第六号(昭一一・一一・一八)
 満州移民の現況と其の将来     拓務省拓務局
 法制化された方面委員制度     社 会 局
 ルーズヴェルト大統領の再選    外務省情報部
 最近公布の法令         内閣官房総務課

 

満州移民の現況と其の将来     拓務省拓務局

一 満洲移民の必要性と可能性

 満洲事変を契機として満洲に対する国民の関心は異常の緊張を示すに至つたが、満蒙の我が生命線を永遠に安泰なしめる為の具体的方策の一として、移民送出の重要なることも亦強く一般国民に認識せらるゝに至つたのである。
 即ち満洲移民が現下の重要事項である我が対満政策の一基調をなすものであつて、日満両国一体不可分の関係と満州国建国の精神たる五族協和の実を挙げて、東洋平和の確立と世界人類の福祉増進とに貢献せんとする崇高偉大なる使命を有するものであることは、既に一般国民の斉しく認むる所であつて今更絮説を必要としないのである。
 満洲建国以来茲に五年、いまや日満共存共栄の本義は著々として顕現せられ、彼我互に融和提携して王道楽土の建設に邁進しつゝある現状であるが、此の両国の不可分関係を益々強化して其の一体性を永遠ならしむるの途は、今後速に多数の優良なる我が国民を満洲に送り、満洲国に於ける邦人人口の増加を図るの只一つにあるのみである。之に依つて満洲国の産業開発に資すると共に、其の文化の向上、国防の充実に対しても多大の貢献を為し得べく、又彼我民族の融和提携を促進助長すると共に他面我が社会不安の根源たる人口資源の不均衡を調整する一方策として、殊に我が窮乏農村匡救の一助として最も有效適切なものと謂ひ得るのである。由来我国は国土狭小、加ふるに天然資源に乏しきにも拘らず最近に於ては年々約百万人の人口増加を示して居る。之が為社会経済上種々困難な問題を惹起して居るのであるが、之を根本的に解決して国民生活の安定を期する為には、国内の過剰人口を海外に移住せしめ、社会不安の一の根源たる人口資源の不均衡を調整することが最も肝要な方策である。然るに輓近海外に於ける国民主義的思潮の擡頭に伴ひ、各国共各種の障壁を設けて我が国民の発展を阻んで居る。満洲移民こそは日満両国共存共栄の理想を顕現する最良の方途と言はねばならない。
 尤もこの満洲移民の重要性は事変後に於て始めて認識されるに至つたものではなく、夙に小村寿太郎公、児玉源太郎伯、後藤新平伯等の先覚者に依つて提唱せられ、其の計画にして実行に移されたものも一、二ではなかつたが不幸其の成績は芳しくなく、為に満洲移民不可能論さへ有力に主張せらるゝに至つたのである。
 満洲事変以前に於ける是等満洲移民失敗の原因は種々あるであらうが、其の中最も大なるものと思はれるのは
 イ、農業の基礎である土地の取得が容易でなかつたこと
 ロ、移住計画が不適当で其の実施も亦不徹底であつたこと
 ハ、官民の後援なく従つて国家的意味薄弱であつたこと
 ニ、移住農民の素質が不良であつたこと
 ホ、当時の支那官憲特に東北政権の移民に対する圧迫が甚だしかつたこと
等であらう。
 拓務省に於ては右の如き満洲移民の重要性と過去に於ける辛き経験とに鑑み、昭和七年以降引続き移住に必要な諸調査、諸準備を行ふと同時に既に四回に亙つて約一千八百

