハ完二九年を一〇〇とする)に封し一九三五年は九五を示
 して居る0斯かるエ発生産の雁湛は骨蝕に世界の原料生産活動をも刺戟し、其の生産頼敷も殆ど河鹿
 の増加を示して居る。然るに世界貿易の動向を見るに、右の如き生産の著しい檜加にも拘らデ、之に
 相席アる濃度の増加を替らしてゐない0其の指数は、救急に於でこ九三二年の七凶ハ一九二九年を一
 〇〇とす)に郵し一九三五年に於ても何漸く七九に壌したに過ぎない0斯くの如く各国の生鹿活動の
 同復は貿易の同夜を温かに軟いて居る0世界不況前に在っては奉ろ景気の回復は貿易の増加に刺戟ゼ
られ重責動の震が粛らされると謂卜♪欝奈し芸た0警に今橋貰葺に於這普反
対に各南生箆の堵加が先行し、市も兵易の増加は之に倖はないと甲♪晦殊な現象が艶められる0此の

現象は、今日の世界の動向を考察する上に於て特に注目すべきもので参る。
 世界生産と世界貿易とが、共の増加の機勢に於て著しく均衡を失するに至つた原因としては大要左
の如き乙とが考へられる。
イ・主要国の保護立教に困る貿易の萎縮
 先づ貿易萎締の方南より見れば、世界不況の影響を義り、固際洩商上重要なる地位を占める譜固
 が、相卒ゐて自固の東栄乃充貿易に封し保碓主義を強壮するに至つた事賓を指摘し得る。即ち世界
 貿易線債額の三〇%(一九三五年に於エを占める英帝固、同じく一一%を占める合衆囲、九%を
 古める悌蘭西及甲六%を占める和蘭(以上何れも植民地を含む)が益†其の領域内の市場を自南の
 為に確保ゼんとし、輸出入に封ずる人為的方策を親ずるに室つた名、一方に於て原料費蹄の需要を
 増加ゼるに拘らヂ、各撃ニしての貿易関係は雑音なる駿足を示し符ないのである。
口 重同車常エ黄の活況に因る生産の増加
 前記保護主義の対象となつ托綿神域は何れも釆要なる原料資源の供給地で参る為に、之等の資源
 を外国に仰ぐ狗逸、伊太利の如き工発麟は極めて幽難なる立場に陥る乙とゝなり、伊太利はエチオ
 ピア合併に、狗逸は嘗植民地回復要求のガ博に出るに車つた。斯くして世界不況に基く各糊の経済
 的混乱は妊いて固際間に政治的事瑞を汲及ゼしめ、列強は競って有事に廃する方発に寄念するの現








 状となつた。即ち各図の固防計妻は単に軍隊のみを対象とするに止まらヂ、産業其の他の方南に射
 しても廣汎周到なる考慮が梯はれて居り、所謂閑家総動員準備を完璧ならしむる乙とが各駒経済活
 動の核心を為すに至つた。従って列強の生産活動も主として重工業を中心として行はれ、錫、銅の
 如き軍常客藻の生産は縮著なる増加を見っゝ参る。之等の事賓は世界貿易の萎縮と反封に、世界生
 産を増大ゼしめた重要なる原因である。而して漁常ならば生産の増加は原料費瀬の輸入と響叩の輸
 出を伸ひ国際沌碗の進展を粛らす筈で為るが、然し此の生産活動を刺戟し托閉際関係は灸く特殊な
 もので参つて、必ヂしも畢H仰の輸出を結果するものではなく、更に原料費腺の輸入に付ても次に遊
 ぶる如き事情ほ掛り其の増加の聾野を抑止ぜられて居る0
 ハ 各国原料憲封兼の強化
  右の如き固際抑係の下に在つては、各閲弗に固防上の重責特に原料費源に封し、其の牌心を
 扁大ならしむるは普然であうて、各岡は何れも之等資源の外観瀧依存する程度を極限し、白岡資
 源を以て充足し得る限度を瀦大する名機烈なる努力を瑞けて居る0即ち輸入資源に付ては、極力其
 の雷の縮小を同る一方、又白河内の資源に付ては、各衆固に於ける錫層、蛾屑、俄蘭西に於ける
 ァキサイ⊥f酢ウ首の如く之が輸出を抑制し冨R岡内保室雀大を間らんとして居る0斯
 くの如き特殊の理偶に基く各国の原料費源封発は必然の結果として生産と貿易との関係を特異のも