拓務省に於ては木の如き満洲移民の笠要性と過去に於ける辛き経鹸とに鋸み、昭和七年以降引繍き
移佳に必妥な諸胡登、渚準備む行ふと同時に眈に凹同に瓦つて約一千入官声の拭験移民を竣つねので
ある。而して其の筋一次及筋二次移民樹が入鵜曹初不榊の障尊に遭遇し、菜頼預期の如く池展せざる
を鬼て軋竺部には其の雅凍に朴こ抹の疑惑む抱く瀦もあつね楼であるが、併しそれは盈くの杷憂
であつ<、何れも預翔以上の成輯む牧め満洲移民の可能なる乙とを貸鐙して居る。
満洲の窺仮、風土等の自然條件及衣食任等の生汚條件の粕達が我が移民に封し菅安障む及ぽさ¥
る乙とは政次の拭脇移民の賓輯に緻して明らかなる朗であるが、加ふるに週去多年鯵周せる故治的巌
池の解消すると弗に、諮般の経済制皮碓立に依つて満洲図経済界も漸く安定するに室つね今日、殊に
周鱒なる計寂に依つて之を指導し、熱祓なる閑衆的後授に依つて之を安按するに於て、質資剛健にし
て劉群勤勉なる耽が出米移民の戌功は正に期して待つべきものがある。
乃ち今般政府に於て位久的な満洲移民計麓を樹立し、固発として大盈的に之む賓施する乙と〜なつ

04

ね所以は兜に斯かる必罫性と可能性とに立脚するものである。
二柘静省盈第移民の現況
(一)治革
浦洲神項朽後消洲鵬莱移氏に欄し是非の論呟しく金く浪沌たる中にあつて、拓務省は上迎の如く
昭和七年初節満桝移机民計養の大綱む立轟し、棉水の満洲蛍澤移民間堰に・郵するガ針む明らかに
し、何又胡野各閑係方南の轟む参酌する飽斯界の率者、賓際家等を曾レて其の叔本方柴に閑し租
級む沌ぐる朗があつね。
・領移鵜民計尭の大綱としては、欝一に満洲鵬宰移民の特殊性に盤み相常多敷の移住を必要とし、
之が為一戸常多の剖歯南稽は自毅昇カを本位とし1緋作し且緯沸的に成立し禅る程度む日械として
由作曲む設定する乙と、筋こに浦洲盛米移民には入槻前内地又は現地に於<特殊の訓練む施す乙
と、撃正内地盤柑の窮胱よ身見て祁常程庇の祁助金む政僻よ多萬する乙と、筋糊に盤材の啓舵
年中盈憫弧批、志操堅梵なる者を遽ぷ乙と、筋五に筋一期計蔑として†年間に十苗戸を迭る乙と等
であつ允。斯トて昭和七年十月先づ五官名を朗網筋一次拭戯移民とし羞冨林省(現三江省)樺川燐
永環鋲に、次いで現八年皮には五官名む粛二次移氏とし1同年七月其の隣螺伐蘭螺湖南螢に失々入
植せしめたのである0又冤九年皮には朗謂土馳山串伸に因て節一次及琴哀移民朗が像憩外の兇
普受け経費の一部を之が揖審祁填費に撮向ける乙とにしね魚、其の数を減じて三官名とし同年十月
演江省絨稜糠に移住せしめね。次いで筋凹次移民五官名は溝江省密山椴内の城子河ハ三官戸)及吟達
河(二官声)のこ岡に分つて今容三月上句入聴む終了しね。拓務省に於て是等拭傲移民の嘉に徴し
棉凍に於ける戌功の稚侶を待ねので、拭愴移民は昨年皮を以て打切カ、杜雑の方式に取檜遽樺を加
へて集糊移民計尭を樹立し、昭和十一年度に於て筋五次藷移民として仝固よカ一千声の法出を行
以、之む演江省密山僻内永安屯、胡陽屯及猥婁の各地囁に入植せしむる乙と〜し、眈に共の先辻隊
は入耗を閑始し、本隊は明容三月初句入植の預定である。
(ニ)概況
昇一次乃東筋凹次移民囲か入耗後の胱況を見るに、骨初入鵜声政一、七入五月中遇図の已むなき
に至つカもの約三〇〇声、其の他柄死者、勒死者専出で現花約一、捌00戸であるが、昭和九年頃よ
多家渡を紹致して其の叔現在一千名を勉え且現在地にて出生せるものこ官名以上に壌して居タ、是
等毅族を加へて組政約二千七官名に上るに東つね。南親や最変の斐子等を呼び寄せ嬉々として農耕
に従都する僻荻む庖ては一種の戚激なきむ得ない。各移民糊本年皮の作付南積は、昇一次は田一六
二町、畑九一入町、欝二次は田七二町、畑一、0〇七町、粛三次は田七三町、畑六七一町、欝凶次
は城子河申〓一〇町、畑一七叫町、同喩壇河田七〇町、畑一六〇町で、共の一声常阜南積は欝一次
ょ多第三次迄は三町入反、筋川次は一町飴である。