 のたらしむるに至つたので参る0
 右の譜耕象は、相互に囚となり果となつて複灘なる展開を示しっゝあるが、之等を沌軌し<威ぜら
 れる一郭は、何れも共の本質に於で資源自給自足の傾向と密接不離の関係を存する乙とで参る。此の
 傾向は濁り岡防上の必要に基くのみならヂ、亦輸出市場の縮小に封廃し闘際収支関係を有利ならしめ
 んとする務済上の要求にも合致するので参る。帥ち世界生建と世界貿易との間に生じた不均衡と云ふ
 革質は、同防と経済とを結合一貫ぜんとする各国の動向を示ず一指稀と謂ひ得べく、同時に現下に於
 ける幕間頓の食事性を物語るもので参る。
 今、一九三五年に於ける重要度料資源の世界産額、其の前年封此増減卒泣に主宰生産固を鴻ぐれば
 左の如くであるq
  ニ列園に於ける主要原料資源の需給関係
 今日に放ては、謂ふ進もなく一団エ発生産能力の如何は平戦術時を漁じ閑カの重要なる〓河を形成
するもので為る。市七て此の工発生尭能力の物的基礎たる原料資源の常給鞠係、殊に其の需要を固定
を以て充し得る限度の如何は最も重観す片息露で挙る0頗るに此の種原料費滞の中天蝕董源に属す
るものは衷償的條件、地質的條件に左右ゼられて其の分布款況は極めて制限せられて居る為に、列拘

 に於ける主要原料資源の裔給関係も固に依りて著しい菜兵の艶められるのは免れ禅ない所である。試
 みほ、英音利、合衆固、彿蘭西、狗逸、伊太利及ソゲイエト聯邦の各固に於ける主要原料費源の需給
 関係を其の本開に耽て表示すればむの通りである。



   備考 糾→九三四年桝→九三五年 M一九三四−三五年度 米米一九三田年米推定
  前表に於ては天産の主要原料費瀕十四品目と人幾絹線とに就て考察しキ錬筆ハの他の頻物資瀕に就ては絶て商務鉄石の
  重のんを掲げ、輸入鏡石の鹿埋をも含む精錬高を瑞げることを赴けた・伊太利の救字は一九≡五年十月以件公表の中
  止せられたものがあるが、此の場合には一九三用年の教学を似て一九三五年の救字に充てること1し、何、ソゲイエト塀
  邦の教学に棚しては信憑し得るもの1みを掲げた・東夷中「同内帝秦に射し国産を似て充足し得る%」を算川する馬用ひ
  た雪祭頼は、閣内詐術に輸入糊を加へ輸出額を撞除したものであつて推定縮である・
 英本国英本閑に於ける不足原料費瀦としては鯛、亜鉛、錫、石油、棉準大鹿等で参るが、斯か古
賀源を英帝拷仝土に就て見れば他の固と兵り極めて菩な費源促有岡と謂ふ乙とが出水る0如ち錫瀦
 に槻しては世界線産額のニニ・五%を占める馬凍聯邦を始め帝開内金地域に於て些一%飴の鹿瀬を軍
 配して居る。銅に於ても世界線鹿瀬の一三%を占める加奈陀と弗に簡明各土の産額は世界線産額の二
八%飴を占めて居る。石油は本開内に於てはニ%ほ足らざる僅少の産額を示すに過ぎないが、資本的
賄係より見れば合衆岡と共に世界石油層垂斯して居る。亜紛の園内滑費は一九三三年以来激増し
一九三五年には約二十蕾に及んで居るが、其の輸入額石の殆ど各部は濠洲及ミIaァクソドラン
ドより供給ゼられて居る0棉花に槻しては、壊及及印度の主産地を捧へて居るが、米粥棉の使用割合
 は線滑費皇の型有に及び、他社不足資源に此し帝粥外の資源に依存する程度は大で参る0何英本何
に於ては、銀鱗叢に三朝浦ての不足を示して居jが、此の不足景の年数はスペイン及アルゼプアよ一

月輸入ゼられ<居る。此の外に崩麻、羊毛、錫、アγ、二−サムの各資泌に付ても亦本岡に牌する限り
 闘外原料費淋に依存ずる稗度は和骨大で参る。
 合衆囲 合衆例は英音利と興り的内保和賀悌の他界生能瀬に占むる地位の大なる乙とは第一衆より
 見ても明らかで参る。此の閑の著しい不足脱料資派としてはゴムを炊けば第二衷に於ては錫、羊毛及
 麻楯を奉げる乙とが刑務る。麻粕の供給は之を榔ら外粥資腑に依存す各の外はないが、戦時の虚位と
 して開内に柴筋に売する棉花を以て之に代用ゼしめんとする研究を進めて居る。錫に耽ても髄石の固
 内生轟は灸然見込がない角、共の同牧が計蛮ゼられ、大憮常要盈の三〇%は回状錫を以てする乙とを
 得ると言はれて放るが、何れにしても共の残飴は外岡に仰ぐの外はない。此の外に†ソオン飯、クX
 ム銀鱗、ニッケル等の傭物資源も亦外閑に依存して居る。
 彿蘭西 郷二流に渦ぐる各種藷仰を兇るに、本開箆を以て充分供給し得る資源としてはアルミI【,
 ム、蛾、人脇糾練に過aない。非蛾金威瓶に於でも紛が開内線常要の凹・五%を自給するの外は絶て
 外聞の供給に倹たねばならない。概維原料費源に関して言へば、棉花は一九三五年に於て関内沼費高
 官常俵の中、五十三粛俵を米閑棉に、共の他を印棉、挨及棉及ブラジル桶に仰ぎ灸く外閑売に依存し
 て居る。麻概は英音利及合衆駒の場合と異なり、岡売を以て一部供給し徹るが、其の供給割合は一朝
 五分程度に止まつて居る。羊毛は其の岡内需妥の一割二分を閑売針以て充し得るに止至る。観物資糠







 に於て最も劣親なる状況に在るものは石油である0石油の圃内産額は僅に七常五千壇で参つて、所内
 需要の殆と各部を外拘に依存して居る0従って彿蘭西は石油対策とし<寄ら開内製油主義を耗用アる
 に至つて居る。
 粥逸槻維原料資源に於ては詔麻と半宅を夫々国内需要の一割五分濃度自給し得るに止まり、棉
花は各部外珂に依存して居る。非蛾金盈に於ても瀕鉛及紛を除けば矢張り外圃資源の大景輸入を必
要上する.石‥豊濠に鞘しては、革哀には原油の岡内充足割合として柑五%なる政争がはて居る
 が、資際に於ては石油普仰の輸入が互額に昇つて居るから資源需給の槻係より言へば不足資源に敷へ
ねばならない。顔し同国政府は固内に菩に存する褐炭資源を利用する石炭油化工業を典勘し、一九
 三五年には人造石油エ発に於て卓撼した地他を示して居る・。鉄鋼資源に裁ては閑内供給力は大で参る
 が製鋼用の良質コークスは外国よりの輸入を必要として居る0
 伊太判伊太利に於ては亜鉛、アルミエサム及共の原料費液化るボーキサイト、大鹿の各資源を始
 め革衰ほは示さなかつたが、生錬、水銀、硫黄等の各資源は巣宮で参る0蝕し石油及石炭の鉄乏ゼ
 る乙とは此の固の最大の嫡勅で参る0
 ツゲイエト柳井原料生産固としてのaゲイエト聯邦は最澄飛躍的な遊歩を示して居る〇.即ち亜鹿、
大鹿、;ガン、クーム、†〆ネサイト・の生衷に於ては革】倣を占めて居る0之に射し顕著なる不足