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作付作物は水府の外小窄大攣燕歩、来、古染、玉濁番等の穀物、大豆、小豆、菜豆、担皿等
の鼓和及大戚、烙難等の特用作物兆の他跳流等で、苅の戌育は桝る良好で僻鴇作である〇
三)移民の募袋、訓舵卜入椚哉に政府の助戌
本耶に紺しては本年度繁施の防五次盤苅移民の安施計光及蒙要綱を粥げて舘桝に代へる乙とゝ
する。
…第蓑潮洲移民賓柁計蛮
一、移使地浦洲団拭江祁鰭川賦内お記の地囁とす
ィ、永安屯地囁三官月X、朝陽屯地抵三官月ハ、墨虫地拓四官声
ニ、入准入叔は三同に分ち先韓隊、先治隊、本除の憫序に之を行ふ0
ィ、先韓隊現地に於て訓練を條了しねる者Jヵ各移佳地二十五名宛を採用六月下句入鶴せし
め、府い<入耗する先治隊と合し現*迄呪地に冬沓し本除入鵜に必要なる譜準僻をする0共の
主軋る作発は嫡合、井声、炊串場、倉挿等の改佗準備及溌兼の播種等である0
−、先遽隊各虜佳地五十名宛とし、九月上旬入桝せしむ。衆拳二月入准すべき本隊の府令共の
他の準備泣に耕作筋一年皮の計慈等む為すを任務とする。
ハ、本隊衆拳二月初旬敦賀叉は新潟よ丸持斡、牡丹江を経て移任地に入頼する0