資源としてはゴム、紛、錫、ボーキサイト、−−ッケル、羊毛の如きもので参る。飴し此の固には侍閑
凝ゼらるべき幾多の資源が包減ゼられて放ると倖へられて居るから、今後計婁的な資源開発の進捗す
るほ件ひ戚料生産同としての地位は虹に一段と向上ずるで参らう。

   三 主要原料費源と植民地の地位

 前節に於では原料資源の生産を主要偶の本駒のみに舵て考察し陀が、其の結果は合衆圃とソゲイエ
ト聯邦を除いて一般に典施する資源の不足は錫、ゴム、石油、棉花、羊毛、麻軸、銅、亜鉛等に於て
勝者で湯つた。依って次には原料費源の生尭に槻して椒民他の占める地位せ考察する乙とゝする。勿
論、故に鵜民地の原料費源に占むる地位と謂つても、聾ほ共の地に生売ゼられる救盈を間堰とする
ので為つて、牌水開凝ゼらるべき資滞をも考慮に入れるものではないから、植民地に封する許債が一
般に理想ゼちれる朗に此して過少となるは免れ難い。徹って之に依つて原料費腑封策に於ける雑民地
 の地位を過少観するは普らざる朗で参る。
 慣に植民地(委任統治地域を含み、英聴聞自治傾を含きず)の同籍を無親して其の粂憎が世界の原
料費源生蕗に射して有する地位を見るに、世界生鹿のニ○%以上を占める原料資源は左の如くで参
 る0






     筆衰世界生産に植民地生産の占ひる割Å報謂媚監∽報鮎化)
   銅(含有幸   二a 舛 鏡   宰c 椰子油   九加入
     錫(グ  )     五大・九 コ プ ラ     六四・四
     ゴ  ▲     九六こ 落 花 生     〓入・五
    備考一九三田年の報何より芽山.黒鉛の生産割合は四六%を占むるも此の中二八%は朝鮮熊なるを以て球には
          省略せり
 植民地に於て生表せられる原料資源の中腹倒的な地位を占むるは前表の示す如く錫、ゴム、椰子
油、コデラの少数満過ぎない。殊に委任統治地域の生産は殆と問題とならないので参つて、僅にコデ
ミ椰子油及燐鋸の三資源に於て夫々五%飴を占めるに止きる。併し乍ら、之等を各本同の生産と合
一して考察すれば次の粛川東の如き結果となる。何本未申英官制に抑しては、自治傾をも含め英帝同
鼻稚としての欺字を掲ぐる乙と・した。
       第川東 英密閉、怖蘭留、・和蘭、合衆固及ソゲイエト聯邦の世界原料費濾の
           年表に占ひる割合ハ%)

 前衷の示す如ぐ、蒐要原料費派の世界生産に於て英帝国、伸蘭西、和蘭、合衆閑及ソゲイエト聯邦
 句点ひる地位、耽中英碑固、合衆開及ソゲイエト聯邦の三園の占むる地位は宮に支配的で為ると謂ふ
 乙とが川凍る0従って戦時に於ける之等諸岡の地位は他の事情を無税するならば頗る強力で参ると移
 し縛るのみならヂ、平時に於ても斯かる渚幽の生産、販責菜著聞に生産及販真に粥する協定の成立す






 る場合叢不足同の受くべき打鍵は極めて大で為ると謂ふ乙とを禅よう0従っ<次に、所謂申際的商
 品に陶する固際カルテルの環状を一瞥する必要が生デる〇
   四 主要庶料資源と囲際カルテル
 今日、重要原料資源中開際カルテルの目的となれるものは砂しとしない0其の主なるもの量丁ぐれ
 ば、ゴム′錫、銅、窒素、紛、アルミーーサム、銅、木材パルプ、カブ等が参る・
   ′
 ゴム限産協定は一九三凶年に成立し、参加閑は英音利、印度、蘭領東印度、彿蘭西、y†ムの五ケ
 固である.国際ゴム統制奔貝禽の下に輸出制限(生産割骨)を行つてゴム債格の維持を樹つて居る0
錫に耗ては世界線産額の九〇%を占めるボブゲイア、馬凍、−;プア、y†ム、英青利、ポルトガ
 ル、彿伽印度支部、白耳義嬰一ソゴーが参加して錫の生産制限、スト,クの減少、債格引上に努めて
居る0此の錫協定の存領期間は一九三四年こ月一首より向ふ三ケ年間と定められて居る0銅に於ても
 T九三五年六月二日から智利、普Iデシア、自耳義領コンゴIの三岡の参加を得て生産及販費の国
際協定が成立し、銅偲格の維持に努めて居る0窒素も亦久しき間の固定窒素と智利碑石との競争の患
亜こ九三凶年七月以凍両者間の販斉協定汁欧洲帝畝を中心に成立した0紛に絢する生蕗協定は一九三
五年七月、濠洲、加奈陀、ビル†、各衆固及メキy芸各生津開閉に締結ゼられ、カ,に於ても掬池

 及仰蘭粥を中心として渡蘭、スペインの参加を得て開際的協定に迄凝展して居る。
 斯くの如く掬お的性婿を廿する拘際的純‖…に耽ては生産開閉の協定を結んでいい多くの利潤を襲断
 ゼんとするは狗巾の性質が滞らす常然の締結では参るが、之が原料費瀬の不足ぜる固に及ぽす平戦雨
 時に於ける影響は決して轍硯する乙とを神ないので為る。

   五 結   語

 エメーーI氏は兆の著「原料戦略論」に於て、「世界工業原料薫仰の約六〇%、世界餅物資源の約七
 五%は英、氷雨明の占材ずる朗で為るから、此の南開は世界平和の堆を経つてゐる」と言ひ、又羊デ
 ソでフ大挙教授ク†ス・ホランド氏は「英米南開が協力して鱗物の供給を拒否するならば如何なる戦争
 も長きに耐へ得ないで参らうしと述べて居るが、其の論旨は兎も角、今日、原料費脱が戦略上より
 極めて重観せられて居か乙とは、列伺に於ける例家組動員準備の堆展と併せ考へて、特に銘記すべき
 寄食で参る。上述の如く原料費腑の分布は甚だしく偏侍して居り且之が狗占組織の益†蝶大ゼられん
 とする現状ほ於て、原料費源不足閑の執るべき方策としては、最も徹底ぜるものに「植民地啓介割」
 の主張があるが、領土約分割に就ては幾多の反封論もあり、其の纂に就ても疑を持つ論者も参つ
 で、其の試乗だ熱ぜざる状態で参る。併し乍ら、何れ托しても原料資源不足固は世界経済の健仝なる









 卑展の馬ほ、碑叉他界平和の維持促進の為に各国に於ける資源の開放を強く主張する乙とは是経ぜら
 るべきで為る。和して現賓の鹿渡としては自由貿易横構を前線として海外原料費源の確保と浄外市場
 の靖張とを併ゼ焚現ずる乙とに努むると弗に、不足叢に就ては特に代用安浦の発見に金力を傾倒ア
 べきであらう。朗謂「科挙のカに依る狗占の排車」乙そは積極的なる資瀦勃発の重要眼目で参つて、
 過蛍の貸績も力強く常人に此の串を訓へて居る。脅利碑石に代はる固定窒粛工業や人造網赫、人造
 羊毛、乾酪レーヲソ等の新興繊維工業、木材乾溜工菜、石炭油化エ発、合成ゴム工菜等は其の一例で
 あるが、斯くの如き資源の創肋拙育成に踊する努力の結晶は自然ほ封アる科挙の勝利を意味するもので
 あり、又人類韓展の本務の准蹄を示すもので参る0