い第五次満湘義弟移民牽雲網

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一、願蒙格
イ、年齢職米鵡桝に充分網脇のある緻兵緻準ど格つね満三十三壌迄の者。但し出村に伏んで居
る君で特扱を材する着は此の阻うでない。
X、健鵬身憫粥批で殊ゼ呼吸淋病、帥経系演思、脚気笹の鮨い粛に限る。
♪、豪旗柁る可く毅族挿が宜い。但し初めは恥拭で移位し約一筒年後に家族む呼び塘せる。佃
渡縮の際供紀金三十mと移使後一筒年悶の小泣金む用意する乙とが胡凍、郷盟に迭金の必要な
き君に限る。
ニ、柔北海滋及沖純を除く金糾トふこ千名を整する、各腑棟で柔し、七月十五臼に締切る。
三、欽衝兜に訓株
イ、節一次釣衝府叉は賦が人物考査舵に身偶槍査を行以、普と組めて堆灘し允者の中から拓
務省は侶挟用者を決足し、入月未口迄に本人に肘耗を鮫て汲知する。
9、訓練侶採用者は最寄の訓練所で約一筒年間訓練を施す。共の輿用は拓務省よ鼻支玲する。
ハ、筋二次欽街訓練中の戌輯に依鼻正式凍用者を決定する。何訓株が終りてから一旦蹄郷せし
め準僻の上昭和十二年二月下旬渡満の汲定。
四、移民に封する政肘の郁助泣に保汲施紋
イ、政肘の補助政府は按航費を祁助するの外閑田費、笈妥造沓物、農典、家寄及共同売栄鹿設
等沓劫に必妥なる尚定費本の約三介の一に和常する金椒を各戸に祁助するの外組合都済朗費及
術生嬰に付移民糊の組合に封し郁助す。(祁助歓合計一戸督約一千何)
下、催池施設
一、盤祁脾嶽施詑現地に拓務筍喝託ねる柴串棉将只を儲き移使者が一沌鼻叔戯を符る迄常分
の岡朽戯Wせしめる。
一、督僻滑符施設常分の間拓務省喝紀山纂僻指串月む讐替備に嬰ゑ指揮に常らしめる。
一、将擬藷設現地に拓務省槻託ねる弊仰む坦き構頻締生に徹串せしめる0
ハ、其の他満洲拓鶴株式禽敢をして必黎なる土地兜に兆礎的施設及資金融姐等を角さしむ0而
して土地に付ては移伎地の胱況に依阜多少典なるも一声に付二十町歩む頼準とし1共の土地代
は長期年賦盛軋の方法ほ依多移使者の負拾を最も擬少とずる。
(四)盤菓移民囲の組織遊に渚施設
\lノ
い渉艮園の組抽移民抑の糾職は主として移民頗由身の自治的規杓打葬ねられ、其の朽動も亦衝
の臼治的統制に依さ鎚常せられて尉る。銭舶移民は概ね地練舶係に依皇‡声を以イこ部落む、
十部落を以イこ材を形成するを櫻準とする0而しイニタ官多朗黎南積は約二十町歩であるから、
一村の地域は可戌の虎範蜘とな鼻共の中に各衆落が墜什する乙とゝなる0如ち筋二次移民尉に於
ては官城滋、長野滋等に分れて居る。

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移民汲フ行政機臥は大鰯禽兢制であるが、即長小心爺鶉に依身紳般の行政が行はれ之む補助す
るほ各肘批儀の怨邸、牧諮、替僻等の各折導貝が常つて尉る。
川移民野の縄漉絃
(ィ)紳敢泣に守院各移氏尉の自ら夜る報本反始の念慮よ鼻各村の苗地に榊敢が鐘立せられ信
仰の巾心、同純の核心となつて居る。欝一次移民固の紳敢を浦発紳敢、筋二次の紳敢を千撮紳
敢と稗して肘る。守院も亦節一次移民舶川には眈に建立せられるに充つた。
ハヱ畢枚毅族の邦敦が遊むほ従ひ、舵率兄兜が樹加して水るので各村に非公式に小畢枚む閑
設し、阿長が枚長む粂ね糊貝若くは井の家族にして数只免胱を材する常が数鞄を執え.兇糞は
寄柄合に収察せられ元気で準枕生活滋に寄鏑生括をカ人で居る。河して各畢枚は妃き綿衆に正
式に怒可せられる乙とになつて居る。
ハハ)街生設備将拭仰街生設備としては典同病舵を設立し、有資格の潜師む配澄し圃月の触料珍
察殺串を行つて恕る。悶只の樹加に作ひ串剤柵及肴詫婦も詑駁する線定である。伶舘婆は各移
氏附中に数名宛免許胱朗材者が軒るので不由由を戚じない。傑健街生の方南に付ても井水の沼
態、熟防接積等を班施して常各む期して胎る。
ハこ督備各糊には替備滑滋貝む設け、主として挽備役蒋枚を以て之に充て管備の主任に普
しむる外、移民尉には武器の僻附共の他臼椅手段を訊じて居るぜ、移民弼の匪審は蓬年数減し
つゝある0
(ホ)其の他の設備以上の外各汲フ囲本部、農箆加エ壊、趣築毅、倉庫等の典同紋傭がある.
(五)盤菜移民園の経済
移民の墓計蛮は大餞次の通ムである。
…覚瀞筆の概宰
ハィ)虔家の朗材土地盈家一月曹ムヱ一十町歩の分譲む受け、内水田一町歩、畑地九町歩、放牧
扶草地九町歩、除地一町歩とする。
ハこ桐盤泣に緋作水田の開設は満洲拓植株式曾敢の手で、畑地の閑墾は移民の手で行ふを尿
則とし、大鰻入植後三年日に開墾む完了する乙と1し、作付すべき作物は自給穀物の碑保、串
発の安金、牧金、邦人盤家の技能等を考慮し、主作物として水鵡、大豆、小変を新地の約三分
のこに作付し、之に他の穀鼓、特用作物及溌菟等を壌嘗に盟梅して作付する。
人〇牧畜牛馬各一溺を燐入し役寓とする一方審殖を計カ、在凍種牝豚に「〆−クyヤ」叔を交配
蕃殖せしめ壌次費却する。緬羊は存凍種牝を僻入「メy/顔叉は「ゴ,デーγ」種を交配容頼せしめ
些亨頚に遵a迄保有飼脊し、牡及飴剰は貿却する0此の家番の飼養は穀作に依多生で盈鞍
叡辞箸利用すると共に、堆肥の製造に依つて地カの錐持を計ると音ふ鮮にも意義がある。
ハこ副発∨移民は失々入植地の欺況に頗じ、主として冬期悶に伐木、窪材、製材、斯及製造、

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石泉挟掘、畑手、ホエスパソ、柳偵子細エ、粉俵子製嘩改は馬雫トクツク翰儀琴に租串
し刷発収入を苧る乙とに努める0
(ホ)鶴毅の弊力人力入桝歯初は多少の屠傭界カむ必宰とするも漸次毅旗政の柑加ほ伸払
人円衆‥野カのみむ以てする。
帯力満洲に於ける朗要帯カは糾地六町歩ほ濁一朗、又は五町歩に牛一即であるが開租迦撤噂
陀も俺役するので入兢常初よら牛馬各一粥を必要とする。
(へ)典家の衣食佳内給由足々原則とし現金に依る鵬入は最小限皮に止める。防盛鼻には戌る
可く自毅生鹿羊皮尊毛等を利用する。食料は口給自足を原則とし主食は一日一人骨白拳呑、椅
撃呑、小歩紛七〇匁、刷食は読共、味噌、櫛油、大宜油(由衆生鹿)、食顔、磨乾魚、海浅(購
入)等で漁、猟、希蜂、甜恭栽培ほ依つて更にR給の範駒が折め得られる。佳屋は腹煉労批子
治、浪割溺鉛引蛾絞蓮坤十五呼とし嬢吸は温突に依る。
凹収支萱
ハィ)枚入自家椚甥盈を接除しねる毅物、蕾物販男牧入及劉菜牧入は移佳地の完戌を見る
五、六年庇に寅さ心正○倒乃讃八〇〇桝に成る0
ハこ支出積抑、飼料、肥料、弊銀、紡舶合費、租枕公諷、響備費等の沓盤支出、衣食佳の螢
用拉に数軒街生甥等の家計働及朗却懲等の支出は六年度以降約五五〇桝に壊する。
(〇弟引揖金初、ニ年度には視失となる室奉度よさ漸次轟金む埼加し、六年度以後はニ0
0阿乃至二五〇凧の利盈監畢げ得る乙とゝなる。
M節葦食と其の珂蓮地に憐濃
(ィ)朗宰費金飼定資金として土地代凹凹○潮、開田費〓皿○潮、佳居、附巌褒曾、井月岡壁
集治費七糊○刷、馬串、農具撃一六〇刷、家寄鵬入費二七〇何、典同箆栄施設費一〇〇凧、合
計一、九六〇河む婁する外流漁資金として九〇〇刷を妥する。
(こ費金の胡壌朗要珂定資金の約三分爪この六五〇凧は政府よ阜補助、残撃コ〓○珂は
蘭洲拓椒株式曾敢よさ融温を受ける。
(ハ)倍入金億遼倍入金利率は年五分とし、何定資金は五簡年択置後二十五簡年間均等年賦伐
還に依鼻、流漁費金は滋箇年択悍後十箇年間均等年賦償温に依る。
川協同組合組織允氏盤家辟餅の合理皆固る名各固に警は墓物の販貿、蕾産物の空椅
製役備及費の弗同利用、日用品の購男或は金融等に付各協同組合を組織し其の注螢の仝きを期
して居る。
(六)民間指導奨働横閲
…満洲拓楢林革甘敢成徳二年濁洲図法令に嘩る満洲拓植株式合最は晶術固の協カに管資本
金一千五宵薗を以て日本盤民の移位助戌泣に移住地碓保の日的を以て設立せられ、H移任用土

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地の収禅、符理及分譲、倒移伎者に必誓る施設、桝移僅者ほ必罪なる金融、叫皿兇曲に附瀞す
る抑栄、を行以満汎出米移拭ほ封し多大の訳戯む免して居る0
仰満洲移怯協魯昭竿完治移宋紫の彗ある定易成し、併せ姦洲宴閑韓に苧.
る巧満桝移佳協禽が設立せられ、移民節発の促進滋祇後扱、移民串発の調霊且樽及紹介、移位
新の斡旋、訓純等を行つて府る。
三稀洲移民に封サ渇賂来の方針
日下拓務省ほ於てはこ十餌年官萌_移佳計克む立轟し之が細日に付鵠究中であるが、本轟の概奨は
現在梱洲閑の人口は約三千胡人なj旦亨年筏には五千苅人に檜加するものと軌て其の際日本人が
少くとも共竺剖む占むるを日的むし表旗充人として官筋月む妥するの理に依つねものであ■る。而
して政僻に於て堆励すペき移民は之む兆糊移民主円由移民と竺庵とし、自由移民は更托之を分つて
由訳‖巾移揖と苅の他の移民とする。
然糊移民は移使地に充分の飴裕む出いて入碑せしめ、柑衆附斌に紹致せらるべき自由移民其の他に
依つて形戌せらる〜移任村の超浄的撼粘ねらしむる日的を以て頗発に必罪なる麒餅機舶を設立するは
勿論、馳禽的泣に文化的鵜設を旦鵡せしむるを原則とする。之を以三粂図は少くと旦青声乃室
三官声の移佳常を以て梢成せしむ頂乙とゝなる0′盤栄自由移民は集樽移民村の周飼に入植して之と鵜
に移使柑を形戌し、又は交泡泣に帝場閲係に特に警れねる特殊地域に入植して特用作物著くは菰菜
の栽培、乳牛の飼拳等の典約的経沓に曹るものであるから、一般公共施設は眈設機閲を利用せしめ別
に之を施設せざるを原則とする。
共の他の移民は典栄移民の不足弊力補給の日的を以て呼寄せらる〜繰故者及農兼以外の蔑菜に従串
する移民とする。
何本轟ほ依れば内地飽家戸故五官六十萌声の約三剖五分を占むる五反歩求満の小盤の約牛数む移佳
せしめ、以て内地盤材の健各なる礫達を期し禅るのであつて、是れ帥ち紀時盤材塞計壷の蒐宰なる
一項日として掲げらるゝ朗以であるが、一方浦洲固側に於ても此の大盈移民の牧受に必宴なる大丑士
地の取得及之が慮理其の他諸般の準備を整へて居る現炊であつて、日満凱れの側よ多之を観ても大皇
移民の憲は今やT日の遽妊を許さ氾箕憫に在る。
四結きH
之を宰するに、日満不可分掬係を強化し、満洲逮岡の大義を寛揚すべき我が浦洲大丑移民は、現下
の憫勢に照し一日の愉安む許詩拍朗であつて、之が東要性む充介に艶械し、其の貿現に付官民一蜜
力以て此の偉大なる使命藤行に鵡符せ人乙とを切盟して已せの次節である。ハ也杏